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6月の帰省3日目(1)特養入所に関する説明 終末期医療

昨日1人で見て回った特養に電話をし、見学の予約をして再び訪ねる。
担当の相談員が、1床空きが出たという4階を案内してくれる。
(過去に何度も電話で話しているが、この相談員は誠実で信頼できる人だ。)
空いているのは、4人部屋の窓側だが、症状によっては、スタッフルーム前の個室に入る可能性もあるという。

津波対策の説明から始まる。(郷里では、それが深刻な問題になっている。)
10日分の水と食料は4階と屋上に備蓄してある。建物は、震度6強まで耐える。
「私たちは、どこにも行きません。ここでお世話を続けます」

医師は、週2回来る。母の主治医は、その医師になる。
毎日の注射治療はできない。インシュリン注射の方、胃ろうの方の入所も断っている。

家族の希望があれば、看取りをする。
症状が進むに連れて家族の気持ちも揺れるので、何度も話し合いを重ねる。
ここでは、週2回の点滴と酸素、鼻からの経管栄養に限ってできる。
それで対応できなければ、入院になる。

15年程前までは、多くの方がここで亡くなった。
今は、医療事情が全く変わって、ここで亡くなる方は少ない。
「肺炎で入院すれば、ほとんどの方が胃ろうになって帰って来ます。まだ自分で歩けるのに胃ろうの方もいます。
急変したからと救急車を呼んで、”延命措置はしないで下さい”と言うと、”じゃあ何でここに連れて来た!”」と家族が怒られるんですよ。私も付き添って行って、何度も見ています。”命を救うことならいくらでもできる。でも死なすことはできない”と病院は言うんです。
意識があれば本人に”どうしますか”って訊くんですよ。生きたいか、死にたいかと本人に訊くんです。そう訊かれたら、誰だって生きたいって言いますよ。
家族の思いと医師の考え方は、大きく隔たっていることが多いんです。本当に難しい問題です」


風呂は、1人用、数人用など8種類あり、その人に合ったものを選べる。
寝たきりの人が入る機械浴(リフト浴)は、週2回。皮膚疾患や多汗の人は、週3回。医師の指示があれば毎日。

リハビリは、一人一人の利用者の状態に合わせて計画を立て、看護師とスタッフが、やっている。
理学療法士はいないので、リハビリの時間やリハビリの専門スタッフはいない。
訪問リハビリを外部から呼ぶことは問題ないが、主治医が保険のための意見書を書けるのは10人まで。既に10になっているので、保険は使えず、全額自己負担で呼ぶことになるのでかなりの高額になる。
(この人数制限については、制度上のルールではないと訪問リハビリの責任者から後日、電話で直接聞いた。)

家族会は、年2回。ランチを挟んで朝から午後2~3時まで。親睦も兼ねている。

ボランティアは、定期的に来ているのは2グループと少ないが、毎月色々な所から次々とは来ている。

レクは、日常的には、デイサービスほどではないが、行事は他の施設と比べても多い。
夏祭りは、地域を巻き込んだ大掛かりなもの。

今回たまたま1床空いた。○○さん(母)1人にしか声は掛けていない。
面接は、現時点で24時間医療が必要な状態ではないということを確認することが目的。
現在の主治医の診断書と推薦書が出れば、すぐにでも入れるが、診断書に1~2週間かかるケースもある。

「相談でしたら、電話でもどんなことでも私がお答えします。4階の担当ですから。以前は、介護スタッフでした。そうです。ケアマネの資格を取って、相談員になりました。
お母様の病状や様子が知りたいということであれば、私が、担当スタッフや看護師から詳しく訊いてご連絡します。いつでもお電話下さい」

注射治療と訪問リハビリのことに失望し、色々な面には安心し、複雑な想いで特養を後にした。


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名前不明。

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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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