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熱めの足湯がレビー小体型認知症にも効果?

先月、「足湯で血流改善」という記事を書きました。

その時には、レビー小体型認知症(交感神経の働きが低下)に、足湯が良いのか悪いのか、よくわかりませんでした。

その後、熱めの足湯で効果があったという話をレビー小体型の当事者から伺いました。

「頭がもうろうとして、体がだるく辛くなった時、熱めの湯に5分位足を浸けていたら、
 頭もすっきりし、全身が、すーっと楽になった」


「42〜43度の熱めの風呂やシャワーは、交感神経の働きを高める」小林弘幸医師
(出典:全文→「自律神経バランスを整える入浴方法」)

朝の熱いシャワーでシャキッと目が覚めるのは、交感神経が働くためでした。

副交感神経優位になって覚醒できない状態になるレビー小体型にぬるい足湯は逆効果
でも熱い足湯なら交感神経の働きを高めて覚醒効果が期待できそうです。
(ただし、熱い湯は、心臓に負担がかかりますから、そばで見守っていて下さい。)


レビー小体型認知症は、以下のような様々な症状のために外出がとても大変です。
(追記:症状には大きな個人差があります。パーキンソン症状が出ない方も。)

パーキンソン症状(歩行困難。転倒多。受け身できず頭部・顔面にケガ多)
意識障害認知の変動せん妄(予期せぬ時に急に起こる。失神も)
自律神経障害 (排便のコントロールが困難、頻尿、多汗・無汗、体温や血圧の不安定、
        低気圧で体調不良になる、めまい、倦怠感、疲れやすい等、多種多様)
幻覚    (幻視の他、幻聴、幻臭、痛み・熱さ・ムズムズ感などの体感幻覚も) 
● 他

1度でも失敗したり、怖い思い、辛い思いをすると、本人も家族も怖くなってしまい
外出を控える
ようになりがちです。
家にこもり「もう、あれも無理。これもできない」と考えると気も滅入ってきます。

しかし「思い切って温泉旅行に行ってみたら、普段よりずっと体調が良く、十分楽しめた。今後、外出する勇気も出たし、自信がついたという体験談も伺っています。
楽しいこと、気持ちがいいことは、レビー小体型認知症の症状をも押さえる効果があるようです。

(それに、トラブルに居合わせた方は、私たち介護家族が思う程、『迷惑を掛けられた!』とは思っていないと思います。余程心の狭い方でない限り・・。
もし同じことが、貴方に起こっても、迷惑とは思わないですよね?)

追記:レビー小体型認知症の方で、足湯の後「だるくなって眠ってしまった」という体験談も伺いました。反応にも個人差がありそうです。体調をよく観察しながら、注意して試して下さい。一人で放置しないように気を付けて下さい。

<関連記事>
*「認知症と診断されても/進行を遅らせるために、できることはいくらでもある
*カテゴリ:「運動は認知症の進行を遅らせることが証明されている
*「アロマセラピーの脳への影響
*「認知症・パーキンソン病に鍼灸治療が効果
*「若年性レビー小体型認知症 漢方医院での漢方薬治療で改善した例
*「自律神経の乱れからくる体の不調を自分で治す(ツボ)」(私の別のブログ)

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浪花茨 (ナニワイバラ)
バラ科
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No title

しばさん、こんにちは!
血流の悪さに足湯が効くのですね!

いろいろな症状が出てきて、途方に暮れることもありますが、薬が効かなければ、別の工夫で乗り切っていく!

シャワーやお風呂も熱めが良いのですね。
これから夏にかけて、ぬるめのお湯が好まれますが、効き目があるかもしれないのなら、積極的にやってみたいです。

わが家は今年も旅行に行ったのですが、
いろいろな問題にぶつかり、めげていました。
もう、行けないかも・・・と。
それこそ、あれも無理、これも無理、の気持ちになりました。

でも、しばさんのブログで勇気が出ました。
遠出は無理でも、近場の温泉なら大丈夫かも。
飛行機が無理なら電車、電車が無理なら車。

何ごとも工夫ですね。

No title

はい。不思議なんですが、たった数度で変わるそうです。
ぬるい湯は、副交感神経の働きを上げて、リラックス効果を、
熱い湯は、交感神経をアップして、覚醒効果があるのだそうです。

(なので寝る直前に熱いお風呂に入ると、入眠を妨げるでしょうね。)

hokehoke先生のコメントで「レビー小体は、交感神経を死滅させる」
ということでしたが、いきなり全部ダメになる訳ではなく、少しづつですから
まだ残っている交感神経の働きを高めるために、軽い運動や、
熱いシャワーや足湯などは、効果があるはずです。

家で常にリラックスしてゴロゴロする(副交感神経アップ)よりは、
ちょっと緊張すること(外出、人と会う等ちょっと気を張ること等)
は、交感神経の働きを高めますから、良い効果があるのではないでしょうか?

MKさん。そうです。まだまだ大丈夫ですよ。
MKさんの行動力とガッツをもってすれば、「絶対にできないこと」なんて、ないですよ。
工夫次第で、きっとできます。
例えちょっと違う形になったとしても・・。
大丈夫ですよ。

健康な時と比べたり、”完璧”を求めると、
「もうダメだ」って思いがちですよね。私もまさにそうでした。
でも段々考え方が変わりました。

何かして、5つダメなことがあっても、5つ楽しめることがあれば
それでいいじゃないかって。
9ダメでも、1つ「良かった!」と思えることがあれば、
それで御(おん)の字じゃないかって、今は、思っています。
だってそれをしなかったら、良かった「1」もなかったんですから。

1つだけ気を付けたいのは、本人のプライドを傷つけないことだと思います。
何かあった時、一番大変で一番傷ついているのは、本人です。
一見そうは見えなかったとしても、そうだと思います。
そういう時こそ、態度や言葉に気を付けたいと思っています。

最近は、電車や街で車いす利用の方を見かけることも普通になってきましたよね。
あの方たちも、やっぱり勇気を出して外出されていらっしゃるんだろうな
と思うんです。
目には見えなくても色々な病気や障がいで、外出がしんどい方って
もの凄くたくさんいらしゃると思うんです。
だから、この世の中には、仲間がいっぱい、理解者もいっぱいいるんだと思いますよ。ね?
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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