ホルモン補充療法(5)危険性と運動の効果

「脳を鍛えるには運動しかない!」―最新科学でわかった脳細胞の増やし方―(ジョンj.レイティ著 2009年NHK出版発行)を読んで知ったことの1つをご紹介します。

ホルモン補充療法の危険性(2002年の調査)についてです。
私もその後の10年で研究がどう進み、どんな結論が出たのかは、知りません。
少なくとも2010年11月に私が調べた限りでは「安全性は高い」と日本では言われていました。

私も受け、良い効果があったので過去の記事に書きました。(記事はこちら)
その後、スロージョギングで変化があり、ホルモン補充療法を止めても更年期障害は出ませんでした。

以下(青字部分)は本からの抜き書きです。
安全か危険かは、研究の時期(2002年以降の研究か)などを見てご判断下さい。


 「脳を鍛えるには運動しかない!」第8章ホルモンの変化―女性の脳に及ぼす影響

2002年に米国国立衛生研究所(NIH)が実施した調査で閉経後ホルモン補充療法を受けている女性の方が、そうでない人に比べて乳がんの発症率が26%、脳卒中が41%、心臓発作が29%高かった。
イギリスの調査では、認知症になるリスクが2倍になると報告。

ただし短期間であれば閉経期にホルモン補充療法を受けることを支持する調査結果もある。

2002年まではホルモン補充療法は、安全で、認知症予防にも効果があると言われていたため、ホルモン補充療法を巡る矛盾は、多くの女性を困惑させている。


ホルモン補充療法が、ほてり(ホットフラッシュ)に効果があることは、誰もが認めているが、運動が、ほてりや寝汗(血管運動神経症状)に効果があるという決定的な証拠はない。
(イタリア女性6万6千人を対象にした調査で効果があるという結果が出たのみ。)

運動は、少なくとも長期的な副作用を心配せずに、自分で効果を試すことのできる療法だ。
運動によって症状が緩和されてもされなくても、健康が蝕まれる心配はないのだ。
運動は、心臓病や糖尿病、乳がん、認知機能低下を予防する。
また、不安や抑うつ感を緩和する。

オーストラリアの883人を対象とした調査では、運動と更年期障害の間に強い関連性が認められた。
週2回以上運動している女性は、うつの身体的・精神的症状が極めて少ない。
頭痛、体の緊張、苦痛、疲労を訴えることが少ない。

追記:2013年3月24日の朝日新聞の記事をご参考に
    →「エストロゲンは認知症リスクを高めるのか、低めるのか?

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椿
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<しば>

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私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

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’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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