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レビー小体型認知症介護家族の体験談(4・週刊朝日)

雑誌「週刊朝日」(2012年11月16日号)のレビー小体型認知症特集に掲載された記事から一部抜粋一部要約。(抜粋した文章は、ほぼ原文通り)

***********************************

若年レビー☆キラリ会」代表 金子節子さんの体験談 「おまじない」が家族をつなぐ

オシャレで優しい主人がレビー小体型認知症と診断されたのは、2年前。
膠原病を患っていて、健康には人一倍気を使っていたのですが。
最初に夫が見た幻視(幻覚)は、猫。その後、シーツのしわを「蛇だ!」、ソファにかけた服に「どこの子?早く家に帰りなさい」と言ったり。

最初に行った大学病院では「治らないよ」と言われて、本当に落ち込みました。

幻視や錯視以外に起きたのが替え玉妄想(カプグラ症候群)です。「君は、本物か?」と何度も私に聞くんです。
「なんで勝手に妻の服を着るんだ!」と、急にパンチが飛んで来ます。
でも翌日傷を見ると「大丈夫?」となでてくれる。
そして「僕こわれていっちゃうよ」と主人自身が深く落ち込む。
その姿を見て、つらい状態から「一緒に脱出しよう」と決めたんです。

幻視には、良いものもあり「光が落ちてくる。きれいだろ?」と言う時は、共感する。
虫や蛇の時は、確認して一緒に退治することにしたんです。(その方法を書いた記事

レビー小体型認知症は、相手の気持ちにチャンネルを合わせることで前進できる。
家族のオリジナルのケアを考えるといいと思うし、つらければ泣いたっていい。私もいっぱい泣きました。
私が行き詰まっていると、”一人で抱え込まないで”と主人が言ってくれます。
結婚するときから”互いを光らせ活かす最高の脇役になり合おう”と決めていたので頑張れるんだと思います、

   <自宅でもできる7つのケア>(同じページに掲載されたもの)
1. 幻視を受け止め、相手の世界を認める

 (注byしば:本人には”現実”なので否定されると深く傷つきストレスから悪化も)
2. 夜、枕元のライトを明るくする
 (注byしば:幻視は薄暗い所で特に現われやすい。睡眠中暴れるという症状も)
3. 部屋を片付け、床のシミをふく
 (注byしば:パーキンソン症状で転びやすい。床、天井、壁のシミは幻視に見える)
4. 壁の飾りを外す
 (注byしば:壁の色とのコントラストが大きくて目立つと幻視に見えやすい)
5. 玄関マットを外す(転倒防止)
6. 急に後ろから声をかけない(注byしば:驚いて振り返ろうとして転倒しやすい)
7. 寝る時は頭を高くし、食後は急に立ち上がらない。(注byしば:起立性低血圧で)

*カプグラ症候群の仕組みを解説する動画→こちらのリンク集に
*「若年レビー☆キラリ会」の様子は、「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」のブログに。
*「週刊朝日」のレビー小体型認知症特集。その他の記事は→(1)(2)(3)
*レビー介護家族の体験談→「うめのははさんの場合」「私の母の場合」
*このブログのカテゴリー→「レビー小体型認知症について」

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シクラメン(桜草科)
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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