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認知症の予防(インスリン・血管・運動)

2013年2月28日放送のNHK・BSプレミアム「アルツハイマー病に挑む ~ここまでわかった驚異の事実」を見ました。
以下、番組の中から3つの予防法をご紹介します。

**************************

番組では、アメリカ等で進んでいる治療の臨床研究や予防研究のいくつかを紹介。
アルツハイマー病の原因物質とされるアミロイドβ(ベータ)は、発症の20年前から脳内に蓄積され始めるので予防が重要視され、研究も徐々に進んで来ている。

(その中から、このブログでご紹介したことのない内容は、インスリンとの関係。)

1. 脳内でインスリンが正常に働かないことが、アルツハイマー病発症の一因となることがわかってきた。インスリンを鼻の中に噴霧して脳内に取り込ませる薬の研究開発がされている。

*参考* 2012年9月26日の「ためしてガッテン」では、
     インスリンが過剰に分泌される条件下にある人
 (2型糖尿病の初期段階や糖尿病予備軍の人たち、肥満の人、運動・筋肉不足の人
   は、アルツハイマー病になるリスクが高いと説明。
   アルツハイマー病とインスリンの関係(詳細→「ためしてガッテン」のサイト

2. 血管を正常に保つことも予防になる。脳細胞に酸素や栄養を運ぶのは、血液。
  血管の状態が悪い→脳血流が悪くなる→脳細胞が死ぬ→アルツハイマー病を発症する

  血管を正常にするのは、メタボ予防と同じ。
  高血圧、高血糖値、高脂血症(高いコレステロール値)を避けること。
 *参考* メタボリックシンドロームとは?予防は?詳細は→厚生労働省のサイト
  厚労省のメタボ予防・改善標語「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ

3. 適切な量と強度の運動が、海馬を大きくし、記憶力を上げ、認知症の予防や進行を食
  い止める働きをする。(国立長寿医療研究センター島田裕之さん)

 *詳細→島田氏ら作成認知症予防マニュアル(全百ページの完全マニュアル)

<関連記事>
*「認知症予防になる踏み台昇降運動(スローステップ)
*「頭と体を使って記録力の改善」新聞記事
*「アルツハイマー病の予防法 中年と老年では違う」新聞記事
*「テレビで放送のラジオ体操・みんなの体操
*「脳に効くスロージョギング」(久保田京都大学名誉教授の著書から)
*カテゴリ:スロージョギング(脳と体の健康を 認知症予防にも)
*カテゴリ;「認知症の予防・診断・治療

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仏の座(ホトケノザ)
今年初めて見ました。どこにでも咲く雑草です。
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動脈硬化について

動脈硬化は、生活習慣病と言われていますが、一番大きい因子は加齢です。
生活習慣病などのリスクが無い場合でも、70歳くらいから目に見えて動脈硬化が進行します。
動脈硬化が進行した高齢者(おおむね75歳以上)では、血圧の下げ過ぎは、脳の血流低下を招くことがありますので注意してください。
私の経験では、レビーの場合脳幹部や前頭葉・大脳基底核領域や視床近傍の虚血(脳血流の低下)が起こっていると考えた方が良いです。この領域の脳血管障害が脳血管性認知症と深く関係していると考えられていますが、レビーの進行に関与していると考えた方が良いと思います。

hokehoke先生

コメントありがとうございました。

高齢になると加齢と共に認知症発症率もどんどん上がるというのは、動脈硬化も原因なのでしょうか。
でも70歳以上でも運動すれば脳も体も必ず改善するそうですから、諦めずに運動して頂きたいですね。

脳血管性認知症(皮質下血管性認知症)の特徴( http://nonohana7.blog134.fc2.com/blog-entry-909.html )
がレビー小体型認知症の特徴とかなり似ているのは、そういう理由もあるのでしょうか。
(これは質問ではなく『そうなのかなぁ』という独り言です。)

No title

現在認知症の危険因子として確かなのは、生活習慣病だけです。
特に糖尿病や高脂血症との関連が最近話題になっています。
高脂血症は、単独でアルツハイマーの危険因子と言う意見も最近聞きます。

私は、レビーの方は、動脈硬化が強く、脳の血流が不安定だと考えています。動脈硬化は、生活習慣病より加齢の影響が大きく、70才代になるとある程度動脈硬化が生じてくるようです。
最近の脳梗塞の知見や流体力学などから、脳幹部や前大脳動脈領域の血流は不安定になりやすいと考えています。この領域の加齢に伴う萎縮は、血流障害が起きやすいためかもしれません。
あと、流体力学上の問題から、大脳基底核領域や視床周囲の血流も不安定になりやすいようです。
私が認知症にかかわり始めて、すぐ感じた疑問が二つあります。
一つは変性疾患によるパーキンソン症状が非常に多いと言う事です。
もう一つは、脳幹部を中心とした一過性脳虚血発作が異常に多いと言う事です。脳幹部の症状は、非常に重篤な脳血管障害を考えさせる症状が一過性に出てきます。
これは、この領域の強い虚血(血流がほとんどなくなる)のためと考えれば納得できるものです。
大脳基底核領域や視床周囲のラクナ梗塞が多いのも、この異常な血流低下を反映していると考えると、納得できるものです。
このラクナ梗塞が多いため、脳血管性認知症と誤診されるレビーも多いようです。
認知症の方は、大脳基底核領域と脳幹部にラクナ梗塞が多いと言う報告があります。

私もテレビ見ました

アミロイドβを除去する薬が出来たら、高齢社会でも生産性が今より高まって、社会が変わるでしょうね。
「運動に効果有り」ということが、自己の努力次第で改善が出来る希望を持たせてくれました。そういえば、飼っていた犬が死んでしまい、20年続けてきた散歩をやめてしまってから、伯母の具合が急激に悪くなったようです。犬の散歩って自分のペースより犬次第、結構息が弾むほどの早足になるから丁度良い運動だったのでしょう。
最近、母の歩き方もひどくゆっくりになってきました。私もそれに合わせていましたが、少し負荷のあるある散歩をしてみて、効果があるかどうか試してみようと思いました。

hokehoke先生  クリちゃん

コメントありがとうございました。
もし「レビーは、脳の血流が不安定」とすると、時間により、日や時期・季節により出たり消えたり(急にひどく悪化したり、急に良くなったり)する症状も納得がいきます。
この症状の不安定さ(コロコロ変化する。)は、介護家族には、本当に不思議で、原因もわからず、混乱の原因にもなっています。


クリちゃん
そうです。進行を遅らせるためにできることがあるというのは、大きな希望です。(そして予防することができるということも)

認知症予防マニュアルを読むと、有酸素運動(楽過ぎないけれどもキツくもない運動強度で。)だけでなく、ストレッチでも何でも、とにかく体を動かすことが大事なのだとわかりますね。

言ってみれば、一日中座ったり横になったりするのは止めて、立って軽い家事を一緒にする、買い物に行くだけでも「薬」になるということです。

番組では、「認知症を発症する時期を5年遅らせるだけで認知症患者数は半数になる」と伝えていました。(私は計算音痴なので、どういう計算かはわかりません。)
今のままでは、超高齢化社会となる将来、医療も福祉も財政的に破綻し、介護施設もまったく足りなくなるという危機感を私は持っています。
体を動かし、食生活に気を付ける以外、それを食い止める方法があるでしょうか?

プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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