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認知症の誤診についての記事

5月27日、帰宅しました。
先月もそうでしたが、1週間足らずなのに、自宅付近に咲いている花ががらりと変わっていて驚きます。

今回の帰省で、認知症患者の白内障手術などに付いて、先月とは違う情報を得ました。
順を追って書いていきます。

実家に行くと父の買った認知省関係の書籍がさらに高い山になっていました。
その中に「NHK ためしてガッテン 2011年 05月号」という雑誌があり、36ページに誤診について書かれていました。
帰省する前に、「認知症の誤診についてマスコミは取り上げない」と書きましたが、これは、私の間違いでした。
以下、その雑誌の中から抜き書き(コピー)します。


   本人も介護する人も大変になる場合が!
   認知症の診断で起こる「誤診」とは?

近年、認知症の「誤診」が注目されています。
認知症の原因となる病気は70種類以上。
しかも検査だけでは認知症のどのタイプなのか特定するが難しい場合が多いからです。
認知症の患者さんは全国に200万人以上と言われているのに対し、認知症の専門知識を盛った医師が圧倒的に少ないことも、誤診が多くなる理由の1つです。

以前は、認知症は治らないと思われていましたが、現在は適切な治療で、症状がかなり改善することも多いことがわかっています。
しかし、誤った診断から不適切な薬が処方され、副作用が生じて症状が悪化することも。
認知症の専門医は、日本老年精神医学会や日本認知症学会など、学会のホームページで探せます。
また認知症疾患医療センターとして国が指定している医療機関もあるので、ぜひ地域で調べてみてください。

また、受診の際は、家庭での状況やどんな変化が見られたかなど、家族や介護している人が具体的に詳しく医師に伝えることが大切です。
認知症は、病院での検査だけではなかなか病気を特定でいにくい面があり、日常の詳しい観察や情報が非常に大切です。

「NHK ためしてガッテン 2011年 05月号」より抜粋。


P1020504.jpg
山法師(やまぼうし)。山桑とも。
木に咲く感じはハナミズキに似ている。
実が美味しいと聞いたことがある。


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クリック、本当にありがとうございます。
皆さんに支えられていると思うと、もっと良質で有益で正確な記事を書こうと思います。
しば
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No title

認知症の原因をきちんと診断できる認知症専門医は、そう多くはない印象です。
過去に学会認定認知症専門医に、アルツハイマーと誤診されたレビーの方も良く見ます。
私が最近まで勤務していた認知症専門病院は、ある認知症に関係した学会の認定施設です。二人その学会の認定医がいますが、一人はMRIでちさな脳梗塞が少し多いとすぐ「脳血管性認知症」と診断していましたし、もう一人の方は明らかなピック病のCTを見てアルツハイマーの末期と言っていましたし・・。
河野先生の「認知症治療 28の満足」に書かれている事を、理解できる専門医がどれだけいるか?心もとないです。
学会認定の認知症専門医があてにならないですから、話になりません。

hokehoke先生へ

コメントありがとうございます。

質問があります。

なぜこの状況は改善されないのでしょう?
どうしたら改善することができるのでしょう?

お時間のある時、お返事頂けたらと思います。
よろしくお願いします。

No title

認知症を取り扱う診療科目として、「神経内科」・「精神科」・「脳外科」・「老年科」が挙げられますが、精神科・神経内科・脳外科などは、認知症を取り扱う施設や医師は少数派です。老年科では、認知症は主要なテーマになりますが、老年科の専門医は非常に少ないのが現状です。
このように認知症にかかわる医師が少ない現状では、診断や治療などの研究がなかなか進まないのが現状です。

もうひとつは、認知症治療薬で膨大な利益を上げているエーザイが、きちんとした情報を公開しないこと(自社に都合のよい情報を出さない研究機関は無視をしています)などにより、エーザイの意向に反する発言をする専門家が少なかったことが挙げられます。
医師が副作用報告をあまりしないことを、利用し報告がないこと=副作用がないと言う論理で、アリセプトの重大な副作用を闇に葬ろうとしています。多くの認知症関連の研究者や学会は、エーザイの金がないと何もできないため、沈黙しています。

このような現状を打開していくのは、認知症の方やその介護者がきちんと要望を出していくことしかないような気がいたします。
アリセプトの副作用が出た場合、アリセプトの使用者やその介護者が直接報告するモニター制度の試験運用が始まっています。
詳しい事は、「認知症を学ぶ会」の掲示板の「副作用を報告しよう!」と言うトピックスに書いてあるとおりです。
認知症の方とその介護者が、きちんと国に要望をしていくことが必要になってくると思います。
この点は「認知症の人と家族の会」が率先してやっていくことが期待されますが、この会は厚労省の御用機関になり下がってしまっているようですので、期待はあまりできません。

hokehoke先生へ

さっそくのご回答、ありがとうございました。

専門医が、とても少ないというのは、わかりました。
しかし先月、眼科医がレビー小体型認知症という名前すら知らなかった(看護師や施設職員が知らない場面には頻繁に遭遇しています。)ということの構造上の問題は何だろうかと考えます。
その眼科も待合室は高齢者がほとんどで(産婦人科を除いて、あらゆる科が同じでしょう。)その中には、必ずレビー患者が紛れ込んでいるはずなのに。
すべての科(耳鼻科も整形外科もすべてです。)の医師が、「レビーは薬に過敏に反応する」という最低限の知識を持っていなければ危険なのに(通常の薬の処方で大変な副作用が出る。)「知らない」がまかり通っている(改善の見込みもない)医学の世界の構造とは、どういうものなのかと考えてしまいます。

副作用については、エーザイのアリセプト以外にも多々あると思いますが(母はリスパダールで歩行困難に。抗うつ剤での悪化もよく聞きます。)それらが大きく取り上げられることも(私の知る範囲では)ないと思います。
健康食品(サプリメント)の分野では、正しい情報を公開しないという傾向は、一層強いと思います。

やはり国に要望していくことが、必要になってくるのですね。
ありがとうございました。

No title

しばさんへ
ご無沙汰しております。私も最近同じことを考えておりました。
先日主治医の先生に同じ質問をしたところ、先生はがっくり肩を落とし、同じ医者として情けないくらい、勉強不足の医師が多すぎると、言っておられました。
義母は水頭症を疑いタップテストでほとんど陽性とわかり、手術を経て、若干ですが、水頭症のほうは改善できていると思われます。
が、念のため心筋シンチという検査を行ったところ、
レビー小体型認知症ということもしっかり判明しました。
パーキンソン症状もでているので、
水頭症、レビー小体型、パーキンソン、この複合型と思われます。
ここ数日あまり調子がよくなく、やはり嚥下障害が一番怖いです。
アリセプトは1.2mgと少量。
主治医の先生(うちは、精神科と脳神経外科の先生が二人で対応してくれていて、脳神経外科の先生は認知症を学ぶ会の世話人をさせています)とも、よい関係を保ちつつ、6/8から新薬のメマリーの投与を予定しています。
あとひと月もつか、半年もつか、一年もつか、10年くらい生きられるのか?さっぱり見当がつきませんが、まずは家族が症状を見極めて、薬のことにも責任を持ち、先生ともうまくつきあっていかなくてはと思っています。

思ったほど歩行は思わしくなく、嚥下も悪く、悲しい気持ちにもなりますが、ただ、、、時々見せてくれるイイ表情が格段に明るくなりました。水頭症の手術はしてよかったことと、コウノメソッドの先生と知り合って、家族ともども納得して介護できていることに感謝しております。

タイトルからはずれ、ちぐはぐなコメントお許しくださいませ。

しかし、、、やはりおかしいですよね。
素人の私でもMRIを見てすぐわかるのに、なぜ現場の先生はそれがわからないのか。なんとかならないものなのか。
同じ病気で苦しんでいる人は絶対多いはずで、
私たちだって、いつかそういうときがくるかもしれないのに・・・。

ゆきさん

久しぶりです。ゆきさん、コメントありがとうございます。
お義母様、表情が明るくなったとのこと。救いですよね。何よりです。

心筋シンチ検査を受けられたんですね。
(レビーの原因となるα-シヌクレインが脳だけでなく心臓にもたまる特徴を利用し、心臓の検査によって9割以上の精度でレビーを診断できる。2010年6月23日のクローズアップ現代「”誤診”される認知症」でも紹介された。)
知識として知っていましたが、検査を受けたという話を聞いたのは初めてです。レビーを疑う患者が、誰でもすぐにこの検査を受けられるようになる日が早く来ればいいと思っています。

1つ。レビーは、その症状としてパーキンソン症状があります。母もそのために5年間パーキンソン病と診断されていました。(幻視は、パーキンソン病の治療薬の副作用だと言われてきました。)
実は、私もパーキンソン病とレビー小体型認知症の関係が明確に理解できていません。(説明も医師によって違います。)

医師の問題の話。
昨年だったかテレビで看護士の激務の実態を特集でやっていた中で「新しい医療機器が次から次へと出て、その操作を覚えるだけでも手一杯」と言っていたのが印象に残っています。触診もせず問診もほとんどせず、検査の数値やデータだけを見て誤診をする医師が増えて来たと聞いたのは、もう随分前のことです。

確かに、医師には覚えなければいけないことが多過ぎるのだと思います。軽く人間の限界を超える量でしょう。

だったら医師はそれを前提として、わからないことはその場で調べたらどうでしょう。ネットにつないだPCがあれば簡単にできることです。

患者も家族も「医師がすべてを知らなくて当たり前。知ったかぶりをされるより、ちゃんと調べてもらった方が安心」と、意識を変えるんです。

「一人に○分しか割けないのに(要領を得ないことをダラダラ言う患者も多いのに)病気のことなど調べる時間があるか」と言うのなら、医療制度そのものが間違っているのだと思いませんか?

できない理由を百挙げるより、今のこの状況(当たり前のように誤診され、悪化し、膨大な数の患者も家族も介護者も苦しんでいるという深刻な状況)を少しでも改善する方法を皆で(医療従事者も患者も家族も)必死で考えていかなければいけないと思います。

No title

こんにちは。
医師免許は司法試験と同様で免許は一つでも、実際の仕事には専門性があるのです。眼科や精神科医に心臓の手術はさせたくないけど、法的には可能でしょ?

診療所や開業医は、自分の専門外の病気も判断して専門の病院に患者を結びつける役割があり、これがホームドクター制で、欧州では開業医は専門を限定せずに看板を出します。専門外のことをどれだけ勉強して診療に結びつけられるかは医者個人にかかってます。実際、胃腸科外科に風邪だと受診してうつ病と診断され、精神科を紹介された友人もいます。

私達一般人の「医者は何でも知っていて、病気を間違えることはない」という思い込みが不幸を招くのだと思います。

患者に病気や薬のことを説明したがらない古いタイプの医者もまだいますね。開国して社会制度改革をしたとき、日本の医療はオランダの軍医制度をモデルにしたとか。それが規律重視のピラミッド型の組織を構築し、独断で治療する医師を生産した原因だという説があります。野戦病院でいちいち治療方針を説明して同意を求める暇はないですものね。

私達にも“良い医者は自分で探す”努力と根性が必要なのかもしれません。

追伸;同時レスでしたね。
因みに、ある大病院の院長をやってる精神科医の従兄弟は、専門は依存症治療ですが、レビーについてもよく知っていましたよ。

kimiさん

そんな歴史的背景もあるわけですね。
最近、何か(テレビ)で聞きました。人間は(日本人は、かな?)一度何かを受け入れると、その後は、それを疑問視したり、再検討することなしに、長年それをそのまま続ける習性があると。
原発の安全性とか東西で電気のシステムが違うこと等に関連した発言だったと思います。
考えてみれば恐ろしいことです。

<良い医者を自分で探す努力と根性>。本当にその通りですね。
根性って最近は、すっかり聞かない言葉になってしまいましたが、医者探しも最後は根性ですね。
何を言われてもめげない、諦めない根性が必要です。
医者と話し合うための病気についての知識も。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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