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家族が認知症を発見するために(チェック項目)

「認知症=物忘れがひどくなる=アルツハイマー型認知症」と考えている方は、多いようです。
「9割の介護者が、認知症介護に関わる前に知っていた症状は、記憶障害のみだった」という記事を読みました。→「介護ニュースの記事」(全国300人対象のネット調査結果)

繰り返し書いていますが、初期のピック病(前頭側頭型認知症)やある種(少数)のレビー小体型認知症(注1)では、物忘れ(記憶障害)はほとんど目立たないといいます。
要介護5で、妄想がひどく、よく支離滅裂なことを言う私の母も最近の出来事(昨日来た人の名前や話の内容等)は覚えていることが多いです。

認知症には、色々な種類があります。(種類別特徴はこちら)
物忘れ以外にも「何かおかしい」「こんな人ではなかった」と家族が思えば、認知症の疑いが濃厚だと母の主治医は、言っていました。

物忘れ以外にも、以下のような変化が起こることがあります。
(長谷川和夫・聖マリアンナ医科大学名誉教授監修の無料パンフレット2種―1つは「ちびまる子ちゃん」の絵付き―を元に色々な本やサイトに書いてあったこと、自分の経験、人から聞いた経験から書いています。
個人により、認知症の種類により、進行の度合いにより症状は、異なります。)

注:幻覚の見えるレビー小体型認知症の早期発見チェックリストこちらを

<認知症、早期発見のめやす>

  *熱心にしていたこと(趣味など)をしなくなった。(興味や意欲が低下した。)
  *日課(風呂、下着を替える等)にしていたことをしなくなった。

  *約束の日時や場所を間違えるようになった。(ドタキャンが増えた)
  *慣れた道でも迷うことがある。(不慣れな場所で戸惑う・混乱する・不安げ)

  *服装や身だしなみ(髪や化粧等)を気にしなくなった。(だらしなくなった。)
  *季節・気温に合った服を自分で選べなくなった。(毎日同じ服。組み合わせが変)
  *以前できた家事(衣替え等)・作業(確定申告等)・家電操作ができなくなった。

  *食べ物の好みが変わった。同じものを食べ続けるなど食習慣が変わった。
  *におい(悪臭・良い香り)が、よく分からなくなった。
  *料理が下手になった・面倒がって買って来る・品数が少ない。簡単な品ばかり。

  *ささいなことでひどく怒るようになった。(或は、自分勝手、頑固になった。)
  *自分の失敗を人のせいにしたり、巧みに言い訳(嘘をつく等)をして取り繕う。
  *ひどく疑い深くなったり、心配性になったり(不安感が強い)、寂しがる。

  *その人らしくないことを言ったりしたりするようになった。(配慮のない発言等)
  *会話が噛み合わない(トンチンカン)、話のつじつまが合わない時がある。

  *自分の(ひどい)物忘れは、年相応だと信じて疑わない。(アルツハイマー型)
  *深刻な場面でも心配せず、あっけらかんとしているように見える。
  *「頭が変になった」「バカになった」と言うことがある。(レビー小体型)

  *無気力になり(或は、ふさぎ込み)何もせず、ぼんやりしている時がある。
  *日中ウトウトと眠ってばかりいる。
  *表情(目つき)が、虚(うつ)ろで活力を感じられない時がある。

 ★さらに病気を絞り込む→認知症の種類別 早期発見のための知識とチェックリスト

追記:旅行、葬儀など非日常的な場面で言動の異常に家族が気づく事が多いそうです。

追記:せっかく家族が気づいても早期であればある程、画像検査にも知能テストでも異常が出ず、誤診されることが大変多いです。
特にレビー小体型認知症は。誤診が多い6つの理由


初期には症状は目立ちませんが、本人は違和感や不安感を感じることが多いそうです。
多くの家族は、たまに「あれ?」と思いながらも、「歳のせい」と気に留めません

本人も巧みに言い訳をしたり、上手くごまかして取り繕ったり、人のせいにします。

その頻度が、長い時間をかけて少しづつ増えてきても、同居家族は既に慣れてしまい、重症化して問題が起こるまで認知症とは気が付かないことの方が多いそうです。(ある医師の言葉)

肉親よりも婿、同居家族よりも遠くに住む家族や親戚の方が、異常に気付きやすいといいます。
肉親は、「あのしっかり者のお父さん(お母さん)が認知症になるわけがない」「絶対なって欲しくない」という気持ち(感情)が強いために客観視が難しく、「これが年相応」と思い込みやすいようです。

注1:小阪憲司医師が「純粋型」と呼ぶレビー小体型認知症患者。患者数は少ない。30~40歳代でパーキンソン症状から始まる患者が多い。平均罹患期間(平均余命)8.7年。
他に「通常型」(患者数多。70歳前後で発病。アルツハイマー型記憶障害あり。
約3割はパーキンソン症状が出ない。平均罹患期間6.4年)と
「自立神経症状型」がある。
(小阪氏の「第二の認知症 増えるレビー小体型認知症の今」P.105から)

追記 2013年9月:この平均余命は、良い治療法が見つかってきた現在では、全く当てはまらない。発症後10年経っても良い状態を保っている若年性レビー小体型認知症のKさんの例もある。こちら

追記:認知症早期発見10か条(2014年3月22日放送)(記事の一番下)
1. 同じ話や質問を何度もする。2. 同じ物を何個も買ってたまっている。3. 冷蔵庫の中に古い物がたまっている。4. 通超・キャッシュカード・診察券を何度も再発行する。5. 常に探し物をしている。6. 自分で薬が飲めなくなった。7. 昔のことばかりを話している。8. ニュースへの関心が薄れた。9. ドタキャンが増えた。10.外出する機会が減った。

*家族が家で簡単にできる認知症早期発見の簡易テストは、こちらです。

*アルツハイマー型認知症等を早期発見できる一言の質問は、こちら。
認知症を疑ったら「認知症あんないダイヤル」☎0120-1652-44(9~21時)。最寄りの病院や地域包括支援センターを紹介してくれるそうです。

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カルミア(アメリカシャクナゲ)
人より大きな木です。オシベが傘の骨みたいな花も不思議ですが
お菓子のようなつぼみは、さらに不思議。
花のアルバムは、こちら。
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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