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父のリハビリへの不満 認知症サプリメント

私が自宅に戻ってから、父は、再び母を実家に泊めた。
父「あのリハビリは、おかしいぞ!お母さん、全然歩けんぞ!どういうことだ?!」
父の剣幕から嫌な予感はしていた。

数日後。
父「”あんなリハビリじゃダメだ!何とかしろ!”って言ってやったぞ!」
私「誰に?リハビリに来る若い女の先生に?」
父「違う。ほら、あそこの・・。上のやつだ」
私「施設長に?!施設長に言ったってしょうがないじゃない」

母の病状には、常に大きな波があるのだから、全く歩けない日もある。
進行して行く病気なのだからリハビリは現状維持のためであって、回復は望めないと、今まで数え切れない程繰り返した説明をするが、まったく聞いていない。
父「あれじゃリハビリをやってる意味がないじゃないか!やり方が間違ってる!ダメ 
  だ!」

こういう所は、やはりピック病認知症)なのかと思う。
(父はピック病と診断されているが、ピック病の症状はあまりない。むしろアルツハイマー病に近い。)
施設長に会ったらお詫びを言うように妹に連絡をする。

怪しげな本に書かれていた糖鎖栄養素とKリゾレシチンというサプリメントも「飲ませてみようかと思ってる」と盛んに言う。
父「認知症が劇的に治ったって本に書いてあるぞ。薬じゃないんだから副作用もないだ
  ろ」
私「認知症は、治らない病気なの。認知症を治す薬は、この世にはないんだよ。
  薬じゃなくても副作用は出るよ。今、(父も母も)飲んでるフェルガード(サプリメ
  ント)だって、興奮するっていう副作用が出たから成分の違うものに変えたの。薬と
  の飲み合わせもあるし、勝手に飲ませたら危険だよ」
父「そうかぁ?!」

父は、先日の母の受診の時、このサプリメントについての主治医の意見を訊いてきてくれと言った。
主治医に「父に頼まれたので訊くが、このサプリメントを知っているか」と訊くと「知らない」と答えた。
父「何て言ってた?効くって言ったか?」
私「訊いたけど、知らないって」
父「知らない~?!なんだ・・勉強不足だな!」

医師には、大変な時代になったと思う。
医師は、何百という病気について勉強しなければいけないが、患者や家族(私も含めて。)は、1つ(或は数種類)だけをどこまでも掘り下げる。
膨大な情報が、ネットで簡単に手に入る。(その中には正しくない情報も混じる。)
自分が知っていることを医師が知らなければ「勉強不足」と言う。
かつて医師を「お医者様」と呼んでいた時代があったことを今の若者は想像もできないだろう。
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tag : リハビリ 認知症 ピック病 レビー

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No title

まじめなお話の最中で申し訳ありませんが。。。のんちゃんのお父様のご意見、反応が家の親父とまったく同じなので思わず噴出してしまいました。

うちの父は自分のお医者様、看護婦さんに向かっても平気で「しっかりしろ」とか「勉強不足」だとか、挙句の果てに「あんたはどこで勉強したの?」などと平気で言って回っていたそうで、母、妹、弟が閉口していました。

Megさん

いえ、いえ、そんなに真面目な話じゃありません。私も呆れて笑っています。一緒に笑って下さい。

この世代では、こういう反応も珍しくないってことでしょうかねぇ?
でもリハビリへの文句をリハビリ担当者でなく、施設長に言います???その辺は、やっぱりおかしいと思っているんですが・・・。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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