耐えること。「しなう心」
これは、昔、ホスピスでボランティアをしていた頃、本から抜き書きしたものです。
そうしたものがたくさんあるので、少しづつご紹介していきます。
「詩集 病者・花」 細川宏遺稿集から。
しなう心
苦痛のはげしい時こそ
しなやかな心を失うまい
やわらかにしなう心である
ふりつむ雪の重さを静かに受け取り
軟らかく身を撓(たわ)めつつ
春を待つ細い竹のしなやかさを思い浮かべて
じっと苦しみに耐えてみよう
(著者は、胃がんのため44才で亡くなった東大医学部教授)
*YouTubeからショパン:ノクターン 嬰ハ短調 (演奏:五嶋みどり)

そうしたものがたくさんあるので、少しづつご紹介していきます。
「詩集 病者・花」 細川宏遺稿集から。
しなう心
苦痛のはげしい時こそ
しなやかな心を失うまい
やわらかにしなう心である
ふりつむ雪の重さを静かに受け取り
軟らかく身を撓(たわ)めつつ
春を待つ細い竹のしなやかさを思い浮かべて
じっと苦しみに耐えてみよう
(著者は、胃がんのため44才で亡くなった東大医学部教授)
*YouTubeからショパン:ノクターン 嬰ハ短調 (演奏:五嶋みどり)

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