スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

認知症介護が与えてくれたもの

悲惨な面だけを強調して取り上げられることの多い認知症介護
辛い場面も確かにありますが、多くの介護家族は、良い面も知っています。

「介護を通して学んだこと、得たことは、とても多い
「人間同士の密度の濃い時間を持ち、しあわせ喜び充実感もある」
「自分が乳幼児の頃にしてもらったことの恩返しができてよかった」
「親に対する長年のわだかまりが消え、人間関係が修復された
「バラバラだった家族が、深く結びつき、お互いを助け合えた
「自分の人生、生き方を見直すきっかけになった」
「介護を通して、今まで出会えなかった素晴らしい人たちと出会うことができた」

以下は、引用です。(原文通り)

「時折、既に就職した学生時代の友人たちに会った時は、
自らを「ハイパー家事手伝い」と称し、苦笑した。
もっともよかったこともある

実は、感情を表に出さない父親が、あまり好きではなかった。
ところが、認知症になってから好きになったという。
気分がいい時は、純粋に喜び、逆の場合は、混じりけのない怒った顔に。
家族に素直に寄りかかる父との結びつきは、確かに強まったと感じる。

”いろいろなところがそぎ落とされ、父の深い部分だけが残っている気がした。
いとおしく思えた
自分の選択はまちがっていなかったと思う”」


(大学生の時、父親が若年性認知症を発症。同居の祖母も認知症となり、就職を諦め、介護に専念した男性の言葉。
28才で介護が終わった今は、その経験を生かして「同じ境遇の若者をサポートしたい」
2014年6月17日の日経新聞「若者が介護する日」から)

「家族を介護する、看取るってことは、ものすごい貴重な人生経験なのにね。
 悲しい経験には違いないけど、結果的に人間性が豊かになるのに

(長尾和宏・丸尾多重子著「ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!」
P.33丸尾さんの言葉)

「大変な人がいるのではなく、大変な時期があるだけに過ぎない。
そして、この大変な時期は、想像されるよりもずっと短い

(京都府立洛南病院・森俊夫氏の言葉。竹端寛@takebata氏のツイートから)

<関連記事>
5種類の認知症 種類別 本人と家族の体験談集
フランス発の認知症介護術・ユマニチュードの実際
カテゴリ:認知症とは/ケア・介護
カテゴリ:介護家族の心理変化・気持ち

P1030426_convert_20140701092438.jpg
ネジバナ(別名:捩摺・もじずり)。
芝生などに生える野の花。
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

はじめまして。

今年の2月、母はレビーだと診断されました。

まだ59歳です。

レビーは幻視が主な症状ですが、
母の場合は幻視あまりなく、
ほとんどが幻聴です。

警察がくる
隣の人が夜中にしゃべっている
など、、、

幻聴が主な症状もありえると思いますか?

母の場合は
自分がレビーだとわからず
聞こえてくる声ばかり信じてしまっています。

レビー小体型認知症の幻聴

海苔さん コメント、ありがとうございました。
まだ診断されたばかりで、精神的に非常にお辛い時期かと思います。
私は、医師ではないので、判断はできませんが、知っている情報のみ
お伝えします。

まず、「幻聴が、主な症状である場合があるか」。

ご存知の通り、レビー小体型認知症の幻覚の主なものは、幻視です。
(まったく幻視を見ない方もいます。)

しかし幻聴も、ある研究では、6 .2%の方にあると発表されています。
(長濱康弘・松田実「因子分析に基づくDLBの精神症状の理解」
老年精医誌 21(増刊号)P92-97  2010年)

幻聴が主な症状の例は、私自身は、聞いたことがありませんが、
レビー小体型認知症を多数見ていらっしゃる専門医なら、あるなしを
答えられるのかも知れません。

でもものごとには、常に例外がありますから、可能性ゼロとは、
誰も言い切れないのではないでしょうか?

幻聴が主な病気は、統合失調症(旧:精神分裂病)ですが、
幻聴以外の症状でも、似ている部分が多いです。
レビー小体型認知症は、統合失調症と誤診されることも少なくありません。

幻覚だけにこだわると、正しい全体姿は、見えなくなってしまうと思います。

レビー小体型認知症と診断されたのなら、診断理由があります。

幻覚以外の症状の多くが当てはまっていらっしゃるのでしょうか?
http://nonohana7.blog134.fc2.com/blog-entry-1000.html

医学的な診断基準
http://nonohana7.blog134.fc2.com/blog-entry-1019.html
 
また、MIBG心筋シンチグラフィ検査なら9割の精度で診断されます。
http://nonohana7.blog134.fc2.com/blog-entry-848.html
(2年前の記事ですので、情報が変わっている部分はあると思います。)

画像検査からも、症状からも、よくわからない場合
(そういう例もあります。特に初期)
処方薬への反応からわかるということもあります。

抗認知症薬(アリセプトや貼り薬など)を使用して、改善しましたか?
(アリセプト等を増量して、副作用—怒りっぽくなる・体の動きが悪くなる・首が垂れる等—を起こす場合もあります。)

(逆に、統合失調症うつ病と診断された方で、
処方薬を飲んでもまったく治らないか、薬の副作用で、動けなくなるなど更に悪化するなら、レビー小体型認知症を疑った方が良いと思います。)

診断は、医師でも難しいと言われています。誤診も多々あります。

上記のリンクをじっくり読まれて、当てはまっていないと思われたら
主治医と納得いくまで話し合ってみて下さい。

必要ならば、レビー小体型認知症に詳しい専門医の所で再検査を。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。