スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

帰宅しました

今回、滞在が短かったこともありますが、3日間で母は1度も怒りませんでした。
2年間で初めてのことです。
「最近、特に穏やかになったという変化はない」と施設職員の方も妹も言っていました。
これは、天がくれた偶然のプレゼントなのでしょうか?

いったい何が起こったのか、私にもよくわかりません。
『”認知症が治っ”たというのは、こういうことをいうのだろうか・・?』と思いました。
(広告や週刊誌の見出しなどでそう書いてあるのを見ることがあります。)

実際には、BPSD(詳しくは、こちらを。)が、一時治まったというだけで、幻視(幻覚)も妄想も記憶障害も治ってはいないのですが、介護家族にのしかかっていた精神的重圧というものは、魔法のように消えてしまいます。
消えて初めて、それがどんなに重かったかということに気付きます。

BPSDさえなければ、認知症であっても本人も家族も穏やかな心で暮らしていけます。
生活に不便はあったとしても、認知症だから不幸だということは言えないと思います。
勿論、この状態が、来月も続くとは思っていませんが・・・。

しかし母を見ていると、母と優しい職員の方々の人間関係が強まっていると感じました。
そうした職員の方には、私も含めた家族には見せないような笑顔を見せ、昔の母のようにおどけて笑わせようとするのです。
「今日は、引っ越しの日」という妄想は、変わらずに毎日言っています。
しかし母は、あの施設に新たな自分の生活を築いたのだと思いました。
それは、母のことを深く思いやって下さる職員1人ひとりのご努力のお陰だと思います。
家族にできなかったことを職員の方々にして頂きました。
感謝の気持ちで一杯です。

P1000936.jpg
ムギセンノウ




関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。