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認知症と障害者(読売新聞)

2012年10月1日 読売新聞。全文を「ヨミドクター」から転記します。

 <このブログ内の関連記事>
*「障害を受け入れること(大江健三郎の本から」は、こちら。
*「認知症や障害を受け入れること」という記事は、こちら。

以下、青字部分が、読売新聞から全文、原文通り。

  <精神科医が語る認知症 身近な障害の問題として>

認知症になる大きな要因は年をとることです。
高齢化が進む日本では、認知症の問題は避けて通れません。

私は、この問題は、国全体として「障害」の問題に取り組む良い機会になると考えています。
これまで、いわゆる「三障害」、つまり身体障害、知的障害、精神障害について、国民の多くは「特別な人の問題」として目を向けず、正面から考えずに済ませることができていたと思います。

一方、誰がなってもおかしくない高齢者の認知症は、加齢による身体機能の低下(身体障害)、認知機能障害(知的障害)に加え、場合によれば精神症状・行動障害(精神障害)と、従来の分類による三障害のすべてが出現する可能性があります。

認知症は自分自身だけでなく、大切な家族や親しい人がなるかもしれない極めて身近な障害の問題とも言えるのです。
自分の周りで認知症を体験することで、この社会がいかに障害のある人に対して冷たいか、障害のある人にとって暮らしにくいかを理解することができるようになります。
障害のある人もない人も、かけがえのない個人として尊重され、ともに支え合う「共生社会」の実現を、自分の問題として考えるきっかけになるのではないでしょうか。

2006年に採択された国連の障害者権利条約を批准するため、昨年8月に障害者基本法が改正されました。
今年7月には、共生社会の実現を目指し、内閣府で障害者政策委員会の議論も始まりました。

認知症になっても、自分が思い描いた人生を送ることができ、基本的人権を持った人として尊重されるべきだと思います。
認知症の問題も共生社会実現の問題として議論されることが期待されます。
(上野秀樹、海上寮療養所勤務)


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芙蓉(フヨウ)
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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