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介護で人間的成長/介護短歌で心の整理

小谷あゆみさん(「NHK福祉ネットワーク・介護百人一首」アナウンサー)の話をYouTubeで聞き、印象的だったのでご紹介します。
(動画はこちら→<認知症きらきらネット 動画インタビュー >)

以下、青字部分は、インタビューの内容の一部を要約したものです。


最初は、癌を告知されたように、みんな絶望し、嘆き、何をどうしたらいいのかわからない。
けれども介護をしていく内に、『受け入れるしかない、前向きにならないとやっていけない』と切り替えてきた方を取材で大勢見て来た。
そういう人たちは、介護を通して「人生の達人」になっている

人生には、介護だけでなく、抗(あらが)えない出来事が降り掛かってくる。
突然の死であったり、転勤であったり、失恋であったり。
しかしその抗えない出来事を受け入れて、前向きに、ついでに楽しんで明るくやっていこう、そういう態度を身に付けた人が、介護者には多いと感じる
介護を通して人間的成長を遂げている

介護は、真面目に一生懸命する人の方が、ストレスをため込みやすい。
介護の悩みは、隣近所の人や親しい友達にも気軽に言えないもの。
介護されている人は、たまに来る家族や親戚には、しっかりした姿を見せたりするので、一番近くで一生懸命やっている介護者の苦労が周囲に理解されず、孤立するという現状がある

誰にも吐き出させない思いを吐き出そうというのが、介護短歌。
『なんで上手くいかないんだろう?!もう!!』という思いを言葉にしてみる。
「は・ら・が・た・つ。いや、ちょっと違うな。く・や・し・い・な・・かな」と。
悶々とした思いを五七五に当てはめる作業が、心の整理になる


*「介護百人一首公式サイト」(過去の入賞作品/応募方法)

<関連記事>
*「認知症介護家族の心理変化
*「漫画「「ペコロスの母に会いに行く」
*「書くことが心理療法になる
*カテゴリ:「介護家族の心理

P1040696.jpg
近所の生け垣。覗き込んだら丸い蓋がありました。
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No title

「季語もないのに”短歌”と呼んで良いのだろうか?」というご意見を頂きました。
私も「え?それを俳句って呼ぶ?川柳じゃないの?」と思うことが、時々ありますが、最近の傾向で、どんなものでも五七五なら「俳句」、+七七なら「短歌」と一応便宜的に(?)呼んでいるみたいですね。

2012年9月23日の日本経済新聞「歌壇」にたまたま介護関係の歌が3つも出ていたのでメモしたのですが、悲哀の歌になりますね。

正気だと思える表情して母の言う 私を捨てて来てくれんかと
(菱沼真紀子)
たはやすく宇宙よりかえる人のあり 夕焼けに家見失う人あり
(潮田清)
夕食も食べずに 家に帰りたい帰りたいとて 合唱する女
(足立伴子)

介護百人一首のような歌は、(よく読んでいませんが)自分を元気付けるようなパワーとか明るさとかユーモアとかが滲む歌がいいんじゃないでしょうか。

作文は、面倒くさくて書けないけど、31文字なら書けそうという感じがいいんでしょうね。
私も是非どんどん書かれることを皆さんにおすすめしたいです。
認知症予防にも効果ありそうじゃないですか?

五行歌

私の介護でのネットデビューも「かいごの学校」の
五行歌でした。
父母の同時介護で狂いそうだったときにその日のことを
五行歌に書いて投稿し、みんなで投票したりする、
ほかの方のも読んだりして、ああみんな同じ思いとほっとしたり。
書いたものを取っておかなかったこと、本もサイトも
なくなったことなど、ちょっと残念。
たしか、重いリハパンを毎朝二つ持って、がんばるぞ〜〜
みたいなのが一回目だったような。
またそのあと、短歌みたいのもやったけど、このサイトもどっかいっちゃった。
facebookでこんなのを見ています。
90才の清水千鶴さんの歌です。
https://www.facebook.com/SChizuru?ref=stream

ygraciaさん

コメントありがとうございます!

そういう投稿サイトがあったんですねぇ。
今はないなんて、凄くもったいないですね。
どなたか作って下さらないでしょうか?

90歳の清水さんのfacebookは、なんというか、もう「はは〜!」とひれ伏したくなるような、握手してご利益を頂きたくなるような・・。

多分、ご家族のサポートがあるのだと思いますが、ちょっとサポートしてもらえれば、90歳でもこんな活動(自己表現)ができて、こんなに多くの人を励ますことができるんだなぁと感動しました。

ネットというのは、自由にどんどん外出できない病気や障害のある方や高齢者にこそ必要なものなんだと思います。
(使いやすい技術をどんどん開発して欲しい!)

「五行詩」というものの存在、去年初めて新聞の記事で知りました。
「字数にこだわらずに、まったく自由に5行で書く詩」というスタイルは、目からウロコでした。
俳句や短歌は難しいなと思う方(私もです。)は、是非書いてみて頂きたいですよね。

例えばこんな感じですよね。
(今回の帰省中に老人ホームで実際にあった出来事)
「下手でオーライ」の例です。

「私もビョーキ」と母
「どこが悪いの?」と私
「ア・タ・マ」と答えて 舌を出す母
吹き出して 大笑いする母と私
つられて笑い出す おばあちゃんたち


プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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