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認知症早期発見の方法(テレビ放送から)

2012年4月7日のNHK Eテレ「名医にQ」。タイトルは、「早く気付こう!認知症」。
良い内容だったので、1部抜粋して簡単に紹介します。詳細は、こちらを
4月14日8pmの放送は、「認知症 あなたの疑問に答えます!」

 出演:東海林幹夫(弘前大学大学院教授)
    川畑 信也(八千代病院神経内科部長)
    大阪市社会福祉研修・情報センター

<早期発見・早期治療が大切な理由>

がより効果的に効き、良い(症状が軽い)状態が長く続く。
*周囲の理解で自分らしい生き方ができる。(職場の配慮があれば仕事も続けられる。)
原因を早く見つけられる。認知症の種類により治療法介護のポイントも違う。)

しかし日常生活で複雑なことをしない高齢者は、発見が遅れがちになる。
せっかく家族が病院に連れて行っても「異常なし」と誤診されることも多い
(番組では、3つ目の病院でやっと正しく診断された例を紹介。)

病的物忘れ>=自分の経験を覚えていない。ヒントを聞いても思い出せない。
       (例:「朝食食べたかな?」「そんな約束をした覚えはない」)

<受診時、医師は何を見ているか>

*歩き方。普通に動けるならアルツハイマー型認知症の可能性が高い。
     小刻み歩行ならレビー小体型認知症や脳血管性認知症の疑い。
家族と一緒に受診。(一人で来る人は、ごく軽いか、認知症でないことも。)
*医師「最近のニュースで印象に残ったものは何ですか?」(注1byしば)
 患者「老眼で最近は、新聞を読みません。政治には失望しているし・・」
 医師「夕べ食べた物は?」
 患者「魚とか肉とか野菜とか、色々です」
 医師「魚はどんな料理でしたか?」
 患者「(家族に)何だっけ?(家族に聞いてから)そうだ、そうだ。○○だ」
 
この会話は、(アルツハイマー型)認知症患者の典型例。
自分の状態(記憶障害)についての深刻感がない。質問をよく考えようとしない。場当たり的な「取り繕い」をする。人に頼り、自分で答えられないことを気にしない

<認知症を早期発見する簡単なテスト>

1. 1分間で野菜の名前を言う。10以上なら問題なし。5以下では認知症の疑い。

2. 立方体を描いてもらう。四角は描けるが、立体は、初期から描けなくなる。

3. 時計を描く。1時45分など短針と長針が左右に分かれる時間を選ぶ。
  異常がないように見える人でもおかしな時計を描くことが多い。↓

追記:病院でも行われる時計描画テストの詳細・実例こちら

4. 手でキツネを作る。両手でハト(親指をからめる)を作り、次に親指を離さずに
  手のひらの裏表をひっくり返す。(写真は、こちらを。
  認知症の場合、キツネはできるが、ハトはできない。↓
(追記:健康でもできない方が多数。レビー小体型認知症でもできる方がいます。)


<認知症と診断された後の重要な3つの柱> 
1. 薬物治療  2. リハビリ(番組では月1回の言語聴覚士によるリハビリ)
3. 適切なサポート

<適切なサポート> 
コミュニケーションを密に。できないことより、できることに目を向けて、できること、やりたいことをしてもらう。
「行動・心理症状(注2byしば)」には、意味がある
適切なサポートで、困った行動は、減らすことができる。
適切なサポートができているかどうか=笑顔が見られるかどうかでわかる。

注1byしば:この質問は、認知症を早期に発見する重要な質問。解説は→こちら。

注2byしば:以前は「問題行動」、その後「周辺症状(BPSD)」と呼ばれている症状。徘徊、暴力、妄想など介護が困難になる症状。不安精神的ストレスなどが背景にあると考えられている。

<関連記事>
認知症タイプ分類質問票(山口晴保教授作成)認知症は誤診が多いです。
認知症の種類別早期発見チェックリスト(認知症と誤診されやすい他の病気も)
5種類の認知症 種類別 本人と家族の体験談集

P1000644_convert_20120413203405.jpg
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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