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アルツハイマー型認知症の進行の仕方

<レビー小体型認知症は、アルツハイマー型と誤診されていることが多々あります。
以下に紹介するFAST(進行表)を見て、あまりにも違っていればアルツハイマー型ではない可能性があります。>

前回の記事の中に出てきたアルツハイマー型認知症の進行具合を示すFAST (Functional Assessment Staging)は、こちらから読めます。→「日本臨床61巻」

これを読むとレビー小体型認知症の母の進み方とは、全く違うことがよくわかります。

アルツハイマー型では「高度の認知機能の低下」に伴って起こる尿失禁、便失禁は、母の場合、早期(認知症とも診断されず、要支援2の時)に起こりました。
アルツハイマー型では、最終段階で起こる歩行困難も早くから起こりました。
体が自由に動かないので、着替えも入浴も全部やってもらう状態ですが、調子の良い時は、ほぼ正常に会話ができます。
(妄想や幻視や理解力低下のためにかなりおかしなことはよく言います。)

レビー小体型認知症患者の圧倒的多数は、アルツハイマー型認知症など他の病気の診断を受けていると小阪憲司医師(レビー小体型認知症の発見者)が著書に書いています。
いうまでもなくその理由は、この病気を知らない医師がまだ多いからだ」と。
(小阪憲司著「第二の認知症 増えるレビー小体型認知症の今」P.206〜207)

前回の記事のコメントにもありましたが、FASTを読んで「進行の仕方が大きく違う」と感じたら違う種類の認知症を疑うことは大切だと思いました。

レビー小体型認知症の一部(母はそのタイプです。)と前頭側頭型認知症(ピック病など)では、初期には物忘れがほとんどない場合があります。
認知症=物忘れ(記憶障害)と思っていると誤ります。

P1010677_2.jpg
ペンタス

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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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