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認知症は病気によって症状が全く違う

認知症と一口に言っても、その症状は、病気の種類によって全く違います
同じ病名の患者でも、脳のどの箇所にどの程度の問題があるかにより症状が違います
アルツハイマーのようなレビー、ピック病のようなアルツハイマーなど、1人ひとりの症状の個人差が、びっくりする程大きいのが認知症です。(医学の教科書通りには、症状が出ないわけです。)
しかも認知症状を引き起こす複数の病気を併発することもあります。(→その研究結果はこちら。必読です。)

そのため認知症は、誤診されることが(私の主観で、統計は知りませんが)あまりにも多い病気です。
(特に若年性認知症、レビー、前頭側頭葉変性症、正常圧水頭症など)
一般的な医師は、以下に書かれた雑誌の内容すら理解していない(記憶していない)と3人の医師から聞きました。

認知症は、「先生に任せておけば安心」という病気ではありません
家族もその病気について勉強しなければいけません。
けれども何千何万という病気の中から、たった1つ2つの病気について学ぶことは、多くの方が考えるよりずっと易しいことです。何も恐れることはありません。
良い本、良いサイト、そして希望は、いくらでもあります
しば
(私は、医療関係者でも介護関係者でもありません。ただこの1年10ヶ月の間、多くの方に多くのことを教えて頂きました。皆さん、親身になって教えて下さいました。本当に心から感謝しています。
かつての自分と同じ状況に居る方々に、私も、必要な情報を届けられたら幸せだと思っています。)

追記:認知症は、合併することがとても多く、誤診も多いという記事を書きました。こちら。
追記:各認知症の早期発見の方法は、こちらを。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下は、雑誌「NHKためしてガッテン2011Vol.10 春号」(P.36~37)より抜き書き。
(「認知症の介護」の特集の中の「認知症の診断で起こる誤診とは?」より。)
抜き書き部分は原文通り。一部追記してあります。追記部分の文責は、私、しばです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 熊本大学神経精神科専門外来   追記(byしば)小阪憲司医師の以下の著書の数字
 2009年のデータより      「レビー小体型認知症の介護がわかるガイドブック」
  アルツハイマー病  56%      アルツハイマー病  50%
  レビー小体型認知症 17%      レビー小体型認知症 20%
  脳血管性認知症   10%      脳血管性認知症   15%
  前頭側頭葉変性症   7%       その他      15%     
  正常圧水頭症     5%


 < アルツハイマー病 >(追記:何度も同じことを言う)
特徴 記憶力や判断力が失われていく
対策 症状を抑える薬
脳の神経細胞がダメージを受ける。
アルツハイマー病は、脳が徐々に萎縮していく病気。脳の神経細胞が次々にダメージを受け、記憶力や判断力が低下していきます。「アリセプト」などの薬が処方されます。アリセプトは、神経細胞の働きを増強させ、認知機能を一時的に改善します。

 < レビー小体型認知症 >(追記byしば:優良サイト「レビー小体型認知症とは」)
特徴 幻視、運動障害など
対策 症状を抑える薬、薬の調節
見えるはずのない人や虫が見える。(追記byしば:動物や子供も多いです。)
脳にαーシヌクレインという物質がたまることで起こります。記憶障害に加えて、幻視や筋肉が硬くなって動作がゆっくりになるなどの症状があります。薬で症状を改善できる場合もありますが、副作用が強いので的確に調節することが大切です。
(追記byしば:記憶障害は初期から出る人と中々出ない人がいます。
身体症状が先に出るとパーキンソン病と診断されることが多いです。幻視を医師に訴えると、パーキンソン病の薬の副作用だと説明されます。ヨチヨチ歩き、転倒骨折の危険が高いです。
レビー小体型認知症の薬だから副作用が強いのではなく、この患者は、アリセプトなどあらゆる薬に対して副作用が激しく出る場合が多いのが特徴です。薬の種類や処方量には、家族が厳重に注意。)

 < 脳血管性認知症 > (→具体的症状

特徴 能力がまだら状に低下する
対策 血圧のコントロール
脳梗塞(こうそく)が主な原因に。
脳梗塞や脳出血など脳の血管が詰まったり破れたりすることによって起こる認知症。この病気は障害が起きた脳の場所によって、ある能力は低下しても、ほかの能力は比較的大丈夫という具合に、まだら状に低下するのが特徴。血圧のコントロールで進行を抑制できることも。

 < 前頭側頭葉変性症(ピック病など含む) >
特徴 同じ言動を繰り返す、自己抑制が効かないなど
(追記byしば:初期には記憶障害がないことも。場違いな言動や買い物の異常等も。)
対策 介護の工夫
机を繰り返したたくなどの症状が。
同じ動作を繰り返す、自己抑制がきかなくなるなど、さまざまな症状が。また毎日同じ時間に同じ行動をするなどの特徴もあり、この特徴を利用して1日の行動計画を立てると介護がしやすくなります。

(追記by しば:実像がよりわかりやすい記事→介護家族の体験談 →映画

 < 正常圧水頭症 > (→チェックテスト
特徴 歩行障害、尿失禁など
対策 手術を検討
見逃されやすい認知症の1つ。
脳脊髄液という液体で脳が圧迫されることで発症。少し足を開き気味にして小刻みにゆっくりと歩き、方向転換のときに不安定で転びやすくなる特徴が。尿失禁などの症状も。手術で余分な脳脊髄液を排出させると、症状はかなり改善されます。

追記:上記の説明では、簡略過ぎて見逃すことがあります。
   さらに詳しい記事は→種類別・早期発見のためのチェックリスト

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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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