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認知症医療は、どこが間違っているのか

今までこのブログで繰り返し訴えてきたことが、朝日新聞に掲載されましたので、要約してご紹介します。(2014年8月6日の朝日新聞の記事→長尾和宏医師の記事全文

『認知症には、アリセプト(抗認知症薬)さえ飲ませておけばよい』と信じ込んでいる方は、少なくありませんが、アリセプトが、暴言・暴力・徘徊の原因となっている例が、多数あります。→医師多数の説明 →医師と介護職員の説明

薬に弱いことが特徴(個人差は大)のレビー小体型認知症では、様々な薬の副作用は、更に深刻な事態を引き起こします。 体験談集(5種類の認知症別)  →危険な薬一覧

追記:「早期発見・早期治療」さえすれば良いように広く言われていますが、現実には、早期であるほど誤診され(進行しても、どの型でもアルツハイマー型と誤診され)
治療(処方された薬)によって悪化する例が、あまりにも多いのです
家族は、医師から「認知症が進行した」と説明されることが殆どです。
アルツハイマー型認知症は、急に進行する病気ではありません

認知症が急激に悪化した/急に体の動きが悪くなった時は、すぐに
薬の副作用レビー小体型認知症薬剤過敏性による反応)の可能性を疑って下さい。
他にも脱水などによるせん妄突発性正常圧水頭症頭部打撲他の可能性もあります。
レビー小体型、ピック病など各種認知症別チェックリスト

以下、朝日新聞の医療サイト「アピタル」の記事の要約です。
……………………………………………………………………………………………

 <町医者だから言いたい! 処方を間違えている場合が多い!?認知症とお薬の話>
                              長尾和宏医師

認知症の薬には、①中核症状(短期記憶障害など)を改善するもの
        ②周辺症状(徘徊や暴言などのBPSD)を改善するものがある。 

①の抗認知症薬は、アルツハイマー型以外の病気(レビー小体型、脳血管性認知症など)には、保険適用とならない。また吐き気など副作用が多い薬である。

②の薬には、抑肝散(漢方薬)と向精神薬(グラマリール、セロクエル、リスパダール等)がよく使われている。しかし向精神薬は、きつい薬で副作用が出やすい
匙加減さえできれば、本人も家族も助かる場合が、現実にはあり得る。

抗認知症薬の副作用として周辺症状(徘徊や暴力等)が出ている場合が、実に多い

薬を中止しさえすれば解決するのに続け、更に、その周辺症状に対して②の薬が2〜3種類出ているのを本当によく見かける

その結果、転倒→骨折→認知症悪化悪循環になる。

暴れるピック病(前頭側頭型認知症)の人が誤診され、アリセプトを飲めば、火に油を注ぐように大変な事態にもなる。→記事

脳に作用する薬は、他の薬と違い適切な量は、個人差が大きい。100倍位。

脳に作用する抗認知症薬は、国と製薬会社が決めたスケジュールに従って増量していくことになっている。(違反すると医師が薬代を全額負担する。)

これは、脳の感受性個人差全く考慮していない
1mg単位のさじ加減」が、極めて重要ではないかと思う。

しかし現実には、不適切な投与例が、相当数あるのではと経験的に思う。

診断名は、途中から変わることもあり得る。
アルツハイマー型が、レビー小体型に変化する症例もある。

必要とされる薬の量も、刻々と変化しているのではないか。
認知症医療には「個別性」への最大限の配慮が必要だ。

アルツハイマー型に誤診されたレビー小体型が薬を止めただけで劇的に改善した症例
「ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!」長尾和宏・丸尾多重子著

<関連記事>
認知症を悪化させやすい薬一覧   *レビー小体型認知症の薬剤過敏性とは?
レビー小体型認知症とアリセプト(必読)
レビー小体型認知症の治療の注意点(必読)
レビー小体型認知症の治療の問題点(論文から)
レビー小体型認知症患者と家族に評判の良い認知症薬とかぶれ対策
lnk31446.jpg
写真は、上下ともリスパダール。レビー小体型認知症に処方されやすいが、禁忌の薬。
少しでも体に異変を感じたら、これらの薬がないか処方箋をチェック!
DSCF0118.jpg
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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