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若年(性)認知症の方の抱える問題

65歳未満で発症する認知症を若年(性)認知症といいます。
厚生労働省公式サイトによると人口10万人当たり47.6人の方が発症。
推定発症年齢の平均は、約51歳。働き盛りの年齢です。

(追記:*若年性レビー小体型認知症 患者本人の語る体験談→こちら
    →<レビー小体型認知症 早期発見チェックリスト


先日ご紹介した「のんた2号」さんのブログ(「若年性アルツハイマー病の妻と弥次喜多道中)に書かれていた記事が、若年認知症患者と家族の問題を簡潔に表しているので、ご本人の承諾を得てこちらに転記します。(下記の青字部分

一番大きな負担は、経済的問題だそうです。
NPO法人認知症フレンドシップクラブの柏事務局(千葉県柏市)のブログに救済の制度が紹介されています。
この記事は、大変な労作です。当事者には、非常に役立つと思います。

  →「若年認知症患者と家族が利用できる手当、年金・医療制度
    (1)(2)(3)(4)

 <のんた2号さんの書かれた記事>

妻が認知症の診断を受けた10年前も今も若年認知症家族が抱える一番大きな問題は、経済的支援です。就学途上の子どもの教育費や家のローンが特に問題になります。

若年認知症の場合、今まで順調だった夫婦関係や親子関係が崩れる場合もあります。
もっと心理的な支援も必要としています。

また昔も今も、とても誤った情報が、若年認知症をほとんど診ていないであろう医師や若年認知症と向き合ったことがない専門職のコメントがウェブ上や相談コーナーで流れている場合もあります。

10年前より若年認知症本人に合ったサービスや施設は少し増えましたが、まだまだ足りません。病気の進行のレペルに沿ったサービスを必要としていますが、受け皿は整っていません。就労支援の問題もあります。


*若年認知症になることの哀しみ、苦しみ、夫婦の想いを描いた萩原浩の小説「明日の記憶」は、とても良い本です。
映画化された「明日の記憶」(渡辺謙・樋口可南子)も素晴らしいです。

私はまだ読んでいませんが、小説のモデルになった越智須美子さんの書かれた「あなたが認知症になったから。あなたが認知症にならなかったら。」という本もあります。

<関連記事>
*「若年性レビー小体型認知症患者本人が語る症状・診断・治療・気持ち
*「若年性認知症 普通の人として普通に暮らす
*「認知症のわたし(朝日新聞連載記事)
*「NHKある夫婦の記録「隠したって何もないもん」
*「車いすで沖縄へ家族旅行」若年性レビー小体型認知症のHさん一家
*「認知症の方本人はどう接して欲しいと思っているのか
*「若年(性)認知症の方とその家族が直面している経済的問題と対策
*「認知症と生きる人のためのサイト」(「3つの会@web」)

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朝顔(アサガオ)がまだ咲いていました。
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No title

障害者が経済的な支援を受けるためには、初めて医師を受診してから半年~1年半ほどの期間が必要になります。
発病でなく、その病気で初めて医師を受診した時からになります。
特に年金の1年半は長いでしょう。

話は変わりますが、映画化された「明日の記憶」(渡辺謙・樋口可南子)は秀作だと思います。認知症になった方の内面を渡辺謙さんが見事に演じていると思いました。

越智須美子さんの書かれた「あなたが認知症になったから。あなたが認知症にならなかったら。」も読みました。
この中にレビーの幻視が描かれていました。
この本の出版直前に、河野先生の講演会に、介護家族の体験をテーマに講師を務められていました。その時の講演などから、越智須美子さんも、ご主人はアルツハイマーとレビーの合併だったと言っておられました(講演会ではありません)。

hokehoke先生

1年半ですか・・。本当に長いです。

映画「明日の記憶」でも経済的に困った専業主婦の妻が働き始めましたね。
キャリアに生きて来た女友だちに仕事を紹介して欲しいと頼み「甘い」と言われるシーンも印象に残っています。

主人公の「忘れるはずのないことを忘れた」ことに対する驚き、戸惑いに始まり、認知症症状によってありえないことが起こり続けることへの不安、恐怖が高まり、追い詰められていく心理描写がリアルで胸に迫りました。
よく聞く「認知症患者本人はボケたこともわからないから気楽でいい」という言葉の誤解と残酷さを思います。

ちなみにうつ病でも良く似た体験をしました。
すぐにうつ病だと気が付けば良いのですが、気が付かないまま、とんでもないミスを繰り返したり、理解できないことが起こる度に、自分に起こりつつある原因不明の異変に恐怖を感じました。
(例えば、花を見ても美しいと感じない。鏡の中に自分ではないような顔をした自分が映っている。笑顔を作ろうとしても顔の筋肉が全く動かない。とても美味しいものを食べているはずなのに美味しさを感じない等。)
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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