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認知症特集(NHK「名医にQ」)

放送は、2012年9月15日(土)夜8時から45分間。(詳細は→「きょうの健康」公式サイトを)
過去の2回の番組(「早く気付こう認知症」「認知症 あなたの疑問に答えます!」)の内容の凝縮版だそうです。

アルツハイマー型認知症中心の内容ですが、認知症についてまだ良く知らないという方には、非常に良い番組だと思います。
早期発見にも役立ちます。(各種認知症の早期発見チェックリストは、こちら。

レビー小体型認知症でもアルツハイマー型の症状で始まる方の方が多いです。
小阪憲司著「第二の認知症 増えるレビー小体型認知症の今」P.104)
アルツハイマー病と診断されている方の中には、レビー小体型の方、併発している方が少なくありません。(詳しくは、こちらの調査を
レビー小体型でもパーキンソン症状や幻視(幻覚)が出ない方もいますのでご注意を。

番組の中で、早期発見の方法や「医師と患者の会話」が特に参考になると思いました。
(具体的会話などの内容は、以前、記事でご紹介しました。→こちら

認知症を良く知らない方は、この会話が異常だと気が付かないのではないかと思います。
認知症患者は、質問に「まともに答えられなくなる」と思っている方が多いからです。
実際には、言葉巧みに言い繕い(事実と違うことも言う。)一見何の問題もない人のように見えます。
以下のような場合は、認知症のサインであることがあります。

*物忘れなどを周囲は心配しているのに本人は全く気にせず平気でいる。
 例「私は大丈夫だよ。毎日ウォーキングしてちゃんと予防もしてるし」
*質問をよく考えずに答える。(適当にいい加減なことを言う。ウソを言う。)
*場当たり的な「取り繕い」をする。(巧みな言い訳。人のせいにする。ウソ。)
*どうすればいいか等をすぐ人にきき、自分が人に依存していることを気にしない。
 例「○○って何だ?」「これはどうするんだっけ?」「○○はいつ?」

<番組出演者>
最新治療  弘前大学大学院教授 東海林 幹夫
診断・検査 八千代病院神経内科部長 川畑 信也
ケア・サポート 大阪市社会福祉研修・情報センター 沖田 裕子
ゲスト パパイヤ鈴木

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番組では、親指を離さずに右のハトの形を左のハトの形にひっくり返すことが、認知症早期にできなくなると説明。
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No title

アルツハイマーの場合は、比較的早期から病識が無くなるのが大きな特徴でしょう。それで、無い記憶を自分の経験や知識で作り出して答えたり、あいまいな答えで済ませようとします。
この時期になると、医師への受診が難しくなります。
本人は自覚がないから「どこも悪いところがないのに、何で医者に行かなければいけないんだ」と言って怒り出します。でもそれはある意味で正論なのです。
アルツハイマーの場合は、MCIと呼ばれる初期の段階で見つけると、服薬に応じる方が多いですが・・・・。

レビーの方は進行しても、病識がありますが、幻視などの異常性に本人が気が付いていることが多く、受診を拒む原因に成っています。

この様な方々を、精神科へ受診させることは、非常に問題があります。
この年代の方々の精神科への嫌悪感は60歳以下の方からは想像も出来ないくらい強いのです。精神障害と言われることは、自分自身の問題だけでなく一族の運命を決める重大なことなのです。
この様な意識が強いため、他人に幻視の存在を気づかれないように、細心の注意を払っているのだと思います。
昭和一ケタ生まれの方の基本的な価値観は、戦前の価値観が支配しています。年をとるほどその傾向は強くなっていきます。
今の高齢者(特に認知症の方)を理解するには、その点を無視してはうまくいきません。
無理な受診は、その後の介護に大きく差しさわりが出てくる可能性が高いです。

訪問診療をになうプライマリケアの医師に、十分な認知症の診断・治療能力を身につけていただくしか問題解決の道は無いような気がします。
今の高齢者は、先生と呼ばれる人たちへの、過剰な敬意があり、その方が自宅に来た場合拒絶する事はほとんどありません。最も訪問する側にも多少の演技が必要ですが・・・・。

hokehoke先生

有益な補足をして頂きありがとうございます。

私の知り合いにも、父親の認知症が相当進行し生活が困難になっているのに、「1度も受診したことがない」という方がいます。
「病院に行こうと言うと怒り狂うから」というのが理由です。
診断書がないので介護認定も受けられず、体の不自由な母親の介護認定を利用してサービスは父親に使っているそうです。

私の父も病識ゼロで激怒したので病院に連れて行くのは決死の覚悟でした。
怒り出して帰ろうとしても押さえつけてもらうように保健所に行って人を手配しました。(保健所ではそういうことをしてくれます。)

そんなことをせずに済むように、高齢者が抵抗なく無理なく自然に診察につながるシステムが早急に必要だと思います。
癌の集団検診会場で同時に認知症検査をするとか(認知症専門医も一人置き、引っかかった人をその場で診察するとか)。

No title

癌検診ではなく、普通の健康診断でやるのが効果的ですね。
癌検診を受ける人は、元々医者に抵抗がない人でしょう。
西洋のようにホームドクターがいれば異常に気付いてもらえる可能性も高まるのでしょうが・・。

社会がどんな老人にも敬意を持って接する事が重要で、「認知症」というレッテルを貼られて社会のお荷物の烙印を押されるのを皆恐れているのです。

認知症は癌とは違うと思います。闘う相手ではなく、仲良く共存するしかない。本来の寿命50年の人間が、長寿と引き換えに背負ったものなのですから。「認知症を予防」なんて、人の不安につけ込む悪徳商法もどきだと思います。「癌に効く」というタイトルだけで発行部数が伸びた80年代と同じ。みんな怖いからすがるのです。昔はその相手が宗教でしたが、今は医療なのですね。

kimiさん 

認知症を正しく理解し、無知による偏見、差別をなくすことは、本当に重要だと思います。
誰でもがなりうる病気ですから。

「認知症予防」と銘打った悪徳商法、商品がどのくらいあるのか、私は、よくわかりませんが、認知症予防に努めることは重要だと思っているんですよ。
意識的に運動習慣を身に付け、健全な食生活に努め、禁煙をすることでリスクが下がることがわかっているのですから、自分の子や孫の世代のことを考えれば、私は真剣に予防に取り組みたいです。
膨大な数の病気の高齢者を支えるために苦しめたくはないです。

ただどれだけ気を付けても努力してもリスクをゼロにすることは不可能です。
性格、人格、生き方にかかわらず、病気になる人はなります。
その時は、病気を受け入れ、本人が仲良く共存していけるよう周囲のサポートが必要だと思います。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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