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車いすで階段を登り下り

母が、車いす生活になって1年9ヶ月ほど。
どの家、どの店、どの施設、どのトイレを見ても『ここは、車いすでは入れないな(或は、「入れるな」)』と、まず思います。

車いすで玄関までスムーズに行ける家というのは、まずほとんどありません。
誰もがいつかは、歩くのに不自由するのに・・・。
不思議なことだと思うようになりました。


車いす利用者にとって階段は、エベレストのようなものです。
乙武洋匡さんが、大震災の後、マンションの高層階にいる自分の子供たちと何日も会えなかったと話しているのを聞いた時には、胸が痛みました。

かなり幅広のベルトのようなものを首に下げて車いすを吊り、2人の介護者と1人の車いす利用者が階段を登っているのを見たことがあります。
中高年女性介護者では、ちょっと厳しいだろうと思いました。


昨日、「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」のブログを見ていて、車いすのままスルスルと階段の昇降ができる機械があることを初めて知りました。
スカラモービルというドイツ製品です。(詳細は、こちら。動画付き。)

価格が書かれていないので、販売しているアルバジャパンという会社に電話をしました。
「専用車いす仕様」のものが、130万2千円。
1番安い「コンビ仕様」のものが、124万円。

安く使う方法はないかと質問すると、
「介護保険を使ったレンタルでしたら月6千6百円です」

この会社に連絡すれば、実際に使う場所で、実際に使う人を乗せて体験させてもらえるそうです。
階段の幅などに条件があるようですが、使えるかどうか実際に試せるというのは、親切ですね。


「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」は、私が最も頼りとしている家族会です。
困難に直面した時、いつも適切なアドバイスを頂いてきました。
ここが無料で配布している「ゆるりん通信」は、レビー小体型認知症に関する情報が、驚くほど充実していて、本では得られない詳細情報満載です。
医療などに関する情報も偏りがなく、公正です。

img_01.jpg
スカラモービルを使っているところ


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No title

エレベーターは勿論、段差解消の昇降機も停電していたら何の役にも立たないということが今回の震災で思い知らされましたよね。
電気仕掛けのバリアフリーの脆弱さを想像すると、住まい方も考え直さなければなりません。

この車椅子の機械を使ってのムービーを見てみました。階段を上り下りできるショッピングカートの大型判といったところですね。段差の端でブレーキが掛かる仕掛けがなるほど~と思いました。
問題は価格でしょうか。介護保険を使えば6、600円といっても、ホンの時たま使うために年額にして約8万円は…。

私の地元では、中高生の時から車椅子介助の実技訓練をことあるごとにやっていました。乗せている人の体重にもよりますが、コツを知っていれば二人の大人で階段昇降はラクに出来ます。(落下防止のためにもう一人が階段下に待機します) 全ての人が介助方法を習得して、手助けするのが当たり前の世の中を目指していましたが、私が習ったときから40年近くが経過してもそうはなっていないことが悲しいです。

No title

義母を広島から運ぶ時、新幹線のホームに出るのも車椅子だと全く違うコースになる事を知りました。普通に歩いてた通路も、ほんの少しの階段で通れません。普段意識に上らない不便が見えてきますね。

JRは「車椅子」と予約時に告げると、乗車駅・乗換駅・降車駅と駅員さんが待機して、ホームと電車の段差にスロープを敷いて車椅子を押してくれました。でもその予約が、2時間がかり! 事前にネットで調べて覚悟はしていましたが、2時間後に「手配が完了しましたので、また列に並んで窓口で発券手続きをお願いします」と言われた時には正直キレそうになりました。

面白かったのが東京駅!
新幹線の駅が古くてエレベータがないので、貨物用のエレベータで下り、戦前からある地下通路を通り抜けます。クラシックなガス灯が灯っていて、空襲時に天皇が逃げる為の防空壕だったという説も・・(真偽の程は不明)ちょっとした冒険を味わえます。

私はネットでASLの人が温泉に行ったり、人工呼吸器付きでも電車で移動できるのを知っていたのですが、今のしばさんのお母様のように45度までしか起こせない寝たきりの車椅子の義母を見て、他の人はびっくりするようです。だからこそ、健常者にも障害のある人にもっと接して理解して欲しいです。背骨が体を支えられなく四肢が麻痺してるだけで、同じように感じて考える、同じ人間だと言う事を・・自分もいつかそうなる可能性だってあるのですし・・


クリちゃん kimiさん

お二人のコメントに深く同感です。

もし道行く誰もが、普通に車いす移動を手伝う社会ならば、物々しい装置もJR職員も要らない訳です。
JR職員が色々やってくれるようになったのは有り難いことですが、それで余計に「手伝うのは職員の仕事で、私には関係ない」という意識が広まっているように思えてなりません。

関心を持つこと、接すること、理解すること。本当に大切だと思います。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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