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認知症の本人に聞いたことがありますか?

「驚きの介護民俗学」の著者で介護職員の六車由実さん(→記事)のツイートが、印象的だったのでご紹介します。

2014年9月20日放送のETV特集(Eテレ)「私たち抜きに 私たちのことを決めないで ~初期認知症と生きる~」(→記事・番組内容詳細)
( →番組に出演されていた若年性アルツハイマー型認知症の藤田和子さんの体験談

この番組に触発された六車さんは、グループホームの定例の話し合い(カンファレンス)認知症の利用者さん達を囲んで行ったそうです。

「利用者さんは、今の状況自分の思いをしっかりと説明してくれた
 こんな当たり前のことが、どうして今までされてこなかったのかと改めて思う」


とツイッターに書かれています。(六車由実@marronmiymiy)

「認知症の人は、分かっていない。まともなことなど話せない」という残酷な誤解は、
日本中に、いまだに広く、深く浸透していると思います。でもそう頭から思い込んでいるのは、実は、多くの医師看護師介護職員の方々でないかと、私は、感じています。

「何でもちゃんと分かっているのに、理解や返事に時間がかかるから、分かっているとは思ってもらえない。介護職員から、”分かっている人”として接してもらえない
というのは、レビー小体型認知症のご家族から頻繁に聞く悩みです。(→実例

私は、認知症と生きている方々が、切実に必要としているのは、お膳立てされた娯楽以上に、普通の人間として接し話をじっくりと聞いてくれる人だと思います。

敬意親愛の気持ちを持って「今、困っていることは、どんなことですか?」「そういう時、どんな感じがしますか?どう思いますか?」「うれしい時、楽しい時は、どんな時ですか?」など色々質問してみて下さい。
ゆっくりと繰り返し分かるまで伝え、返事が返るまで辛抱して待って下さい。
想像もしなかった言葉が、出てくると思います。

<関連記事>
認知症高齢者11人の手記(文藝春秋)(家族へも語られない苦悩)
74才、要介護4、長谷川式知能テスト4点の時に母が語った自分の症状(的確に語る)
日本でも始まっている認知症当事者たちの活動(「3つの会」というサイト)
*認知症当事者団体「日本認知症ワーキンググループ」発足の記事→毎日新聞
scot.jpg
「スコットランドで初めて認知症の当事者として声を上げた一人、ジェームズ・マキロップさん(右)。彼の存在が認知症政策を大きく変えるきっかけとなった」
この文と写真は、NHK公式サイトから。
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ありがとうございます。

「いいね」って、いいですね。
素直にうれしいです。

でもこういう記事に「いいね」と思う方は、まだまだ小数派です。

親、自分、家族、きょうだい、親戚、友人…、
この先、認知症と無縁に生きられる方などいないと思います。

その時、今の当事者や介護家族が味わっている
理不尽な苦労や悲しみを味わうことがないように、
認知症の真の姿を、貴方の周囲の人にも伝えていって下さい。

共感された情報の転送や拡散をぜひお願いしたいです。

認知症を取り巻く(人災のような)多くの問題が、「ヒトゴト」ではなく
自分たちのこととして感じる方が、大幅に増えた時、
認知症と生きる方も、介護家族も、障がいを持った方も、赤ちゃんのいる若い夫婦も、健康な高齢者も幼児も、
誰もが生きやすい、安心して暮らせる社会になると、私は、信じています。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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