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高齢者の肺炎防げ(新聞記事)

2012年9月27日の日本経済新聞夕刊「らいふプラス」から一部抜粋(青字部分)。

 <高齢者の肺炎防げ 介護中の感染に指針 ワクチン接種も重要 口腔ケアが効果

肺炎で亡くなる高齢者が急増、日本人の死因の3位に浮上した。
口の中の細菌を吸い込んで発症するケースが多く、高齢者施設の入所者に目立つ。
歯垢などを取り除く口腔ケアやワクチン接種は予防効果があり、今年度から手術前後の口腔ケアに診療報酬が認められた。

肺炎での死亡率は、高齢になるほど上がり、死亡者の96%は65歳以上。
日本呼吸器学会は11年8月「医療・介護関連肺炎(NHCAP)」という概念を設けて診療ガイドラインを作った。
NHCAPは、以下のいずれかに当たる人が発症した肺炎。
 1.長期療養型病床または介護施設に入所している。
 2.90日以内に2日以上入院している。
 3.高齢で介護を必要とする。
 4.継続的に通院して人工透析や注射で抗がん剤などによる治療を受けている。

NHCAPは、重症化しやすく死亡率が高い。」(倉敷中央病院の石田直主任部長)

高齢者の肺炎の3分の1から4分の1は肺炎球菌が原因のため、肺炎球菌ワクチンの接種が効果があると報告されているが、接種率は10%代。
費用(6〜8千円)が公的医療保険の対象となっていないのが一因。

「高齢者の肺炎の70%以上は、細菌を含む唾液や食べ物を気管や肺に吸い込むことで起こる誤嚥(ごえん)性肺炎で、寝たきりや脳血管障害、認知症の患者はリスクが高い」
(東北大学加齢医学研究所・大類孝教授)

食べ物を飲み込む時に気道が閉じて食道が開く嚥下(えんげ)反射や気道内の異物を咳き込んで排出するせき反射が低下して細菌が気道を通じて肺に入り込みやすくなっているためだという。

専門医は、ワクチン接種の他、以下の3つの予防策を提唱している。
 1.嚥下反射やせき反射を回復させる薬の服用、食後2時間は座位を保って誤嚥を防ぐ。
 2.口腔ケアで口の中の細菌の絶対数を減らす。
 3.免疫力を高め、誤嚥しても細菌を繁殖させない

全国11カ所の特別養護老人ホーム入所者360人対象の調査によると、毎日口腔内をきれいにし、歯科医などが週1〜2回専門的なケアをしたグループは、しなかったグループと比べて、肺炎発生率が約39%、死亡率が約53%低かった。
「口腔ケアは、細菌の数を減らすだけでなく、口腔の刺激で嚥下機能回復→食が進み栄養状態改善→免疫力向上→肺炎防止—という好循環を生む」(米山武義歯科医)

*カテゴリ「胃ろう・嚥下障害」は、こちら。

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秋明菊(シュウメイギク)
菊ではなくアネモネの一種。

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ワクチン接種

肺炎球菌ワクチンの効力は5年間で、接種は5年に1度のはずです。10%というのはそれを考慮しての数字でしょうか?もし違ったら割合は50%に跳ね上がりますね。

某県の特養は、「新型インフル対策のための医師の指示」として、接種後1年でまた打とうとしました。電話で許可を求められたので「インフルエンザには効かないし、前回のワクチンはまだ十分有効なのでお断りします」と答えると、とても驚かれました。

患者家族の無知につけ込む悪徳業者のような医者もいるので気をつけましょうね。6千円だとしても100人で、60万円の儲け!(その特養は経営者=当医師でした)

kimiさん 

久しぶりのコメント、ありがとうございます。

最近、ちょこちょこ病院にかかっていて、いい加減なことを言う医師が、この近所には本当に多いということをあらためて思い知りました。
『あの医師の説明は、腑に落ちないな』と思ってネットで調べると正しい情報がすぐ見つかるという時代。
せめて知ったかぶりをしないで「よくわかりません」と言って欲しいですね。
病気や治療や予防について色々調べることは、本当に大切だということが、kimiさんのワクチンのお話からもよくわかります。
さんの
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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