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レビー小体型認知症の方の夏対策

暑中お見舞い申し上げます。

残酷な暑さです。
介護する人も辛いですが、介護される人にとっても過酷な季節です。
皆さん、お体は、大丈夫でしょうか。

特にレビー小体型認知症の方は、自律神経症状により汗や寝汗が異常な場合があります。
異常な発汗には、濡れタオルを首に巻く(首を冷やす)という方法が効果的だそうです。

その一方で体温が下がり、手足が冷たくなるということも起こります。
手足の冷感には、入浴、足浴、手浴が効果的だそうです。(夏はぬるめに)

体温調節の難しいレビー小体型認知症の方には、室温25度、湿度40~60%に設定。
部屋とトイレなどの温度差が、5度以上ないのが理想ということです。

(上記の症状と対策については、小阪憲司・羽田野政治著「レビー小体型認知症の介護がわかるガイドブックP.72からの引用です。)

私が、母を自宅(実家)介護した時は、歩行困難の母を必死でトイレに連れて行きました。(それもリハビリだと考えていました。)
お互い汗びっしょりに、ヘトヘトになりました。
ベッドから数メートル先にあるトイレへの往復が、マラソンのように過酷に感じました。
今思えば、ポータブルトイレを使えば問題なかったのですが、その時には、初めてのことで何をどうすれば良いのか落ち着いて考える余裕もなく、ただただ死に物狂いでした。

介護される側にとっても介護する側にとっても最もまずいケースです。

そういう状況に突然なりましたし(転倒による圧迫骨折の手術により。)母は毎晩一晩中叫び、おむつを外し、何をするかわからない状態でしたので、私も父も追い詰められていました。
母にしてもそんな余裕ない介護をされて、不安が高まりこそすれ安堵できる時はなかったでしょう。

ちなみにこの状態は、医療(薬)ではまったく改善しませんでした。
睡眠薬や抗精神薬は、むしろより悪く作用しました。
(体が動かなくなったり、異常に怒りっぽくなったり、泣きじゃくったりしました。)

私たちは、睡眠時間を確保するためにショートステイを度々利用しました。
母は嫌がりましたが、介護を続けていくには、介護する家族が心身共に健康でなければいけません。

皆さんは、とにかく無理をせず、くれぐれもくれぐれもお体に気を付けて下さい。

しば

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No title

うちの犬が同じ症状です。
一晩に10回以上起こされ、人間と違って近所に響き渡る声で吠え、耳が聞こえないので怒鳴っても鳴き止みません。すぐに怒る為に私は最近ずっとリビングの床で寝ています。無駄吠え対策の装置を首輪につけてもダメでした。(子犬と違って認知症では学習が入らないですものね)
元々自閉症でコミュニケーションが難しい子でしたが・・日中強引に起こしておくとか、眠くなる薬を餌に混ぜる、もダメでした。

毎日が徹夜明けのようにフラフラで吐き気がして、どちらが先にくたばるかサバイバルゲームのような状況です。

老犬ホームという訳にも行かず、手術で声帯を取るか、山に捨てるか、保健所に連れて行くか・・真剣に考えてしまいます。
すみません、愚痴ってしまいました。しかしこのままだと、家族中が倒れる日も遠くない気がします。

ところで幻視についてですが、どうも全ての人間に幻視が存在するらしいです。感覚受容体から来る電気信号だけでなく、脳が記憶から作り出している様々な画像が視覚野に流れ込み、正常な大脳はそれを常に修正して、正しい情報以外を消しているのだとか・・
事故や病気で脳の一部が損傷して、その消しゴムが上手く働かなくなると幻視が現れる。また、普段網膜の盲点を周りの情報からカバーして視界から外しているように、白内障や緑内障等で視力が衰えた人は見えない部分の情報を大脳が記憶から置き換える。そうすると見えない部分(大きな盲点)に動物や子供やアニメのキャラが現れるということがあるそうです。(認知症でも統合失調症でもなく)
これを読んで、それまでの幻覚についての認識が覆されました。

kimiさん

どうしたらいいんでしょう。
犬も飼っていれば家族ですし、かといって家族全員倒れる訳にもいきませんし・・。何とも言えませんが、倒れる前に何か良い方法が見つかると良いのですが・・。

幻視についてのコメントを読み、目の錯覚を利用したトリックアートや様々なものを思い出しました。
目は、あるがままの実像ではなく、見たいもの(虚像。こうあるべきだと思うもの)を見るようですね。だから簡単にだまされるとか。手品もそれを利用しているようですね。
20年振りに会った友人が、(会った瞬間だけは違いを感じるけれど)中身はもちろん外見も全く変わらないと感じるのも同じことなんでしょうかね。

対処法・・

犬も家族ですから、見放す訳にもいかず・・

昨夜は玄関(5畳くらいあります)に新聞紙とペットシーツを敷き詰めて部屋に出したままにして、なんとか朝まで騒ぎませんでした。家族中が病気になるくらいなら漏らされる方がマシ、という結論で。

11年間、(大小のお漏らしして、大の方は食べ散らかすので)夜はケージに入れていたのですが、夜中に不安になって私を呼ぶみたいです。怒られるのが分かっていても・・

もう1匹は室内で漏らすことは殆どないのに、自閉症ワイアーは多いと日に複数回です。1日2回の散歩でも出すのですが・・年齢のせいでもなく子犬時代からずっとで、しかもペットシーツがあっても、自分のベッドの上でも平気でやります。これは犬を飼ったことのある人からすると信じられないことですが、試練だと思って耐えています。障害のある子に厳しく躾をしても、成果が上がらないことでだんだん自分が追い込まれてしまいますから。

飼い主の躾のせいとは言えないと思います。もう一匹は、呼べばしっぽを振って来るし、目を合わせるし、撫でてくれと要求するし、漏らさないし、ドッグランで他の犬とも遊べるし・・これが普通の犬ですよね~?

kimiさん

私も実家に居た時は、ずっと犬を(猫も。)飼っていましたから色々な犬がいるというのは知っていますが、本当に多様ですね。
つまり犬も人間も一緒だということだと思います。

昔、タイで重度の(おそらく)脳性麻痺の犬を見たことがあります。
仏教国のせいか、自分ではまったく動けない犬を飼い主が食事をさせて何年も飼っていると聞きました。
命について考えさせられました。

犬も人間と同じ命を持った生き物ですから、道具のように使い捨てるということはできません。
生き物を飼うというのは、本当に大変なことだと思います。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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