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若年認知症 ある夫婦の記録(1)(Eテレ)

2012年11月7日のEテレ「ハートネットTV」は深く心に残りました。(→公式サイト
以下、番組の内容をまとめました。(省略した部分もあります。)

 < 隠したって何もないもん > ―若年認知症 ある夫婦の記録―

仙波康雄さん(57才)は、49才の時、若年性アルツハイマー型認知症と診断された。

妻「8年経ちますが、こんなにして夫婦で外に出て、ロック(コンサート)やこんな素晴らしい仲間とひとときを過ごすことができます。初期の若年認知症の方、将来が不安でしょうが、そんなことないですよ!8年経ってもこんなふうにしていられます。大丈夫です!」

妻の京子さんは、高校生の頃から付き合っていた同級生。
康雄さんは、49才の時、仕事のミスが目立つようになり、病気に気付いた。

診断当初は、夫婦共、周囲に病気を打ち明けられずにいた。
康雄さんは、仕事を辞め、家にこもりがちになっていた。
2年後、自宅のトイレの場所がわからない等、日常生活に支障が出始めた。
その頃の康雄さんが、思い詰めた表情で語る。
「(診断されて)もう終わりだなと思いました。・・やっぱ辛いですよね・・。・・なんかかんか言われるし・・ものすごくね・・嫌だったね・・」

しかし夫婦は、病気を隠さずに生きようと決める。
妻「嫌な思いもするかもしれない。だけど、だからって隠しているよりは、もう何十倍もしゃべった方がいい。本人にもいいし、私にもいいし。誰かれ構わずしゃべるって意味じゃなくて、隠さない方がいい。ね?」
夫「うん。隠したって何もないもん」

回りに打ち明けると多くの人が支えてくれるようになった。
高校の同級生たちが、家に集った。
友人「嫌なことも良いことも忘れて構わない。思い出をどんどん、消えた分だけ作って行けば、この先もきっともっと楽しい人生を送れるんじゃないかなって・・」

(2)に続く。

  <このブログの関連記事>
「若年認知症の方の抱える問題」
「認知症本人のための交流サイト」
「脳の病気、障害への偏見と差別」(幻視)
*2012年9月に朝日新聞の「認知症のわたし」シリーズやクリスティーン・ブライデンさんの記事などを書いています。→こちら。

121107.jpg
「ハートネットTV」の公式サイトから。康雄さんと京子さん。
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No title

最後の言葉、いいですね。

今を楽しめない人ほど、過去にしがみつくものです。

いい事も悪い事も、過ぎた事は忘れてOK!
今を最高に楽しい時間にすることにエネルギーを注ぎましょう。
思い出に浸るだけの人生より輝きますよ!何倍も!

記憶

「失ったものは、大切ではない。今ある自分が、大切」
(クリスティーン・ブライデンさんの言葉。2009年2月17日放送の「クローズアップ現代」から)
という言葉を思い出しました。(私のもう1つのブログの方に書いたので覚えていました。)

記憶って何なんだろうって思いますね。
確かなようでいて、全然確かではない(書き変えられている)ことは、同じ体験をした他の人と話すとよくわかりますしね。
記憶は、客観的事実ではなく、主観的な、個人的な「物語」ですよね。

記憶を失うということに私たちは、恐怖を感じますが、交通事故などで起こる高次脳機能障害を持つ方なども日々記憶を失う日常を生きていらっしゃるわけですよね。
映画にもなった「博士の愛した数式」(小川洋子著)の博士も全ての記憶が80分後には消えるという状況に生きていますが、あの本を読むと博士を好きにならずにはいられません。
記憶を失うことと人格には、何の関係もないとよくわかります。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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