認知症予防策新たな試み(新聞記事) 

2012年9月9日の日本経済新聞の記事。(一部抜き書き。一部要約。青字部分)

母もまず目立ったのは、料理ができなくなったことでした。
メニューを考えられない、段取りが出来ない、野菜を切りながら煮物をするなど1度に複数の作業ができないといったことが顕著になりました。
妻や嫁のいる男性高齢者の場合は、複雑な能力を必要とされる機会がないため一見問題なく生活しているように見え、認知症の発見が遅れると以前、本で読んだことがあります。


   認知症予防策 新たな試み
     思い出の写真で対話、マージャン
       脳活性化効果、今後検証へ

千葉県柏市の介護予防施設では「ふれあい共想法」を行っている。
千葉大学の大武美保子准教授が考案した脳を活性化する(認知機能を高める)方法。
大武氏は、NPO法人ほのぼの研究所(柏市)で講座を開き、長崎北病院が導入。
認知症の初期症状が出始めた70代男性は、1年続けると他の人の話を理解して会話できるようになった。

 <「ふれあい共想法」のポイント>
1. 男女6人程度の参加。
2. テーマに沿った写真を用意(各自持ち寄る)。故郷、旅行、健康、食べ物など。
3. 写真はスクリーンなどに投影して参加者からよく見えるようにする。
4. 自分の写真を約5分で説明。質疑応答に5分。全員が順に話し手と聞き手になる。
5. 制限時間厳守。司会者は、話し手が自分の言葉で表現し、聞き手に質問を考えるよう
  に促す。

対面でするゲームも注目されている。その1つが健康マージャン(酒・煙草・賭なし)。
諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授らが脳の血流量増加を確認した。
「4人で会話をしながら、相手の行動を読んで自分の手を考えるからだろう」と篠原氏。

最近の研究によって、認知機能は、記憶力の低下よりも行動や生活を管理する機能の低下が顕著だとわかってきた。
計画を立てたり、複数のことに気を配りながら作業をしたりする「実行機能」は、認知症の初期の段階で衰える。
料理などに時間がかかるため、やらなくなり、更に症状が進むという悪循環に陥る。

料理、旅行、園芸などの実行機能を使う趣味を週1回1年継続した高齢者は、実行機能が向上した。(東京大学の矢富直美特任研究員らの研究)
「実行機能を集中的に使えば、認知症の予防につながるかもしれない」と矢富氏。

<この記事と共に紹介された2つのサイト>
*ふれあい共想法について知るHP→NPO法人ほのぼの研究所
*認知症を知るには→厚生労働省HP


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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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