フェルガード(サプリメント)の効果とガーデンアンゼリカ(成分)の興奮という副作用

(施設との話し合いの続き)

施設長からは、先月から再開したサプリメント(フェルガードハーフ)のことも訊かれ、驚く。

施設長「あれは、どういう効能があるんでしょうか?」
私  「・・認知機能を上げる。・・運動機能、嚥下(えんげ)にも効くと聞いてい
    ますが・・」
スタッフ一同が、「ほぅ!」という驚きの反応。
私  「科学的な裏付けは、知りません。ただ、今まで、飲んだり止めたりしてみて、
    何となく飲んでいた方が、母の場合は、調子が良いような気がしています」
(追記:医師でサプリメントに対して拒絶反応を示す人達がいるので、反感を買わないよう、かなり控えめに言った。実際には、コメントなどに書かれているように複数の医学論文が発表されている。)
看護師「(あれを飲み始めてから)表情が変わりましたよね!」

主治医は、ノーコメントだったが、サプリメントによって母がかなり変わったと施設職員に認識されていることを初めて知った。
私は、近くで見ていないので判断ができなかったが、やはり効果があった。

しかし薬並みに効果があるものならば、(何%の人に効果が出るのかはわからない。効果の出ない人も当然いると思う。)薬と同等に扱って欲しいと思うのは、私だけだろうか?

フェルガードには、様々な種類がある。
症状や体質(薬の副作用で興奮しやすい等)によって種類を変えたり、複数を組み合わせたりして調整しなければいけないが、素人にはとてもわかりにくい。

フェルガードに含まれるガーデンアンゼリカ(西洋トウキという植物から抽出。)という成分は、アリセプトのように興奮作用があるというので、興奮が強かった母は、その成分のみを半分にしたフェルガードハーフというものに変えてみた。
興奮に対する変化は、ほとんど感じられなかったが、とにかく効いているようなのでそのまま続けている。

ガーデンアンゼリカの代わりにアシュワガンダ(インド版朝鮮人参とも言われる植物から抽出。)という成分を使ったフェルガードAというものもあるが、やはり薬のように作用、副作用を観察して調整しなければいけないので、それをできない遠距離の私は、試すことに躊躇している。

誰でも簡単に買えるのは、良いことでもあるが、使い方(種類と量)を気を付けなければ、人によっては副作用に悩まされることにもなりかねない。
誰でも安心して安全に使えるようなガイダンスが欲しい。


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シロツメグサの園芸種?
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フェルガード類の使用の基本は(レビーの場合)
1、フェルラ酸は可能な範囲で多いほうがよい。
2、ガーデンアンゼリカは、パーキンソン症状の改善など認知機能の改善以外にも効果があることが判っています。ただ多いと興奮する場合もあり、ここの症例で興奮などの副作用が出ない範囲で多くする。
3、効果が弱くなったらフェルラ酸・ガーデンアンゼリカの増量を考える。
4、認知機能の改善や、せん妄を起こしにくくするには、アシュワンガンダも併用する。
と成ります。
熊本の木村先生が、フェルガード100MによるBPSD(対象はレビー・ピックが主)の改善効果について、書いた論文がアメリカの医学誌に乗っています。
八王子医療センターの金谷先生も同様の論文を、発表されています。
認知機能の改善を客観的に証明することは、難しいですが、私も約20名の方にフェルガード100M(一部フェルガード100Mハーフ)を試用して、60%以上の方に認知機能の著明な改善を認めました。
パーキンソン症状に関しても、ほとんどの方で程度の差はあれ改善しています。
結核性胸膜炎(肋膜炎)を若いころわずらった方の場合、高齢になってから、結核性胸膜炎の後遺症として、胸膜(肺を包んでいる膜)が硬くなり、肺活量が落ちてきます。
この状態に、レビーによる体幹の筋の固縮が加わると、呼吸運動が十分できず、低酸素状態になってきます。このため在宅酸素療法が必要な状態になる片も最近増えています。
私のフェルガード試用者の中にも数名いましたが、フェルガードにより体幹の筋の固縮が改善し、呼吸運動が十分行えるようになり、低酸素状態が大幅に改善しました。レビーのすべての方でこの改善は認められ、2名は全く在宅酸素療法を必要としない状態まで改善しました。



hokehoke先生

さっそく詳細な情報、ガイダンスを本当にありがとうございました。
私も記事に追記をしました。
正しい情報が、医師も含め広く知れ渡ることを望んでいます。
ありがとうございました。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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