認知症の種類別 早期発見のための知識とチェックリスト

  <各種認知症チェックリストは、記事の後半に記載>

意欲低下(家でゴロゴロ。日中もウトウト等)や強い不安感(心配性等)は、認知症の初期症状という記事を読みました。(2012年7月17日 読売新聞。全文は→こちら
レビー小体型認知症では、意識障害によって寝てばかりいる(短時間失神することもある)場合があります。
……………………………………………………………………………………
<認知症=物忘れがひどい。 同じことを何度も言う。 常におかしい。
まともな会話ができない>という認識は、間違っています。
多くの認知症患者は、中〜重度になるまでは、健康な人と区別が付きません

認知症を知り、早期発見するための過去の記事をまとめてみました。

認知症を起こす(脳に特定の変化を起こす)病気は、70~100種類あります。
(注byしば:必ず原因となる病気があり「認知症」という3文字の病名はありません。)
甲状腺機能低下症(橋本病)うつ病、アルコール依存症等でも認知症症状が出ます。

3大認知症は、「アルツハイマー型」「レビー小体型」「脳血管性」
前頭側頭型認知症(ピック病など)を加えて4大認知症となります。

(斜体字部分:小阪憲司著「第二の認知症 増えるレビー小体型認知症の今」P.20~23)

原因となる病気によって特徴・症状は、大きく違います。(詳しくは、こちら。

しかし認知症の症状は、個人差が非常に大きく、教科書通りでないことが多々あります
また複数の病気を合併することも珍しくなく、症状の多様さのために誤診も多いのです。
アルツハイマー型と診断された患者の中には、レビー小体型が多数居ると小阪憲司医師が前述の本に書いています。

レビー小体型認知症の一部とピック病では、初期には記憶障害(物忘れ)が出ない場合があり、病院での知能検査(長谷川式等)で高得点を取ります。(父がそうでした。)
CTやMRIなどの画像診断では異常が見つからない場合もあります。(母がそうでした。)

認知症の早期発見には、家族の観察が最も大切です。


   < チェックリスト集 >

1. アルツハイマー型を中心とした認知症早期発見チェックリスト
  アルツハイマー型認知症のためのチェックリスト 

2. レビー小体型認知症のチェックリスト(3種)(小阪憲司医師作成他)
  完全版:レビー小体型認知症の全症状」 
(ネット上で最も詳しい) 
  追記:幻視(写真)を利用した簡単な検査方法と利用写真の実物
  体験談集(家族会サイト。現在、7人分)

3. レビー小体型認知症とほぼ同じ病気であるパーキンソン病の初期症状
(小坂憲司医師は、前述の著書P.55に「パーキンソン病患者の70〜80%に認知障害が
 出る」と書いています。)
  臭覚の低下によってパーキンソン病患者の認知症発症が早期にわかるという研究

4. 脳血管性認知症になる脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の前触れの症状
  脳梗塞介護家族の体験談
  「まだらボケ」の症状実例(具体的イメージがつかめます)
  脳血管性認知症の具体的症状(新聞記事から)(皮質下血管性認知症)

5. 前頭側頭型認知症 ピック病の症状(記憶障害はないが行動が異常な場合も)
  チェックリストと具体的症状例
  介護家族の体験談(他人からは認知症とはわからない例)

6. Eテレ「名医にQ」で紹介された早期発見の方法
 たった一言で認知症早期発見できるという質問  

7. 突発性正常圧水頭症(iNPH)のチェックリスト(手術で治る認知症) 

    <認知症と誤診されやすい病気・物忘れが出る病気>

  ●てんかん(高齢で発症するもの)の主な症状
  (認知症と誤診されやすい。抗認知症薬で悪化)
  ●甲状腺機能低下症(多くは橋本病)(体重増加など症状多様)
  ●うつ病自己診断テスト カテゴリ:うつ病
  ●更年期障害(カテゴリ:更年期障害の治療

<誤診の多い2つの病気を見分ける方法>

*アルツハイマー型とレビー小体型の幻視の違い→こちら
*アルツハイマー型とレビー小体型の徘徊の違い→こちら
*レビー小体型にあってアルツハイマー型にない特徴:薬を飲んで(副作用で)認知症が進んだようになるしっかりしている時とダメな時の差が大きい頻尿・便秘・立ちくらみ・失神・だるさ・うつ等がある

<関連記事・カテゴリ>
認知症 種類別 早期発見のための知識とチェッックリスト(リンク集)
認知症タイプ分類質問票(山口晴保教授作成)
認知症 無料動画集(種類別の症状や治療・ケアを解説した動画も)
認知症の種類別 本人と家族の体験談集(必読)
認知症Q&A 認知症を疑ったら/診断されたら、まず何からすればいいのか?どうすればいいのか?
医師が語る各認知症の見た目の違い(認知症セミナー)
*「認知症の種類別 長谷川式スケールの答え方
パーキンソン病、レビー小体型認知症との関係に関する重要リンク集(必見)
*「アルツハイマー型認知症の進行の仕方(FAST)(大きく違えば他の認知症の可能性)

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日々草
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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