「続・死に方のコツ」死後のイメージ

18年前の本ですが、死について易しく、ユーモアたっぷりに書かれた良書。正続とも。
私は、昔、この2冊の本にずいぶん救われました。


  「続・死に方のコツ」 高柳和江著

ある深い池に ヤゴが住んでいた。

彼らは 不思議に思っていた。
百合の枝をつたって水面にのぼっていった友だちは、
なぜ誰も帰ってこないのだろう。

そこで彼らは相談した。
「次に誰かが水面に上がったら、必ず戻ってきて、何が起こったのかを話してくれ。
約束だよ」。

すぐに、仲間のひとりが、強い力を感じた。
彼は百合の葉にたどり着き、そこで美しい羽のトンボに変身した。

そのことを伝えようと、彼は池の水面を飛びまわった。
けれど、ヤゴたちは 誰ひとりとして、その美しい生き物が、かつての仲間のひとりだとは気づかないのだった。

(要約。カーバード作) 
(著者は執筆時、日本医科大学助教授。1995年飛鳥新社発行)              


「生命の本質とは、絶え間のない流れ」(福岡伸一)という言葉にも通じると思います。


P1030016.jpg
蓮(ハス)の花。
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No title

しみじみとする話ですね。

友人が駆け足で去っていった時は、いずれ会えるだろうと思うことにしています。
くだらない生活をしているとき、先に逝った人たちが「あんた、何やってんの」と叱っているのではと感じる事があります。カーテンを閉めても、灯りを消してもお見通しなのだろうと思えば、自分自身に恥ずかしくないようにしようと踏みとどまることが出来ます。
ただね、大嫌いだった人とか、無関係な人も近くに来ることがあるのかもと思うと…。

本当のところが解らないからこそ暮らしていけるヤゴなのかもしれません。

死後の世界

クリちゃん、コメントありがとう!

若い時、親しい友人が亡くなると、『どこに行ったのだろう』と考えますね。
『いったいどうなって、今、どうしているのだろう』と。
う〜ん。普通はあんまり考えないのかなぁ・・。
私は、結構、考えて考えて考えて考えて、自分なりの答えを少しづつ見つけて、やっと落ち着きました。

臨死体験をした親しい友人の言葉も支えになりました。

海中でダイビングをしていた時、マウスピースが外れてパニックになり、しばらくもがき苦しんでいたそうです。
でも少ししたら周囲が美しい光で一杯になって、苦しいどころか、最高に気持ち良く、幸せになったそうです。
冷静に「私、死ぬんだな」と思い、でも恐怖感はまったくなく、ただただ平和で幸せな気持ちでその光の中に入って行こうとしたそうです。

彼女は、結局人に助けられて生還したのですが、それ以後、死ぬことが全く恐くなくなったと言っていました。
酸欠で起こった脳の化学反応なのかも知れませんが、私も死ぬ時は、そんな素晴らしい経験ができるのだろうと思っています。

追記:私は、自殺には、絶対反対の立場です。遺される多くの人の心に一生消えない傷を残すからです。

プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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