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認知症と診断されても

がん(癌)と認知症、どちらの告知の方が辛いだろうかと時々考える。

多くの人は、認知症といえば80、90の高齢者を想像するが、若年認知症(65才以前に発症)もある。
思考力も判断力も衰えていない状態で認知症と告げられる辛さはどれ程のものだろう。

そんな告知の言葉には、驚くべきものが多い。語録を作りたくなるほどだ。

「レビーかどうかなんて解剖しなきゃわかりませんよ。わかった所で治す薬も治療法もありません」(母のパーキンソン病の主治医の言葉。2010年)
「治療法はありません。病院でできることはありません」(父をピック病と診断した医師の言葉。2010年)<両方共事実ではない。治療法はある。>

「治りませんよ。どんどん進行するだけです」
「(薬以外に)進行を遅らせるためにできること・・ですか?ないんですよ」
「すぐ死にますよ」と言われた人もいると最近知った。

認知症という診断でボロボロになっているところに、医師の言葉でとどめを刺される。

2012年4月10日の中日新聞に医師のこんな言葉が書かれていた。
院長は「本人の努力次第でいくらでも改善できる。心配しないで」と肩に手を置き、ほほ笑みながら助言してくれました。(52才。高血圧の人の言葉。→中日新聞公式サイト

同じ言葉を認知症と診断されたすべての人とその家族にそのまま伝えたい。
「できることは、いくらでもあります!大丈夫です。悲観しないで!絶望しないで!」

「体に良いことは、脳にも良い」(茂木健一郎の言葉)
正しい薬物治療と接し方(介護・ケア・対応)以外にも、
体を動かすこと。バランスの良い健康的な食事をすること。禁煙し、大酒を慎むこと。
今まで通り人生を楽しみ、気持ちが良いと思うことをし、よく笑うこと。

脳を含めた全身の血流を良くするために体を冷やさないこと(服、飲食)。
ぬるめのお風呂にゆったりと浸かって体を温めリラックスすること。
マッサージ・鍼灸・アロマ・音楽・園芸・ストレッチ・ヨガ・気功・座禅・森林浴・・
「あぁ気持ちがいい!」と思えるものなら何でも効果があるはずだ。

体と心と脳は、深くつながっている。
ストレスを減らし、より良い精神状態を保てば、体も健康になり、脳にも良い。
運動習慣と良い食生活が、体と脳の状態を改善し、心も明るく元気にする。
動けなくなった人でも家族の笑顔や肌の触れ合いなどで症状が改善する。

認知症になっても穏やかに幸せに暮らしている人は、大勢いる。
薬の副作用で劇的に悪化したレビー小体型認知症患者でも奇跡のような回復をする人もいる。
レビーは、進行したと思ったら突然改善して治ったかのように見えることもある不思議な病気だ。決して階段を下りて行くようには進行しない。
いつでも希望はある。

<関連記事>
*「認知症に鍼(はり)治療」効果のあるツボを紹介
*「認知症、うつ病を予防する食事(栄養素)
*「認知症ケアのポイント(新聞記事)
*カテゴリ:「認知症の予防・診断・治療」(予防効果があるなら発症後でも良いはず)
*カテゴリ:「スロージョギング」(ウォーキングも。有酸素運動の健康効果)

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花水木(ハナミズキ)
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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