高齢者ソフト食とは

施設の「刻み食」と「ソフト食」について以前書いた時、非公開コメントで良い情報が寄せられました。

北海道の特別養護老人ホーム 渓樹園のサイト(高齢者ソフト食導入への道のり)です。

聞き慣れない言葉で、中々イメージしにくかったのですが、この「ソフト食の写真」を見ると、思わず感動します。

繰り返し書きますが、私の見た安全で正しい「刻み食」というのは、色々な色の混じった大粒の固めのお粥のようなものです。
何という料理を粉々に砕いたものなのか、食材は何なのかは、見た目からは、まったく想像ができません。

初めて「食べろ」と出されたら、ギョッとして、口に入れるのにかなり勇気が要るものです。
(人間は、見たことのないもの、何だかまったくわからないものは、平気で食べられません。)
荒っぽい言い方ですが、自分なら「残りの一生をこれを食べて生きる」のと「普通の食事を食べて、もしかしたら窒息死する」のどちらを選ぶかわかりません。(まだ普通の食事を飲み込めるという条件下で、です。)

この写真を載せているサイトは、高齢化と共に、「食べるための身体機能はどう変化し、どういう症状が現れるのか」をわかりやすく説明しています。

「きざみ食」と「高齢者ソフト食」のメリットとデメリットも理解を深めるのに役に立ちます。


P1030099.jpg
ちょっとピントがずれていますが、これが
千利休の孫が愛したという宗旦むくげです。
むくげは、韓国の国花。
英名は、シャロンのバラ( rose of Sharon)。
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No title

昔読んだギャグ漫画「少年アシベ」で、父ちゃんが餃子を作っている母ちゃんに「なにチマチマやってんだ!腹に入っちまえば同じじゃねえか」と怒鳴ったら、キレた母ちゃんが後日出した物は、大皿からはみ出る巨大餃子で、中にはご飯もみそ汁もビールも餃子の具も全部入ったものだった・・というオチで、刻み食の説明を読んでたらそれを思い出しました。
主人公の少年は「すげ~!」と感動してましたが、父ちゃんの情けなさそうな顔が印象的で・・

栄養は変わらないと言っても、やはり大根は大根の味、人参は人参の味と、それぞれ認識しながら食べるのは重要なことですよね。

kimiさん 

読んでいて、ふっとある映画を思い出しました。ウィリアム・ハート主演の「ドクター」だった気がするんですが、患者の気持ちを理解するために、医師全員に患者体験をさせるシーンがあったと思うんです。(違う映画だったらごめんなさい。)

医師からすれば「これは必要な検査・治療だから」と、患者にとっては、どんなに苦痛な検査だろうが、治療だろうが、平気でやって何とも思わないというのが一般的ですよね。(そうでない医師もいて、徐々に色々なことが変わりつつありますが)

ふと、施設に勤める方が、1日だけ利用者になってみたら・・と想像してみました。3食だけ刻み食やミキサー食を食べ、1日だけトイレには行かずオムツで用を足す。
いえ、別に、いじわるで言っているのではありません。介護家族が同じことをしてもいいんです。
ただ、もしそれを全職員がやってみたら、その1日で何かが劇的に変わるのではないかと勝手に想像してみただけです。
ただの妄想です。お許し下さい。

刻み食

お疲れさまです。
私も父が亡くなった後ですが、嚥下問題から「命をつなぐ食べる喜び」
という主旨で、介護雑誌で栄養士さんと介護の先輩と一緒に
いろいろ作って発信したことがあります。
そのときにすでにソフト食はもう始まっていました。
刻み食も問題点を指摘しながら、刻みの大きさに気をつけること、
見た目の美しさを考えることなどですでに改良されはじまっていたと
覚えています。
高齢者の食事、刻み食、ソフト食などで画像検索するといろいろ
でてくるので参考にしてください。
またまず、勉強すべきことは「嚥下障害」ですので、
「嚥下障害支援サイト Swallow」なども参考になります。
またブログなどでレシピを出している方もいると思うから
検索しまくればヒットします。
お家でできるソフト食の本もいっぱい出てますよ。

オムツ体験

ヘルパーの講習でも、オムツを一日着けて、実際に排泄し、設定した交換時間までそのままでいて、その感想をレポートさせられたことがありました。介護食も作ってお互いに食べさせたりしました。他の方にも何人か聞いたところ、オムツはやらされたと言っていましたね。営利主義なところはそこまでやらないのでしょうか。
少なくとも、うちの伯母が居る特養は、職員が利用者体験はしているようです。

もう30年以上前になりますが、障害を理解するセミナーを友人達と開いたことがあります。一番やっかいなのが「自分は身体障害について専門的な知識を持っている」という人(実際に、福祉分野の大学教授達)が一番実態を理解していませんでした。言語障害の人が一生懸命訴えていた内容も、殆ど聞き取れず、一般の参加者が要約して教授達に説明してあげました。つまり、データやら文献やらは知っていても実際を知らない。見ていてガッカリしました。

その時の障害者(脳性マヒ)の友人が言った言葉で、今も忘れられないのは、「例えば手を怪我して使えなくなると、手が動かない人の気持ちが分かった気になるかも知れないが、それはいずれ治って使える手。一生動かない手にならなければ、本当の気持ちは分からない」という言葉。目を閉じて目が見えない恐ろしさを想像しても、目を開いて「恐かった」と言ったところで意味が無いと。

その人の気持ちはその人にしか分からないのは当たり前であって、どんなに身近な人にもわからない。そういう前提に立って思いやることしか出来ないと思い知りました。一番恐いのは、分かったつもりになって、当事者の望みを無視して自分のやり方を押しつけ、押しつけていることにすら気づかないことだと思いました。
うちの伯母も、話しかけたり、手を握ったり、普通なら喜ぶと思われることが大嫌いだったりするので、一般論は通じない見本です。

ygraciaさん クリちゃん

ygraciaさん
私は、先月から初めて(母が食べているのを見て)刻み食について調べ始めたんですが、世の中は、もっと進んでいるわけですね。
嚥下障害については、胃ろうとセットで1つのカテゴリーにまとめています。「嚥下障害支援サイト Swallow」は、2011年2月8日の記事で紹介していますので、他の皆さんに参考にして頂けたらと思います。
私も色々なサイトを参考に今度、ソフト食作りに挑戦してみようかと思います。

クリちゃん
ヘルパー講習でそこまでやるとは、まったく知りませんでした。
それは貴重な体験ですね。
母は、もう1年7ヶ月オムツをしていますが、慣れるということがないようで、今でも「気持ち悪いから嫌だ。トイレに行きたい」と言い続けています。
母も体に触れられることを嫌悪する時がありますよ。怒り出します。
レビー小体型認知症には、そういう面があるみたいですね。
どうしたらいいのか戸惑います。

3.11の影

こんにちは。

本文とは関係ありませんが、ふと、以前、3.11の時
関東地方にお住まいで、近隣の被害の写真が多数掲載
されていたことを思い出しました。

お住まいのが、関東と言うことで、気になる記事がありま
した。

【スクープ】千葉県の高級住宅街 5万ベクレルの異常値
行政は放っておくのか(全部で4ページあります)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/13879

被災地から遠く離れていても、まだ収束の目処が立たない
原発と、目に見えぬ放射線の恐怖にどう対処して良いか、
わからない日々を送っています。

ご近所の、荒々しい傷跡や地盤沈下は修復されてきましたか?

くれぐれも、お気をつけ下さいませ。

コクリコ坂さん

ありがとうございます。
福島や被災地の状況は、本当に暗たんたる気持ちになりますね。

柏市は、ホットスポットとして騒がれていて、友人、知人も複数住んでいますので、心配しているところでした。

私の住む地域の震災の爪痕。ほとんどそのままです。あまりにも破壊場所が多過ぎて、手が回らないのだと思います。
あまりにひどいので、再び「5ヶ月後の状況」として記録しようかと昨日、思ったところです。

私の住む地域の被害写真は、私のもう1つのブログの方に、より沢山載せています。
http://seseragi.way-nifty.com/mizu/cat22654332/index.html
先日3日に、このブログの写真を見たある(ちょっと特殊な)出版社からコメントで連絡があり、私の9枚の写真が出版物(発行部数1万5千部)に掲載されることになりました。
「記録として残さなければ」と思って撮ったものなので、出版物として残ることは、とても嬉しいです。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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