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レビー小体型認知症の母の日々(2)

  (1)からの続き。

レビー小体型認知症の特徴(症状)を示す母の日常をまとめてみます。
一般の方が認知症に対して抱いているイメージとは、随分違うと思います。

  <認知機能に大きな波がある(調子の良い時と悪い時の差が激しい)>
頭のスイッチを切ったようにボーっとして話もできない時(最近は減少)、普通に(調子が良ければ病前と同じ状態で)話せる時、話はできるがトンチンカンな時が、入れ替わります。予測不能。規則性はないように見えますが疲れるとダメです。

「子供が初任給で御馳走してくれたのが嬉しくて皆に言った」と調子の良い時の母に伝えると「そうしてもらえなかった人は辛い思いをする。そんなこと誰かれ構わず言うもんじゃない」と諭されました。

私「お母さん、水まんじゅうとドライマンゴー持って来たけど、どっち食べたい?」
母「ドライまんじゅう!!」
(冗談か本気か不明ですが、多分本気です。こういう言葉の間違いはとても多いです。)
次々と美味しそうに平らげてから胸を張って「Next!」(英語はできないのに発音良し)

  <日常的に妄想がある。感情のコントロールができなくなる時がある>
   (BPSD/周辺症状と呼ばれるもので不安感等から起こると言われている)
父が浮気をしているという妄想のために泣きじゃくったり(最近は泣かない)、別の妄想で怒り狂ったり(病前の母とは別人)、うつ状態になったり、昔通り冗談を言って周囲を笑わせたりします。(冗談は意味がわかりにくいものになりつつあります。)
妄想も奇想天外なストーリーであることが多々あります。

  <初期からずっと病識がある>
「私はバカになった。迷惑をかけるばかりだから早く死にたい」と言う時があります。
自宅からデイサービスに通っていた頃も「家族に迷惑をかけている」と言って泣いたそうです。

  <記憶障害はあまりないタイプ>(記憶障害から始まるタイプの方一般的だが、それ   でもアルツハイマー型と比べると記憶障害は軽いといわれている)
色々よく覚えていて、誰が何を言ったかなど面白おかしく話して聞かせてくれます。
妄想との区別は難しいですが、後から確認すると事実通りであることがよくあります。
母「(立とうとしていたら)”キャ〜!○○さん、何やってるの〜?!”って(職員が)飛んで来たよ」

(3)に続く。
*レビー小体型認知症の症状は、こちらを。

P1010528_convert_20120901194230.jpg
グラジオラス
(7月に撮影)
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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