スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

母の希望

リハビリも自宅での外泊も諦めて特養に行くのか、今居るグループホームに残るのかという話は、母にも父にもまだ伝えないようにと妹に頼んである。
妹は、それが苦しいという。心が痛むという。

けれども判断力の衰えた両親に、私や妹すらまだ判断が付きかねている段階で伝えれば、混乱させるだけだと私は思う。
今、父にありのままを伝えれば、順番が来たという特養に入るという選択肢は、完全に消えるだろう。
各施設と話し合える限り話し合い、情報を集められる限り集め、私と妹の意見が、話し合いによって一致してから両親には、噛み砕いて伝えたい。
両親の意見や気持ちを軽視するつもりはない。
それが最も重要だと思っている。
だからこそ慎重に、慎重に進めたい。


母は、今のグループホーム(母は病院のような所だと思っている。)に居るのもショートステイに利用した特別養護老人ホーム(母は「京都」と呼ぶ。)に行くのも嫌だと妹に訴える。
自宅に帰って、我慢も遠慮も束縛もない生活がしたいと言う。

妹「お父さんや私が、1日中付いてる訳にはいかないし、もしそうしたとしても喧嘩ばっ
  かりになっちゃうし、今の状況じゃ無理だと思うよ」
母「じゃあ、私がもっとしゃきしゃき歩けるようになればいいんだね?」
妹「お母さん、本当に自分がそうなると思う?」
母「あれもだめ、これもだめじゃ、他に方法がないじゃない」
妹「ここや京都(特養)に居て、お母さんが楽しく過ごせるようにするには、どうすれば
  いいと思う?」
母「何か、人に役立つことをしたい。今のままじゃ、みんなより一番何も出来なくて、遠
  慮ばっかりしてて、辛いよ。ただ寝て、起きて、車椅子に座ってるだけで・・・。
  ご飯が出てくるの待ってるだけの生活なんて・・」
妹「じゃあ、何か絵を描いたり、字を書いたり、本を読んだりする?したくないって言う
  じゃない」
母「・・そうだね・・」

母は、おそらくフェルガード(サプリメント)によって認知機能が上がったと私は考えている。
けれども、以前にも書いたが、認知機能が上がることが、幸せになることとは直結しない。
母は、フェルガードを飲む前は、自分の状況を正確に把握して、嘆くということがなかった。
自分が施設に居ることを理解せず、自宅に帰りたいとも言わなかった。
今の母は、自分の状況を嘆き、自宅に帰りたいと切々と訴えるが、それが無理だということまでは理解できない。
誰にも世話を掛けず、家事をこなし、留守番ができると信じて疑わない。
その考えを説得して変えさせることは、不可能だ。

妹は、母と会話していて辛くてたまらないという。
今度、帰省した時、グループホームの施設長に状況を話して、母が人のためにできる仕事を一緒に考えると妹に伝える。
母のグループホームは、一緒に食事の支度をしたり等ということはないようだが、グループホームとは、本来色々な家事などを手伝いながら共同生活を送る場であるはずだから。
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

>今度、帰省した時、グループホームの施設長に状況を話して、
>母が人のためにできる仕事を一緒に考えると妹に伝える。
>母のグループホームは、一緒に食事の支度をしたり等と
>いうことはないようだが、グループホームとは、本来色々な
>家事などを手伝いながら共同生活を送る場であるはずだから。
これを行うことで、生活にはりを持たせ、認知症の方の気持ちを安定させることが重要だと言う意見も多いです。
グループホームの場合、地域密着型のため受け入れる居住区域が狭いので、他のグループホームを探すと言う選択は難しいかもしれませんが・・・。現在のグループホームで、前記の理念どおり対応していただけるのが一番良いと思いますが・・・。
あとフェルガード100のガーデンアンゼリカで軽い興奮があり、不満が強く出ている可能性もあります。フェルガードAを追加することで、穏やかになるかもしれません。ガーデンアンゼリカはパーキンソン症状の改善に効果があるので、お母様の場合興奮しない範囲で増やしたほうが、運動機能の改善には良い効果が期待できる場合があります。

フェルガードハーフ

コメント、ありがとうございます。
hokehoke先生のアドバイスで、母は、1月上旬からフェルガードハーフ(興奮を起こすというガーデンアンゼリカが半量)に代えました。それでもなお興奮している可能性があるということでしょうか?

フェルガードA(ガーデンアンゼリカ不使用。代わりにインドの朝鮮人参と呼ばれるアシュワガンダ使用)を追加することで穏やかになるかも知れないというのは、米ぬかから取り出したフェラ酸(フェルガードの主成分)に気持ちを落ち着かせる作用があるからということでしょうか?
通常量よりも増やすことには、不安と抵抗がありますが・・・。

No title

フェルガードの効果がどのような作用で起こるか正確には良くわかっていません。
フェルラ酸は、アルツハイマーやレビーで死んでいく神経細胞を助けているのでは?と推定されます。ガーデンアンゼリカもアシュワンガンダも神経細胞同士の繋がりを良くしていると考えられます。特にアシュワンガンダにこの作用が強く、病気で脳の神経回路のネットワークが破壊されているのが、回復するのではと考えています。
ガーデンアンゼリカは、脳内のドーパミンの働きを良くしているとおもわれ、この作用でパーキンソン症状の改善が起こる代わりに、興奮や妄想を起こしやすくなると考えています。ガーデンアンゼリカは、服用を続けると、体が慣れるのか興奮しにくくなる傾向にあると思います。
また破壊された神経回路の修復が起こると、ガーデンアンゼリカで興奮しにくくなることも考えられます。
不満などのマイナスの感情が沸き起こっていると言うことは、言い換えると興奮していると考えることも出来ます。
この変異なると、投与量を調節して反応を見て再度調節をしていくしかありません。それが出来るのは介護者だけです。

老人の仕事

うちの母も全く同じ事を言ってました。「自分が一番できなくて、人の世話になるのが苦痛だ」と。でも、そういう自身のおかれた状況が把握できた事から来た言葉ですね。遠慮も我慢も認知症が悪いと存在しないし・・
読んでて感じたのですが、お母様にとってグループホームはhomeとはほど遠いものかも・・いっその事、うちの義母のように帰る家が無くなった方が、開き直って諦めもつくのかもしれませんね。

昔の年寄りは子守り、留守番、相談役等の役割がありました。
現代では、それに代わる社会的な役割は何でしょう?
近所のお年寄りは毎朝家の前を掃いていますが、もしかしたらそれが人の役に立っている実感で、社会との絆なのかもしれませんね。
特養では、アルツハイマーらしき車椅子の人がいつも入り口付近で挨拶をしてくれます。彼女はそれ(門番?受け付け?)を自分の役目だと思っているのかも・・

お母様にもピッタリな役目が見つかることを祈っています。
(面白い事を言って、他人を笑わせるのだっていいのでは?職員がそれを委嘱して評価してくれさえしたら・・)

hokehoke先生 kimiさん

hokehoke先生
反応を見ながら調整ということが、遠距離に住む私にはできません。胃が痛くなるなるような想いです。
グループホームも薬の調整に付いては積極的ではありません。以前、コウノメソッドのコピーや本のコピーを持って行って、お願いしたことがありましたが、「医者でもないのに・・」という否定的な反応でした。
妹も仕事があり、毎日面会には行きませんし、調整は、母の場合、困難に思われます。

kimiさん
理解力のかなり高い部分(自分の無力がわかる)とひどく低い部分(自宅介護が不可能であることがわからない)が、混じり合っているので、難しいことになっています。
毎日来ては、「早く歩けるようになって家に帰ろうな!」と言う父も火に油を注いでいます。
とはいえ、嘆いていても仕方ないですから、少しでも母が心穏やかに暮らせる道を全力で模索していくのみです。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。