若年性認知症 仕事を続けたい!

2014年3月8日号「週間東洋経済」の中から一部を要約。青字部分は原文通り。

この記事で紹介されたお2人、若年性レビー小体型認知症のominaeshiさんKさんその他の例)がそうであったように、若年性認知症の場合は、最初にうつ病と誤診されることが非常に多いです。

40代50代60代前半で、頭痛不眠倦怠感などの体調不良意欲や集中力の低下などがあると疑うことなくうつ病と誤診されることが多いので注意が必要です。
レビー小体型認知症の場合は、抗うつ剤悪化することも多いので特に注意が必要です。

高齢者でも中々治らない(難治性、遷延性)「うつ病の多くはレビー小体型認知症と「レビー小体型認知症の臨床」(小阪憲司・池田学著 2010年発行)P.86に書かれています。

認知症と診断された時の医師の言葉希望を失った例もとても多いです。→記事
若年性認知症で診断名を聞く時、本人の理解力思考力衰えはありません
ある意味では、末期がんの告知以上のショックを受けていることを医師の方々には、
決して忘れないでいて頂きたいです。


  < 認知症でも働く意思があれば働ける > P.50〜51

石川恵子さん(50歳)は、2012年10月に若年性アルツハイマー型認知症と診断された。
職場では、女性で唯一の主任、品質管理活動で3回の社長賞をもらう優秀な社員だった。
帰宅途中に頭の中が真っ白になる感覚を覚えるようになり2011年に受診。うつ病と診断。
薬で改善せず、1年半後に認知症と診断され直した。

その時、医師は「一生、僕が面倒をみるからね」と言った。
石川さんは、その言葉に、目が腫れるほど泣いた。

その医師にすすめられた地域包括支援センターの紹介で、高齢者施設で仕事を始めた。
話し相手が主な仕事で、日々やりがいを感じている。
時給は、750円。障害者枠で仕事に就いた。
石川さんは、話すスピードが少し遅いかなという程度で、普通に会話ができる
だからとても認知症の人には見えない


佐野光孝さん(65歳)は、2007年8月に若年性アルツハイマー型認知症と診断された。
営業マンとして働いていたが、仕事のミスが増え、上司と受診。うつ病と診断された。
上司は診断を疑った。別の病院で正しい診断をされ、を飲んで3ヶ月で効果を実感した。
佐野さんには、働き続けたいという意志があり、グループホーム運営会社やNPOの協力を得て、自宅隣にできた工房で妻と一緒に働いている。

2人とも認知症であることを隠すのをやめ、カミングアウトし、講演活動もしている。
認知症の人も、普通の人と同じように、自分の人生について「どうしたい」「こうはしたくない」という意志を持っていることを知らせるためである。
佐野さんの講演回数は70を越える。
認知症の人が、こんなに話ができるなんてありえない、という感想が多い」
(富士宮市役所職員談)。


認知症新時代:「若年性」本人の支援策探る」(2214年3月12日の毎日新聞記事全文)
若年性アルツハイマー型認知症 足立詔一さんの体験談」(読売新聞)うつ病と誤診。

<関連記事>
*「病気を打ち明けることで得られるもの」(若年性レビー小体型認知症 体験談)
*「自立支援医療障害者手帳障害者年金 申請の体験談」(若年性認知症)
*「認知症理解に役立つ動画リンク集」(若年性認知症本人の講演動画も)
*「若年性レビー小体型認知症 幻覚体験談」(他の認知症にはない苦労)
*「最初にうつ病と誤診されやすいレビー小体型認知症」(調査から)

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オオイヌノフグリ(学名Veronica persica)
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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