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胃ろうと人生の終幕(朝日新聞より)その1

2012年4月18日朝日新聞(朝刊P15)の「胃ろうと人生の終幕」と題した良質な記事を3回に分けてご紹介。
医師、自宅介護経験者、大学教授、それぞれの立場から胃ろうについて語っている。

1回目は、中村仁一氏(胃ろう増設に疑問を抱く医師。老人ホーム同和園付属診療所長。著書に「大往生したけりゃ医療とかかわるな」)。
記事より1部抜粋。(本文は、この倍程度の量)



 <最期は自分で決めておく>

お年寄りに胃ろうを造るのは、医師も家族もより慎重であるべきだと考えます。
日本老年医学会は、今年1月、終末期の高齢者には、胃ろうの差し控えや中止も選択肢とする考えをまとめましたが、もっと早く表明してもらいたかった。

お年寄りに胃ろうを造って、回復や生活の改善に役立ったケースは、ほとんどありません。
医師は「このままだと亡くなってしまいますよ」と時に脅迫めいた口調で胃ろう増設に同意を求めたりする。
だけど一度、胃ろうを造るとなかなか外せません。

本人の意思がわからないのに、少しでも長生きしてほしいからと勝手に造るのは、家族のエゴに過ぎません。
家族が自宅で看病するというなら、少しは理解できます。しかし現実にはそうでない方がたくさんいる。

食べたり飲んだりできなくなって何の医療も施さないと、人は、自然死の道をたどります。通常は、7~10日ほどで亡くなります。
僕らの先祖は、つい40~50年前までは、このような最期を迎えていたのです。
私は、この施設で自然死を迎えた方を250人以上みてきましたが、1人も苦しんだ方はいません。

日本人は、医療に過度な期待を寄せ過ぎです。老いと死に医療は、無力で何もできません。
その点を肝に銘じて、自分の人生の最期を生きている時から考えるべきです。


*胃ろう・嚥下障害・介護食などについて書いた過去の記事は、こちらを。

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花大根 (ハナダイコン)
別名:諸葛菜(ショカッサイ)紫花菜(ムラサキハナナ)大紫羅欄花(オオアラセイトウ)
花のアルバムは、こちら
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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