認知症のわたし(7)朝日新聞

2012年10月5日の朝日新聞夕刊に掲載。
「ニッポン人・脈・記」のシリーズ「認知症のわたし」の7回目。
以下、青字部分は、要約ではなく、印象に残った部分の抜き書きです。


  安心感は良く効く薬

厚生労働省が6月にまとめた施策は、反省の弁から始まっている。
<私たちは、認知症の人の訴えを理解しようとするどころか、疎んじ、拘束するなど不当な扱いをしてきた>

家族や施設の人と協力すれば、入院はほとんど必要ない。

家族への支援こそが大事だとわかり、携帯電話の番号を伝えた。
「いつでもつながるという安心感は、下手な薬よりよく効く。
家族が穏やかだと本人も落ち着きます」(精神科医の上野秀樹さん)

認知症の人が通う宅老所「つくしの家」。
スタッフは利用者とほぼ同じ人数だったから、じっくり向き合えた。
湊鉄子さんたちは、認知症の人の徘徊について歩いた。
歩き疲れたころに、偶然を装ってあいさつし、お茶を勧める。

見学に行った新田国夫さん(医師)は驚いた。
この宅老所に通うようになると、お年寄りの不眠や興奮は治まり、薬がいらなくなった。
必要なのは、認知症の人と向き合う人手であり、入院ではない。

認知症の人のケアに関しては、医者は添え物でいい、と新田さんは言う。
「何が有効かは、本人の立場になって介護する人が知っている。
現場は、医学を超えていることを、医師は知っておくべきだ」


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バジルの花
10月6日撮影

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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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