障害がある人はなぜ不幸になるのか(発達障害・テレビ放送から)

2013年3月13日放送の「クローズアップ現代」で大人の発達障害を取り上げていました。
以下、青字部分は、公式サイトから。→こちら(番組の全内容が文字化。)

国立精神・神経医療研究センター・神尾陽子氏の調査(全国2万人を対象)では、10%以上の人に広汎性発達障害の特性があることが分かった。
かつては、“少し変わっている”とされるだけで問題なく職場に溶け込んでいたこうした人たちが、今、孤立し、うつ病になるケースが増えている。
背景にあるのは、成果主義の導入などでゆとりを失い、不寛容になった職場環境。


この番組には、多くのことを考えさせられました。
私たちが、発達障害に関して忘れてはいけないことは、2点あると思います。

1.本人の性格や育てられ方の問題ではなく、生まれつきの「脳の作り」であること。
2.周囲の接し方(理解ある対応)によっては、幸せに生きていけること。

「集中力・記憶力に優れるがコミュニケーション能力に難がある」「人口の10%以上」というなら、芸術家・作家・独創的な仕事をする人・学者など高度に専門的な職種に就く人の中には、かなり高い割合で該当者がいるのではないかと思いました。
この「一般人」とは違う個性的な「脳の作り」は、誰からも羨ましがられるでしょう。

しかし社会から排除され、ひきこもりになってしまったり、うつ病から自殺に至る人も少なくないと番組では伝えていました。

「障害」は、周囲の無理解、無関心、偏見、差別がなければ、障害にはなりません。
どんな個性もどんな病気もどんな障害も、それ自体は、不幸ではないと思います。
不幸は、本人ではなく、周囲が作り出します。
だれもが関心を持って、正しく理解しない限り。
そしていつか(事故で亡くならない限り)必ず、私たちも病気や障害を抱えて、”この社会”に生きていく日が来るのです。

*このブログの関連記事「認知症と障害者」(新聞記事から)
*カテゴリ:「重度知的障害者の兄のこと
*カテゴリ:「うつ病について

*YouTube・ダイグナン監督の映画「自殺者1万人を救う戦い」全編無料公開(日本の自殺問題に正面から挑んだ優れたドキュメンタリー。電車に飛び込んだ人の4割は重い障害を負って生き残る、亡くなれば遺族は600万円を請求される等初めて知る事実も多い。)

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スイートピー
甘い香りがします。

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<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

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認知症に関連するビジネスもしていません。
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’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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