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レビー小体型認知症に関する本

レビー小体型認知症に関して、この病気の発見者、小阪憲司氏や河野和彦氏(名古屋フォレストクリニック院長)が、素人にもわかりやすい良書を何冊も書かれている。

母が、グループホームに入所した時、小阪氏の「知っていますか? レビー小体型認知症」を届け、一部職員に感謝された。(この本は、この病気を理解する入門書のような本。薄い本で、あっという間に読める。)

首都圏では違うと思うが、私の故郷では、施設職員(特養も含めて。)はもちろん、医療関係者でもこの病名を知らないことが珍しくない。
そうした施設職員に手渡すには、絶好の本だと思う。

レビー小体型認知症の介護がわかるガイドブック こうすればうまくいく、幻視・パーキンソン症状・生活障害のケア 小阪 憲司, 羽田野 政治 (著) 」も介護家族には、必読書だと思う。施設職員にも手渡したい。


最近になって「レビー小体型認知症 即効治療マニュアル 河野和彦 (著) 」を読み、素人が医学的知識を得るには、とても良い本だと思った。(4830円と安くはないが、それだけの価値がある。)
レビーだけでなく、半分は、アルツハイマーなど認知症一般のことが書かれている。

ただ、本の通りにすれば、夢のように(奇跡的に)良くなる、治るという期待は、持たない方が望ましいと私は思う。レビー患者に薬が思うように効かない例は、母も含めて珍しくないという印象がある。

この本の中で、いくつか目に留まった記述があった。(青字部分が引用。)

レビー小体型認知症は、遺伝性がなく男性に多い(2:1)。 (P.77)

<追記(2012年9月26日):現在では遺伝する例が、少数見つかっている。>

最初にパーキンソン病と診断したことは誤診ではなく、患者が「レビー化」(レビーの脳組織に進展すること)しただけのことです。(中略)したがって、「レビー小体型認知症なのだからパーキンソン病の特定疾患認定はできない」という考えはまったく愚かなことで、行政上は、パーキンソン病でもあるわけです。(P.76)

レビー小体型認知症は、画像で診断できない疾患です。(P.80)



母の場合は、パーキンソン病と診断された時点で幻視(幻覚)など、レビーの症状はほとんど揃っていたので、”後に「レビー化した」”例ではないと思う。
しかし、どちらにせよパーキンソン病とレビー小体型認知症の関係が、理解しやすい。

追記:河野和彦著「コウノメソッドでみる認知症診療」(医師向けに書かれた本ですが学術書ではないので素人にも理解できます。)も大変役に立ちます。

P1020910_2.jpg
蚊連草(ローズゼラニウム)だそうです。とても小さい花です。
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No title

うちの母はパーキンソン症状から出るタイプだったようです。でも、そのずっと前から、寝ぼけて枕を天井に投げつけたり、大暴れしてたのでレビーの傾向もあったと思います。病名が違うと別に思われますが、レビー小体の出来る場所が違うだけなので、逆に病名を統一すべきですよね。ガンはどこに出来ようがガンな訳だし・・

ところで、その花は蚊連草(人工交配により蚊の忌避する匂いがするローズゼラニウム)の花だと思います。玄関に置くと蚊が来なくなると、一時ブームになりましたね。

それと、下の樹木の花は多分、モチノキ属のどれかですね。
秋に赤か黒い実を付けませんか?尤も雌雄異株なので、雌株しか実はなりませんが・・

kimiさん 

私の母も一番最初に出た症状は、レム睡眠行動障害でした。10年近く前のことだと思います。夜中に叫ぶ、隣の父に殴り掛かる、ベッドからダイブする・・とても危険で、父は、ベッドの回りに布団を敷いたり、母は自分の手を縛ったりしました。
医師にも相談したのですが、「ストレスによる夜叫症」と言われ「ひどくなるとパジャマを脱いじゃう人もいるけど、○○さんは、まだ大丈夫だよ」と言われていました。
母は、その言葉を覚えていて「私、パジャマ、脱いじゃう人になっちゃったね」と去年、ポツリと言いました。
確かにレビー小体型認知症は、それ自体の名前がわかりにくいだけでなく、パーキンソンとの違いもはっきりせず、混乱します。病名を考えて欲しいですね。

植物の名前、いつもながらありがとうございました!

No title

一般の方には、河野先生の「認知症治療 28の満足」という本の方がお勧めです。値段も1800円とそれほど高くないし・・・。
認知症のおもな原因について、症状・診断・治療と簡潔にまとめてあります。

レビー小体型認知症 即効治療マニュアルは、メマリーについて十分な評価がなされていないため、現時点では中途半端ではと思います(もし詳しい解説があれば、すいません)。現在メマリーの効果や使用量など検証中で、結論がある程度出れば、メマリーについて書きくわえた改訂版を出すとのことです。私は改訂版を待っているので、買ってはいません。
前記の「認知症治療 28の満足」に書かれていることを十分理解している認知章専門医が多ければ、認知症の診断・治療は著しく進歩するでしょう。残念ながらコウノメソッド実践医でもすべて理解できる医師はそれほど多くはないのでは・・。

kimiさん hokehoke先生

コメントありがとうございました。
無記名になってしまいましたが、あのコメントを書いたのは、私、しばです。
スマートフォンは、使えることが、わかったのですが、まだ入力に時間がかかり、長くかけません。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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