個人で認知症カフェを立ち上げる②

①からの続き

  < 開設前は、どんなご苦労がありましたか? >

「がんばってね」と声だけは掛けてくれるが、手を貸してくれる人は少ないことを実感。
認知症には関わりたくないといった差別偏見を感じることもあった。 
公的機関と組むことも相談したが、ひとつのボランテイア団体だけとは組めないと却下。
前例もなく、頼る機関もなく、ノウハウもないので、暗中模索だった。

  < 認知症カフェを開いて良かったと思うことは? >

「来てよかった」「自分だけじゃないと安心した」などの声を頂くのが、うれしい
再び来て頂けることが、スタッフ全員の充実感意欲にも繋がっている。
地域包括・事業所・地域の医師らとも信頼関係もできてきた。


  < 困ることは、何ですか?>

マンションの一室を利用しているので、管理組合、自治会へは説明済みでも嫌がる人が。
住所をチラシやインターネットに出せず、安全のために電話で申込をして頂いている。


 < これから認知症カフェを始めたいという方々にアドバイスは? >

ビジョン(誰に来て欲しいのか、どこと繋がっていくのか等)を明確に。
開くだけなら簡単。地域の人に広く知ってもらうことが、ポイント。
私のカフェは、自由な会話・対話を重点し、意見を押し付けないようにしている。 
介護に正解はないので、いろんな選択肢から自分に合うものを選んで頂きたい。
認知症のことを本当に分かっていて、答えを持っているのは、家族だと思う。

  < 今後の夢は、何ですか? >

継続していくこと。内容を充実させ、信頼されるカフェに発展させていくこと。
アイデア次第で何でもできるので、健康イベント講演会なども展開してみたい。
最終的な夢は、いつでも皆が立ち寄れる自由でくつろげるカフェ

*こんな本も参考になります→認知症カフェハンドブック

<関連記事>
病気を隠す苦しみ・人に語ることで得られるもの(体験談)
5種類の認知症 種類別 本人と家族の体験談集(リンク集)
レビー小体型認知症の日常を描くほのぼの漫画10作
介護家族が集まっておしゃべりする会で出た話題など

→ 本人(樋口直美さん)の講演原稿全文
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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