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認知症の診断(基本) 日経新聞の特集記事から

2011年8月14日日本経済新聞に「認知症を知る(上)医療編」という一面記事が載った。
認知症についてあまり知らない読者に向けて書かれた基本的な情報だ。

今回は、その内容紹介の2回目。
文は、ほぼ原文通りで、所々抜き書きしている。
これを読んで、まず私が、思ったことを先に3つ記述する。

1. 画像診断の精度は、100%ではない。
別な言い方をすれば、画像で異常が見つからないタイプの認知症患者がいる。
母は、去年の春、「CTで異常はないので認知症ではない」と言われた。
同じ話は、人からも何度か聞いたことがある。

家族は、様々な症状に困り果て、抱え切れない程の不安を抱えて、すがる思いで専門医を訪ねるのに「脳の萎縮は歳相応です。正常です」と断言されてしまう。
正常ではないから、受診拒否をする家族を説得し、必死で受診したのに・・・。

「家族がおかしいと思えば、その人は、認知症ですよ。それは医師より正確です」
これは、母の前の主治医が言った言葉だ。私は、これが真理だと思う。

2. 新薬のことも書かれていた。
しかし、以前このブログでも書いたので、詳細は、こちらを。
アリセプトや新薬は、進行を遅らせる効果があるが、完治はしない(治ることはない)。

3. 認知症は、人格や頭の良さや生き方に関係なく誰でも患う病気だ。
どんなに素晴らしい人格を持った人でも、どんなに立派な仕事を成してきた人でも、認知症になる。
今、これを読んでいる貴方もあなたの大切な人も、もちろん私も、近い将来、若年性アルツハイマーになる可能性がないとは、誰にも言えない。
まして老いが進めば、認知症になって何の不思議もない。
認知症は、がんと同じ、いつ誰の身に起こってもおかしくない多くの病気の内の1つに過ぎない。
特別な病気ではない。

以下、青字部分が、日経新聞の抜き書き。(全文掲載ではない。)



  認知症を知る(上)医療編 症状多様、早期受診を
 
<患者は300万人超か>

「嫁が私の物をとる」と言う、まだ元気な70代女性。
医師が認知症を疑って専門病院の受診を勧めるが「私はぼけていない」と拒否。
家族の説得で病院に行き、認知症と診断。
けんかしても仕方ない、本人だって不安なのだとわかった嫁は、義母の話を否定せず、よく聞くように。
すると義母と嫁の仲も改善。
この患者の場合は、薬ものまないままで穏やかな状態が続いているという。

「認知症は家族など周りの人の接し方が大切。
家族にきちんと認識してもらうためにも、認知症の中でもどのタイプなのかを知るためにも、早期に専門医の診断を受けるべきだ」
と埼玉県秩父市の健生堂医院の奥野暁子医師は話す。
一度きちんとした診断を受けておけば、後は普段の掛かり付け医でも管理しやすい。

厚生労働省は認知症の医療体制を整備するため、一定基準を満たした各地の精神科病院などを「認知症疾患医療センター」と認定している。
開業医などが疑わしい患者を診たときは、最寄りのセンターへ紹介する流れをつくりたい考えだ。

では専門機関では、どう診断するのか。
基本的には、複数の知能機能検査や家族などの情報から判断する。
コンピューター断層撮影装置(CT)などの画像診断も併用。
初期の人ほど画像診断が必要になるという。
(診断や治療は健康保険など公的保険が使える。)

診断後は、「まず家族に落ち着いてもらう。家族が落ち着けば患者も落ち着くことが多い」と秩父中央病院の黒沢尚医師。

早期受診の重要性は高まるばかりだが、家族が「うちの親に限ってそんなことはない」などと、なかなか理解しないことも多い。
奥野医師は「長生きすれば通る道。偏見を持たずにおかしいと思ったら早めに手を上げよう」とアドバイスしている。


P1030182.jpg
デュランタ・タカラヅカ
こんな花の房が無数に付いている姿は、華やか。
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デュランタ・タカラヅカ

この写真を見ると、宝塚のレビューの階段にいっぱいあるふわふわの輪っかを思い出しますね。スターが後ろに背負ってる羽根のようなものも。
私は宝塚は好きではありませんが、周りにコアなファンが多くて・・

因みに作出は静岡県磐田市の会社だそうです。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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