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ピック病の多様な症状と治療(その2)サプリメント

「ピック病の多様な症状と治療法(その1)」の続きです。(記事は、こちら。
hokehoke医師から頂いた情報です。(青字部分)

日経メディカルに掲載された「フェルガード」(市販サプリメント。種類は色々あり。)の効果とレビー小体型認知症への使い方ガイドラインについては、こちらの記事を。

(注byしば:フェルガードは、7割の方に効果が出ると言われています。)

***********************************

ピック病患者に対して、サプリメントの「フェルガード100M」(1日2~3包)で良い状態を保つ方法もあります。
フェルガードの長所は、前頭葉の機能改善効果が高いことです。
しかしコントミン(処方薬。前の記事を参照。)なしで「フェルガード100M」を始めると、非常に強い興奮を起こす場合もあるようです。

河野和彦医師(名古屋フォレストクリニック院長)は、「フェルガード100M」を1度に3包飲ませてみて興奮が見られるなら、フェルガードの効果が期待できる(薬に反応する)と考えているようです。
(注byしば:強い興奮を起こす可能性を考えれば、1番最初から3包を試しに飲ませることは、避けた方がよいかと思います。)

フェルガードの効果が出るまで時間がかかる方もいるようです。
通常は、飲み始めて1~3ヶ月で明らかな効果が出ることが多いですが、10カ月かかる方もいるようです。
飲み方は、「フェルガード100M」を1回に1包、1日2~3回飲むのが普通です。

陽性症状(興奮する・怒る等)の強いピック病患者の場合、コントミンで興奮を抑えてから、フェルガードの使用を勧めます。
フェルガードで大興奮が見られる場合があるためのようです。

フェルガードの作用には、ガーデンアンゼリカの直接作用(短期間で効果あり。)と、フェルラ酸+ガーデンアンゼリカによる神経回路修復作用(効果が出るまで長期間かかる)があります。
後者の作用により前頭葉の機能が、回復してきます。

前頭葉の機能回復は、認知症の方にとって重要な作用だと考えられます。
前頭葉の機能の改善が十分行われれば、興奮しなくなります。
興奮は、ガーデンアンゼリカの直接作用のためですが、この反応があれば、後者のフェルラ酸+ガーデンアンゼリカによる神経回路修復作用も期待できるということなのでしょう。

私は、ピック病にフェルガードを使用した事はありません。
1例のみ前頭側頭型変性症の非流暢性失語症に使用して、著名な改善効果を確認。
レビー小体型認知症では、前頭葉の機能改善効果が、非常に大きいことを確認しています。

前頭葉機能が障害されるピック病に効果が期待できることは間違いないと考えています。
しかし大部分の方は、適量のコントミンで穏やかになり介護しやすい状態になります。
もちろんピック病に方に対しては、必要以上に干渉せず、ストレスを与えないと言う事が重要です。

河野先生の名古屋フォレストクリニックでは、コントミン+フェルガードで治療を行っています。
フェルガードの前頭葉の機能改善効果が出るとコントミンを減量することが可能のようです。3~6ヶ月でコントミンが不要になる事が多く、それ以後は通院が不要になるそうです。


*カテゴリ「ピック病について

P1000961_convert_20120522065839.jpg
紫蘭(シラン)
白い種類があります。
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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