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レビー小体型認知症の検査(心筋シンチグラフィ)

MIBG心筋シンチグラフィについて詳しく書かれた”「パーキンソン病」「レビー小体型認知症」がわかるQAブック”(小阪 憲司・織茂 智之 著)の一部要約(青字部分)と検査を受けた人の話を紹介。

*この本の内容の一部(しかしかなり詳細)が読める。→「メディカ出版公式サイト」

レビー小体型認知症は、CTやMRI検査では、診断できない。
レビー小体型認知症の鑑別診断に最近よく利用されるようになったのが、MIBG心筋シンチグラフィ。心臓交感神経の状態をみる神経核医学検査だ。
心臓の自律神経に集まる性質の放射性造影剤MIBGを微量投与し、心臓を撮影する。
(注:1割のレビー小体型認知症患者はこの検査でも異常が見つからない。
本人に心臓に関する自覚症状はない。心臓自体が悪いのでもない。)

MIBGは、放射性物質だが、害はレントゲンと同程度で、ほとんど体外に排出されるので心配はないといわれている。
これを注射し、15~30分後と3~4時間後の2回ガンマカメラで撮像。
(撮影時間は、合計30分程度だが、検査の間に時間を置くので半日では済まない。)
この間は運動(自転車も。)は禁止だが、歩いたり食事をすることに問題はない。
薬も制限がないが、三環系抗うつ薬やレセルピン等の薬剤を服用時には結果の解釈に注意を要する。

検査料金(費用)は、東京のある病院では、18650円。(3割負担の場合)
<追記:2013年3月から医療保険適応に。>

この検査によってレビー小体型認知症とアルツハイマー型認知症、パーキンソン病と他のパーキンソン症状をともに鑑別できる。
前頭側頭型認知症でもパーキンソン症状がみられることがあるが、この検査で鑑別できる。

*MIBG心筋シンチグラフィを実施している施設一覧(2012年9月10日現在)
*MIBG心筋シンチグラフィ:パーキンソン病の場合

*このブログのカテゴリ「認知症の予防・診断・治療」は、こちら。

参考サイト:「レビー小体型認知症Web事典」(大変詳しい資料です。ダウンロードして下さい。)

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芙蓉(フヨウ)
夏からまだ咲き続けている。
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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