スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

母親の介護はなぜ辛いのか

私には信仰する宗教がないのですが、新しいローマ法王が、フランシスコ1世を名乗ると知り、「アッシジ(アシジ)のフランチェスコ(フランシスコ)の祈り」を思い出しました。マザー・テレサが愛し、毎朝シスター達と唱えていたという祈りです。
 
  
    慰められるよりも 慰めることを

       理解されることよりも 理解することを

         愛されるよりも 愛することを 求めることができますように。

 
 (祈りの一部。「マザー・テレサ 愛と祈りのことば」ホセ・L.G.バラド編P.28から)


母親の介護は、なぜ精神的に辛いのか・・・。
それは、関係、生き方の逆転があるからではないかと、ふと思いました。

母親がしっかりしている間、多くの子供は、母親から愛され、理解され、慰められ、世話されることを当然のように求めます。幸運にもそう育てられた人は(私も含め)中高年になっても、それが当たり前だと思っています。

それが、ある日、180度ひっくり返ります。
自分が、長年与えられてきたものが、(一時的でも)得られなくなります。
同時に今度は自分が、無条件に母親を受け入れ、理解し、慰め、世話しなければならない立場に立たされます。
母親と自分とのあり方、生き方を、強制的に、根本的に変えさせられるのです。

当然、混乱します。大きな苦痛と犠牲を強いられます。理不尽だと思うでしょう。
でも「フランシスコの祈り」を読んだとき、もしかしたら、これは、チャンスなのかもしれないと思いました。

混乱の最中(さなか)にそう思うことはできませんが、混乱は長くは続かないそうです。
私と母もそうでした。

「大変な人がいるのではなく、大変な時期があるだけに過ぎない。
そして、この大変な時期は、想像されるよりもずっと短い」

京都府立洛南病院・森俊夫氏(京都式認知症ケアを考えるつどい実行委員会) 
<竹端寛(@takebata)氏のツイートから引用>

<関連記事>
*「介護で人間的成長/介護短歌で心の整理
*「認知症介護家族の心理の変化
*「障がいを受け入れること」(大江健三郎の本から)
*カテゴリ:「介護家族の心理変化・気持ち
*カテゴリ:「認知症とは/ケア・介護など

P1020027_2_convert_20130319070708.jpg
オオイヌノフグリ(学名Veronica persica)
私には、春を告げる花。
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。