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難聴の高齢者とのコミュニケーション技

随分ご無沙汰してしまい、すみませんでした。
記事の更新ができない間もコメント欄にだけは書いていました。
記事と同じくらい力を入れて書いていますので、是非お読み下さいね。

最近、目から鱗が落ちたのが、朝日新聞に紹介されていた
難聴(耳の遠い)高齢者とのコミュニケーション方法です。

(青字部分が、2014年5月13日の朝日新聞の内容)記事全文

補聴器は、「つければ聞こえる」というものではなく、
まず医師の診察を受け、購入後は、度々細かく調整してもらわなければ、
快適には聞く事ができません。(→参考
それができず/知らず/面倒で、途中で挫折する方が多いようです。

   高価な補聴器よりもずっと効果的なものは何か?
   それは、百円ショップメガホン

   これを使えば、話し手は、普通の音量で、穏やかに、優しく話ができ、
   耳の遠くなった方にもちゃんと聞こえる
   (杉山孝博監修「よくわかる認知症ケア」 p44)

   また高齢になると高い音が聞こえにくくなるので、低い声で話すことも。



認知症かと思ったら、耳垢で耳が完全にふさがっているために聞こえなかった
という話を何かで読んだこともあります。(コメント欄参照)
追記:耳垢栓塞というよくある病気で、医師にしか取れないようです。

聞こえない → コミュニケーションがとれない → 孤立する
→ 脳への刺激が激減する。孤独感にも苛まれる → 脳の機能が低下する


聞こえないということは、深刻な問題なのです。

3年位前の記事にも書いたのですが、私の母は、認知症の劇的悪化と共に
60代から進行していた難聴が、治りました
他にそんな例は聞いた事もなく、理由もまったく不明です。(追記参照)

でも人間のは、まだまだ解明されていない宇宙のような所ですから、
何が(どんな凄い/素敵な事が)起こっても不思議ではないのだと思いました。

追記:耳垢についてのコメントを読み、母の耳にも真っ黒い、想像を絶する量の耳垢が
   詰まっていたのかも知れないと思いました。(見ていないので分かりませんが。)
認知症が劇的に悪化した頃、病院で耳掃除をしました。それが原因かも知れません。
しかし母は、聴力だけでなく、認知機能や身体機能の驚くべき回復も見せていますので
私は、やはり人間の持つ能力は、人の想像を超えるものだと考えています。

<関連記事>
フランス発「ユマニチュード」(認知症の介護技術)(テレビで紹介した全内容)
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便秘を治す(レビー小体型認知症の自律神経症状の1つ)完全ガイド

P1020295_2_convert_20130502193250.jpg
コモンタイム(ハーブ)
ベランダで満開。とてもとても小さな花。

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No title

補聴器の調整は医師ではなく、補聴器屋さんです。
医師には、そんな技術はありません。
眼科医が眼鏡を調整できないのと同じです。

それから、認知の障害が進むと、聴覚測定も難しくなります。
義母は、イヤホンを受け取ってもどうして良いか分からず、聞こえた音に反応してボタンを押すことも難しくなりました。
しかし、補聴器が入っていると会話ができ、電池切れだと何を言っても頷くだけで、どよんとした表情なのですぐに分かります。

困るのは、耳垢を取るのは医療行為なので、介護士や看護師もできません。
耳鼻科医に受診できれば良いのですが、車椅子のままかかれる医者は市内にいず、往診してくれる耳鼻科はいないし、耳垢取りは、やりたくてもできないのです。
以前かかった医者は下手くそで、強引に耳垢を剥がした為に、耳から血が溢れて大惨事になりました。

耳垢は多分、普通の人が想像するものとは違うのです。
直系5mm以上の黒い塊です。思わず私は医者に「これ、何ですか?」と尋ねてしまいました。とても人間の体から出た物とは思えなくて・・・それが、耳からどっさり出て来ます。ホラー映画のようですよ。

No title

kimiさん、色々な情報をありがとうございました。

本文、誤解のないように少し書き直しました。(参考リンクも追加)

私が調べたところでは、まず補聴器のわかる耳鼻科の医師を受診し、
補聴器販売店と連携を取りながら、調整するということです。

母の難聴がひどく、普通に会話ができなかった頃にも詳しく調べ
母に、「この病院に行って補聴器を作りたいと言うように」と伝えたのですが
その日の内に父が勝手に補聴器を買って来てしまいました。
母は、快適に聞こえないと言って、1度付けただけでしまい込んでしまいました。
(その後、記事に書いた通り、何もなくても普通に聞こえるようになりました。)

耳垢というのは、加齢と共に発達するんでしょうか??
母の耳垢も4年位前に、一度病院で取ってもらったことがあります。

まだ辛うじて主婦として家族の生活を支えていた頃から、
既に耳掃除は、長期間していなかったようでした。

今、思うと、パーキンソン症状もあるので(手の震えはなかった。)
細かく手を動かすことができず、自分で耳掃除ができなかったのか
と思います。

私も母に会う度に耳掃除をするのですが、『なぜこんなに溜まる?!』
と思う程、巨大な耳垢が出て来ます。

No title

ありがとうございました。
多分、軽度の難聴は、まず、医師の診断を仰いだ方が良いという観点からそう書かれているのでしょう。 耳垢を取ったら、聴こえが復活するのはよくあることみたいです。
聴こえないと、いい加減に判断して、いい加減に返事をする癖がつきます。 つまりは、他人や外部の刺激に興味を持たなくなる。 それが、認知低下にも繋がるでしょうね。 周囲の人も、何を言ってもとんちんかんな答えや、無視されたら話しかけたくなくなるし・・・

義母の場合は、障害者手帳が貰えるほどの重度の難聴です。 若い頃から補聴器がないと全く聴こえないみたい。 それでも医師にかからず、ずっと自分で適当に補聴器を買っていたみたいです。 家に古いのが10個くらいありました。 

良心的な専門の補聴器屋さんなら、医者よりもずっと上手に丁寧に1時間くらいかけて測定してくれます。 眼鏡屋さんの片手間ではダメ! 専門店に相談することです。 義母も、専門店で補聴器を作り直したら、反応が良くなり、表情も豊かになりました。 本人も「よく聴こえる」と喜んでいます。
業者は医者と違って出張してくれるので、病院にはその後行っていません。

義母の耳垢が凄いのは、鼓膜が破れているので、もしかしたら中から膿が出て来るのかもしれません。 犬の場合、耳垢が黒くなるのは耳ダニがいるせいなのですが、人間でもあるのかは分かりません。 そのような耳垢は、とても素人が取れる物ではないです。 医者も、ローションでふやかして鉗子とか専門の器具で少しずつ剥がして行くのですが、時間と手間がかかるので嫌がられます。
無理にやると皮膚まで一緒に剥がれて、外にポタポタ垂れるほどの出血をします。義母の血はバイオハザードですが、感染を心配する余裕もなかった程慌てました。

ついしん

>高齢になると高い音が聞こえにくくなるので、低い声で話すことも重要!

これは、よく書かれていますが、根拠があるか疑問です。
義母は高い声の方が明らかに反応します。
人の声は高々1000Hzくらいでしょう。 高齢者が聞こえにくくなる周波数はもっとずっと上です。

それに、低い声は不機嫌や敵意、不安感を感じさせ、高い声は陽気な気分、熱意、愛情を受け取ります。大脳の判断が衰えている認知症の方は、内容よりも気分を受け取り易いので、わざと低い声で話しかけるよりも、強くはっきりとした明るい声で話しかける方が効果的だと思います。

No title

kimiさん 更なる情報ありがとうございました。

よく聞く「低い声で話す」。
確かに不自然に低い声で話す方が、逆効果ですよね。

あまり根拠もなく広く言われていることって、結構多いですが、
1つ1つ、自分の頭でよく考えないとダメですね。

認知症医療・介護関連情報などは、
「認知症=アルツハイマー型」として書かれているものが殆どなので
レビー小体型前頭側頭型(ピック病)には、合わないものも多いです。


話変わって、百円ショップには、介護用品も色々ありますね。
先日は、じょうろの頭の部分(シャワー口)を買って、
ペットボトルに付け、介護用携帯ウォシュレットとして使える
という記事を読んで、へ〜と思いました。

こうした「技」を集めたサイトがあればいいのにと思ったのですが
皆さん、何か、介護に利用されている一品がありますか?

追記:日別収納(or ウォールポケット)は、便利ですね。
ある読者は、薬箱を食卓の上に常に置いておいて、
飲んだ後、殻包みを、元あった場所に入れるようにしているそうです。

(取り出してもその辺に置いて、飲み忘れていることもあるからです。)
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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