スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

注目の素足ランは、スロージョギングの走り方

2012年3月16日の日本経済新聞に「素足ラン 自然で快適」という一面特集記事が載った。
ランニングの世界で注目されているという裸足(ベアフット)ランニングのメリットとメカニズムを紹介した市民ランナー向けの記事だ。

読んでみるとスロージョギングの走法と同じ。(歩幅は違う。)
何も知らない私は、『ユニークなジョギングだからユニークな走り方なのか』くらいに軽く考えていたが、実は、練り上げられた「驚異の走り方」なのだとわかった。

田中宏暁教授が、「裸足か地下足袋で走るのがベスト。それが無理ならなるべく底の薄い安い靴を」と説明するのを聞いても『本当に足を痛めないのか』と、私たち素人は、反射的に思ってしまう。
それ(私たちの長年の常識)が、とんでもない間違いで、ひざを曲げたまま前足部(足の指と土踏まずの間)で着地するこの走法は、合理的、効率的で安全性がとても高いということがわかる。

スロージョギングの走り方は、まだまだ正しく理解されていない。
「時速4~5km走法」ではなく「息が切れず、楽に走れるペース」で走ることが要点。
従ってその速度は、長期間走り続ける内に誰でもどんどんアップしていく。
(歯を食いしばって走らなければ、筋力も心肺機能も上がらないというのも誤解で、スロージョギングのペースでも同じだけ体が進化する。田中宏暁著「スロージョギングで人生が変わる」より)

時速4kmで走り始めた60代初心者もやがて普通のジョギングペースで楽に走れるようになり、ランニングペースで走れるようになり、マラソン完走もできるようになるというのが、田中教授の説明。
だからスロージョギングは、運動習慣のない人や中高年に適した運動であるだけでなく、フルマラソンを走る市民ランナーにも適した走り方ということになる。

スロージョギングに関する今までの記事は、こちら。

以下の青字部分は、日経新聞の記事からの抜き書き。


  ランニング特集 「素足ラン 自然で快適」 衝撃緩和、高率もアップ

裸足ランナーが増えたきっかけは、『BORN TO RUN 走るために生まれた』という本(こちら)
靴のなかった太古から前足部及び中足部で着地(フォアフット着地)して走るのが人間本来の走り方だったのが、靴をはいたことで、踵(かかと)着地に変わった。

踵から着地するとひざが伸びた状態で足が地面に着く。
そこから推進力を生み出すには、ひざをわざわざ折って、また伸ばして地面を蹴る必要がある。
踵着地でブレーキがかかり、再びアクセルを踏むサイクルに陥る。

前足部で着地するとひざが曲がった状態で地面に着く。
着地と同時に地面を蹴ることができる。
この感覚を実感するには、後ろ向きに軽く走ると良い。
自然にひざを曲げて前足部で着地するようになるので、この感覚を覚えて前に走れば良い。

ひざや足首の関節ではなく、股関節を使って脚を振ることで、大きな筋肉である臀(でん)筋、ももの裏のハムストリングが使われるので、より大きな力が生まれる。

加えて前足部着地をすると、靴をはいて踵着地した時よりも衝撃が小さい。
(2分の1~3分の1)
ひざや腰への衝撃が軽減されるため故障が減り安全。
その上、効率よくより速く走れる。

人間は、元々裸足で走っていた。
裸足になると感覚が研ぎ澄まされ、脚や体と会話しながら走れるようになる。
ナチュラルにリラックスして走っていけば、忘れていた合理的で快適な走り方を取り戻せる。何より、開放感を味わえるのがいい。

*関連カテゴリ:「スロージョギング(脳と体の健康を。認知症予防にも)
*関連記事:「スローステップ」(時間・体力がなくてもOK。ランナーの筋肉強化にも)

ef1fbae69f5482b055963d34039f0e63.jpg
絵の上をクリックすると拡大します。
スロージョギングの正しい走り方。1分間180歩で走ることも大切です。
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

ベアフットラン

私もこの走り方に、去年から変えています。
膝への負担が少なくなりました。
膝に負担がかかるからと、踵が厚い靴を履くのは逆効果のようです。
靴はナイキのフリーという靴。靴底はキャタピラのようにグニャグニャです。

No title

アフリカのピグミーは狩りをする為、定住しないで時々獲物を求めて場所を移ります。

一族の移動の時は、老いも若きも何時間も走り続けるそうです。
ゆっくり歩いてるとライオンや豹に襲われるから。
裸足だし、きっとこの走法なのですね。

そういえば昔、裸足のアベベっていましたよね?
ピグミーではないけど駅伝でアフリカ勢が強いのも納得です。

因みに、大型猫族は天敵というより、怖れ敬う対象でもあるみたいです。
ブッシュマンは家族が亡くなるとサバンナに放置して生態系に戻すそうです。
彼らの文化では「善人はライオンに食われ、悪人は動物が食べてくれなく野ざらしで腐る」とか。

waheiさん kimiさん

waheiさん
ほぅ!そうなんですか。
新聞の特集記事には、シューズのことも書いてありました。フォアフット走行のためのシューズが続々と登場していると。ビブラムのファイブフィンガーズ(地下足袋タイプ)、ニューバランスのミニマス、メレルのソニックグローブなどが紹介されていました。
田中教授も踵部分が厚い高価なランニングシューズは、最悪と言っていました。(既に買われている方はショックですよね。ごめんなさい。)

kimiさん
そうなんですよ。人類は、裸足で長時間走り続けて来た歴史があるんだと田中教授も講演で言っていました。獲物が疲労と高体温で倒れるまで、何時間でも走って追い続けたというんです。

何時間も走り続けるというのは、普通の現代人には不可能なことに思えますが、実は、人間の体は走れるようにできていて、誰にでもその能力が備わっているということでした。

「走る」なんて人間の基本的動作の1つなのに、車などの交通手段や靴の発達で、その能力を失ってしまったり、義務教育での体育の授業などで「走ることは、苦しくて辛くて痛くて嫌なこと」と刷り込まれてしまうのは、考えてみれば恐ろしいことですね。

No title

> 義務教育での体育の授業などで「走ることは、苦しくて辛くて痛くて嫌なこと」と刷り込まれてしまう

これは由々しき問題ですね。
うちの小学校は、冬の厳寒時に学年全体だったか高学年だけだったかで始業前に校庭のトラックをグルグル走ってました。周回距離を積算して、棒グラフにしてグループ毎に競う・・という、営業チームのようなこともしていました。スピードは関係ないので、遅い子でも時間をかければ距離は伸びます。
小学生って単純だし、他のチームと競い合って皆率先して走って、ゲーム感覚で活気がありましたよ。1学年450人ですから、みんなが走るとロードレースのように壮観でしたし、無理して抜こうともせず、みんなマイペースで仲良しと一緒に楽しく走ってました。

私は体育が苦手でしたが、どちらかというと走る事は苦痛じゃないです。
その場で縄跳びの方が苦痛だったな。

授業が始まる頃には体はポカポカ、脳も活性化されて集中力がつきました。うちの代前後の我が中学は、進学実績が県内ダントツだったという話を最近聞きましたが、もしかしたらランニングのお陰だったのかも?

学校で走る

羨ましい。私は、小中学校で千メートル走のタイムを何度も取られて死ぬ思いをしました。
私は体育は大好きだったし、得意でもあったんですが、長距離だけは、本当に苦痛でした。思い出すのも嫌です。
だから余計、今、楽しく走れる自分が、驚きでも喜びでもあるんでしょうね。

田中教授の講演の中で、ある小学校で実験をしたという話がありました。
10分とか準備運動をしてからランニング(20分位?覚えていません。)を日課にしているという小学校の校長を説得してスロージョギングに代えてみたそうです。
準備運動はなしで良いのでその分も走る時間にして。

すると半年後(うろ覚えですが。)学力テストの成績が、全科目で明らかに上がったそうです。
加えて高学年になるほど増える「走るのは嫌い」という子供の数が減って、ほとんどの子供が「走るのは楽しい」「走るのが好きだ」と答えるようになったそうです。

このことは、このブログにも今まで書きませんでしたが、もっと注目すべきことだと思います。
やってみてマイナスになることは、1つもないのですから、全国の小中学校でスロージョギングをやってみて、成績の変化を見てみてはどうでしょう?
高齢者の脳ですら容積を増やして機能を高めるというスロージョギングが、成長期の子供の脳をどう変化させるのか、興味津々です。

走ることの楽しさや心身への良い効果を覚えた子供は、大人になっても中高年になっても自分から走り続けるでしょう。
そうすれば爆発的に増え続けている糖尿病患者とその予備軍を減らすことは勿論、認知症を含めたあらゆる病気を減らし、破綻寸前の国の医療費や介護費を大幅に減らすことができる。・・・と私は、結構本気で考えているんですが、まだそういう動きはなし・・。
良いと思いませんか?




プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。