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運転をやめさせる(その2)

色々な方々からコメント、メールを頂き、本当にありがとうございます。
親身になって考えて下さり、とてもとても心強く思います。
他の方の参考にもなると思いますので、それについて書いてみます。

<鍵を隠す、車を隠す、車を処分する>

これは、自分自身がそうされた時の場合とほとんど同じと考えて良いと思います。
(ただピック病の場合は、普通より激怒し、思いもよらない行動に出る可能性は大きいです。)
もし私が、そうされたら警察に届けるなり、新しく車を買うなりするでしょう。
父もそうすると思います。運転を止めなければならない理由がわからないのです。
自分から車を奪った犯人が、娘とわかれば、恨みや不信感は決して消えないと思います。
(「ためしてガッテン」でも認知症の方は、恨みの気持ちだけは、ずっと忘れずに残ると言っていました。)
 
<免許更新時の認知症検査で気付いてもらう>

免許更新時、「講習予備調査」という認知症のチェック(スクリーニング)があるそうです。内容を調べてみると以下の3つでした。

1。時間の見当識(年月日、曜日及び時間を回答)
2。手がかり再生(一定のイラストを記憶し、採点には関係しない課題を行った後、記憶しているイラストをヒントなしに回答し、さらにヒントをもとに回答)
3。時計描画(時計の文字盤を描き、その文字盤に指定された時刻を表す針を描く)

これができなくても免許更新はできるそうですが、免許更新の前後に交通違反があれば、医師の診断を求められ、認知症とわかると免許が取り消されるということです。

しかしピック病(アルツハイマーとは全く違うタイプの認知症)の父は、おそらくこの3つのテストをクリアーします。9月に受けた長谷川式のテストは28点。私が実施した時計描画テストも完璧にこなしました。
テストをピック病にも対応する形(言語機能検査など)に改良して欲しいと切に願います。

<人身事故の恐ろしさを説き続ける>

これもずっと続けていますが、「うるさい!保険は最高のものに入ってる!心配ない!」で終わりです。


今日、妹と電話で話した時、父が、人に免許証の裏を見せて「これが無事故無違反の証拠だ」と言ったそうです。
父は、事故や違反は、免許証の裏に書かれると言うのです。妹が否定しても「絶対にそうだ!」と言い張ったようです。
その時、やっと父の免許更新が1年後の11月だとわかりました。帰省時に何度も免許証を見せてと言ったのですが、決して見せてくれませんでした。(父は、様々なものごとを私にも妹にも隠そうとします。)
父は、この数年内に何度か事故を起こしているはずです。少なくとも孫(私の子ども)には、バイクで事故を起こしたと話したことがあります。「100%相手が悪かった」と言っていたようです。
ピック病は、交通事故を起こしても相手が悪いと思い、全く反省しない、非を認めずけろりとしているという症状があるようです。

警察で事情を話して、父の過去の交通事故について調べ(個人情報と言って教えてくれないのかも知れませんが)その事実を突きつけて話をしようかと、今日は、考えていました。

それにしても、父に運転を止めさせるということは、仕事も辞めさせることであり、生活の足を奪う(地方では車は必需品)ことであり、父から生き甲斐を根こそぎ奪い取ることは、確実です。
止めさせようと必死で動いていますが、それは、父を廃人にすることを意味しているのだと思っています。
そうならないように手を尽くさなければいけないのですが、元々協調性がなく集団行動が嫌いな父が、デイサービスに行くことは、考えられません。ピック病は、性格が激変するといいますが、良い方方向に変わる可能性は全くないのでしょうか・・?
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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