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薬を飲ませ忘れる父

父は、確定申告のために会計士に出す書類準備に苦戦していた。
長年お世話になっている会計士からは、2年前からミスが目立つようになったと言われている。
会計士には、父が認知症であることを伝えたが、「できる間は、できるだけ自分でやらせる方がいい」と言われた。(父は、私と会計士のやり取りを知らない。)

父は、ついに妹に助けを求めた。
父「だめだ。どうしても合わん。手伝ってくれんか?」

妹は、ノートパソコンを持って実家に行き、エクセル(表計算ソフト)を使って計算をした。
数字を入力しさえすれば、面倒な計算が一瞬でできる。
父「おぉ!!こりゃ~いいぞ~!!どこで売ってる?!いくらだ?!」
今すぐ買いに走りそうな父を妹が押しとどめた。
妹のお陰で「99%は片付いた」と父は、とても喜んでいる。


父は、その後もずっと落ち着いている。
しかし妹が、先日、実家で母の薬の袋(食事ごとにまとめて袋に詰めてある。)をいくつも見つけた。
週末に母を自宅に連れ帰った時、父が、飲ませ忘れたものだ。
グループホームの職員は、母が、週末を自宅で過ごして戻ると別人のように具合が悪いと言っていた。
薬のせいだった。
兄の薬の管理は、既に父に頼むことは諦めて妹がしている。
しかし母の薬の管理は、父がかいがいしくしているものと信じていた。
飲ませたかと電話で確認する度に「おぅ。ちゃんと飲ませてるぞ。忘れる訳ないだろ」と答えていた。

父には介護保険の更新の葉書が届いた。
父は、2010年9月に要支援2に認定されたが、サービスは一切受けていない。
「俺は何でも一人でできる」とヘルパーも拒否している。
更新には、医師の診断書が必要だそうだ。
妹は、今の落ち着いた父なら「非該当」になるのではないかと心配している。
9月に認定を受ける時も「良くて要支援1。非該当になる場合もある」とケアマネから説明されていた。
(「東京都では認知症なら要支援ではなく要介護に認定される」と友人のケアマネは言っていた。)
心配しても仕方がない。
こちらは、正確な情報を伝えるだけだ。
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認知症の介護認定について

しばさまへ
お邪魔いたします。
認知症で、認知度がクラス2以上の明らかな認知症の場合、介護認定で要介護になるはずです。
ただ、訪問調査時に、本人だけだと聞かれたことに対して、「大丈夫出来る」とお父様のように出来ていない事も出来ると答えてしまいます。訪問調査の内容を、主たる介護者の妹様が、確認修正を求めることができます。このとき介護者が「これは出来ないので、介護者が困っている」と言う項目がある程度あれば要介護になります。訪問調査で本人のみしか面接しない地域では、認知症を見落とされている場合が珍しくありません。
お父様は、おそらくアルツハイマーが主体だと思います。アルツハイマーの方は、取り繕いが上手ですから、直接本人に面接しても、認知症であることはほとんどわからないでしょう。この事実を知らない医療関係者や介護関係者は、珍しくありません。
認知症の方の場合、訪問調査時に介護者の意見を確認することを、訪問調査で必ず実行してもらいたいと思います。
実際本人だけと言う自治体が、少なくないようです。困ったものです。

hokehoke先生

前回の介護認定の面接の時には、症状をメモして面接者(訪問調査員と呼びますか?)に渡すようにケアマネから言われてそうしました。
本来、本人に質問するらしい質問事項は、面接者のその場の判断で、後で私に電話で訊かれました。(本人に訊くと差し障りがありそうなので、そうしたと面接者から説明されました。)
父が一人で面接を受けていたら、認知症とは気付かれなかったと思います。
1年位前の話ですが、母も面接の時は、別人のようにしゃきっとなって、皆が驚くということが起こりました。
そういう話は、以前から色々な所で聞いていましたので、「別に張り切らなくてもいいんだよ。いつも通りのお母さんでいいんだよ」と電話で言ったのですが、言葉の意味が理解できないようでした。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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