FC2ブログ

レビー小体型認知症患者に関わる人の必読本

レビー小体型認知症の発見者、小阪憲司医師の『第二の認知症―増えるレビー小体型認知症の今』を読みました。(楽天ブックスはこちら)
レビー小体型認知症に関して書かれた本の中で最良のものだと思いました。
 その理由は:
 1. かなり専門的なことまで広く、詳しく、かつとても分かりやすく書かれている。
  (医学的な知識のない一般の人にも十分理解ができる。)
 2. 症状、原因、診断、治療、病院・医師選び、介護の方法と困った問題への対応、
   介護家族の苦しみ、サポート機関や制度、誤診の問題、アリセプトの問題など
   本人と家族が直面するほぼ全ての問題について公正に正確に書かれている。

医療関係者でもない私が書いても説得力に欠けますが、ネット上で「公正で正確な」情報に辿り着くのは、中々難しいことです。情報が偏っていたり、古かったり、入力ミスがあったりすることは、多々あります。
私も常に公正で正確であろうと努力していますが、自分自身の体験に基づく主観が、書くことに反映していることは確かです。


この本から抜き書きしたい部分は、たくさんありますが、以下の青字部分は、全国のすべての人に知って欲しいことです。

レビー小体型認知症患者は、全国で推定64万人。(P.60)。

しかし多くの人は、誤診され、そのため病状を悪化させたり進行を早めている。(P.120)

その理由は、この病気を知らない医師がまだ多いからだ。(P.206)

2010年の全国調査では、特別養護老人ホームにいる認知症患者1143人中、レビー小体型認知症の診断を得ている人は、わずか1.0%。(P.206)



介護家族だけでなく、医療、介護に携わる方には、是非読んで頂きたいと強く願います。

P1000876_2_convert_20120503131332.jpg
ライラック(リラ)
和名:紫丁香花(ムラサキハシドイ)
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR