遠距離介護のコツ(何をすればいいか)

現在は、母が特別養護老人ホームに居るため、直接の介護をしていませんが、自分がした(している)こと・すれば良かったと思うことをまとめてみました。

遠くに住んでいる人間にできることは、できる限り多くのサポート(助け)を確保することです。掃除など家事にだけ忙殺されていてはいけません。

病院に連れて行き、介護認定を受け、介護サービスを利用することは、最初の一歩です。

その地域にある様々なサービスを調べ(自宅からネットと電話でほとんどできます。例えば宅配弁当。)実際に見たり話を聞いて申し込みをすることも大事な仕事です。
(私の実家の場合は、妹がほとんどしてくれました。)

介護している親が突然倒れて介護できなくなる等、いつ何が起こるかわかりません。
まだ必要ないと思っている(余裕のある)内から(本人が嫌がっていても)デイサービス、ショートステイ、老人ホーム等を調べ、見学、準備しておくことは、とても重要です。

連絡が付かないとき安否確認をお願いできる近所の人や自分が行けない時、通院に付き添ってくれる有料ヘルパーサービスなど、自分の代わりになってくれる人を一人でも多く見付けておきましょう。


1. なるべく頻繁に帰省する。腹を決め、とにかく行かないと後で困ることになる。
  (短期間の間に急に悪化したり、深刻な問題が進行していることがある。)

2. すべて早めに(行き詰まる前に)複数の相談機関に相談し、対策を実行。
  (サービスの利用等。施設の見学・申し込みは必要性を感じる前から)

3. 普段から実家への連絡を密に取り、何に困っているかを把握しておく。
  (心配かけまいと隠すので、上手く質問すると次々出てくる。認知症発見の糸口も)

4. 自分の家でできることは、すべて済ませてから帰省する。
  (ネットでの調べもの。電話やファックスでできることは多い)

5. 帰省前に計画を立て、帰省時は、そこでしかできないことを集中的にする。
  (手続き、通院、ケアマネなど主要な人と会う、施設見学等)

6. 生活ぶりや病状(体調/認知症の有無や進行具合等)を詳しく観察する。
  (冷蔵庫や収納、郵便物、可能なら通帳など金銭面もチェック)

7. 生活上の細かな問題を見つけ解決する。
  (手すり設置、エアコン修理等多々ある。施設に居れば職員に相談)

8. 通院には必ず付き添い医師とよく話し合う。事前に勉強も必要。
  (問題がなくても健康診断に連れて行き医師と繋がりを持つ。)

9. 近所や親戚、親の親友などにこまめに会う。連絡先も知っておく。
  (お土産を持って行き、様子を聞き、サポートをお願いする。)

10. 介護スタッフ、地元の兄弟や自分の家族にも気を使い、深く感謝を示す。

追記:鍋が焦げる前に自動的に火が消えるガスコンロ(リンナイ等で市販)に代える。
   タンスの中を見て、季節に合ったものに入れ替える。着ない服は処分する。
   シャンプー/リンスや洗剤などを間違えないようにを付けたり、工夫する。
   ゴミの分類ゴミ出しができているか、ため込んでいないかもチェック。
   「命令」ではなく「お願い」しましょう。敬意を示す事を忘れずに。
   優しくじっくり話を聴くだけで不安が減り、落ち着き、問題も減ります。

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ブーゲンビリアの花
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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