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妄想にどう対応したら良いのか(1)

物盗られ妄想(嫁が財布を盗んだ等)や嫉妬妄想(妻が浮気をしている等。レビー小体型認知症で頻度が高い。)は、よく聞きますが、レビー小体型認知症の場合は、理解し難い、やり切れない妄想があります。
ほとんどが幻視(幻覚)から発展した妄想ですが、家族は、とても苦しめられます。

母がレビー小体型認知症と診断される前、血まみれの私の幻視を見ては、度々泣きながら電話をしてきました。
認知症の妄想は、説明や説得では一切変わらないという特徴があります。
「私は、○○(300キロ離れた所)で元気にしている。実家には行っていない」とどれだけ時間をかけて説明しても全く無駄でした。
幻視の私が何日も居間で眠り続けているので「このままでは死んでしまう!病院に連れて行く!」と騒ぎ、止める父に殴り掛かったこともあったそうです。
(こうした話をしてもパーキンソン病の主治医は認知症ではないと言いました。)

Aさんのレビー小体型認知症のお母様は、「家にAさんが2人居て、Aさんがもう!人のAさんと仲が悪い」と言って怒るそうです。
母も電話をしてきた妹に「あんたはここで寝てるよ」と言ったことがあります。
これは、レビー小体型認知症の幻視(妄想)の特徴の1つです。(詳細は、こちら。

レビー小体型認知症の介護で最も辛いものの1つは、そうした妄想だと思います。
妄想の矛盾は理解しなくても、思考力はある時にはありますから、ごまかしも効かず、余計怒らせます。
母のように記憶力が保たれているタイプでは、「昨日もこんな嘘を言った。その前もこんな出任せを言った」と正確に覚えていて責め立てます。

どうすれば上手く妄想に対応できるのか、散々調べましたが、即効性のある方法は、見つかりませんでした。
あたたかい態度で接してその人の心の奥にある不安を取り除き、安心させること。
それしかないようです。

レビー小体型認知症の場合、病識(自分が病気である自覚)がありますから、不安・恐怖・悲しみは、相当強いと思われます。
病気になって一番戸惑い苦しんでいるのは、間違いなく本人です。
アルツハイマー型認知症の方は、病識がなくカラッと明るい場合が多いと言われますが、レビー小体型認知症の多くの方は、抑うつ的になり泣いたり、人によりイライラしたりするようです。

 (2)に続く。

P1030185.jpg
向日葵(ヒマワリ)
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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