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胃ろうを止める(新聞記事)No.2

2011年2月9日読売新聞の医療サイト「ヨミドクター」に日野原重明さんが書いた胃ろうの記事。(冒頭部分は省略。全文原文通り。)

先月、このブログに「胃ろうを止める」という記事を書きました。
日本老年医学会が指針を発表したところで、胃ろうを途中で止めることは極めて困難ではないかというコメントを医師から頂きました。私もそう考えていました。

しかし日野原さんは、この記事の中で「日本尊厳死協会に入会しておけば倫理的に認められる」と書いていました。

以下、青字部分は、ヨミドクターからのコピーです。

(略)ところが以上のような状態が長く続くと、鼻孔からの補液を1日3~4回繰り返すのではなく、腹部を小さく切開して胃のあたりの皮膚に孔を開ける処置をします。
それを「胃瘻(いろう)」と呼びます。ここから液体を補給することは鼻孔栄養よりも操作が楽だから、介護人でも可能です。

しかし、意識が回復しないか、または認知症がひどくてうとうと眠っている老人や、がんの末期でホスピスでの療養が望ましい重症患者では、胃瘻から水分や栄養物を補給しても、それが本人のためになるかどうかは分からないケースが多いのです。
その時は、胃瘻からの補液はむしろ中止した方が当人に望ましいと、医師や家人は考えるかもしれません。

もし患者の意識がはっきりしている時に、当人が日本尊厳死協会に入会しておれば、家人は医師と相談して、補液の中止を行っても、これは倫理的に認められることで、栄養補液をすこしずつ減らしていけば、結果として尊厳死となるのです。
そこで、以上のような重症な病気にならない前に、前もって日本尊厳死協会に登録すればよい。
今日、この登録者は29万5千人にも達しています。

胃瘻を続けていても、その補液は食道から逆流して気管に入ることがあり、そのために嚥下性肺炎で死亡することもあるので、鼻孔からの補液と同様に、胃瘻には副作用もあるわけです。

今、日本では口から食べ物をとれないために胃瘻で延命している人は約40万人にも及ぶと言われています。
自分が重症となり、回復が望めなくなったと思われた時には、補液などをしてほしくないことを事前に家人や医師や日本尊厳死協会に登録しておけば、それが一番よい手立てであることを覚えておいてほしいと思います。


P1020755_2.jpg
モチノキの仲間(生け垣の小さな花)
去年撮影。
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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